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無印良品のMujilabo(ムジラボ)2022AWいよいよ本格スタート!この変化は待望?退屈?変わり続けるムジラボ、そして変わらないもの【レポート】


 ムジラボ22AWシーズン、本格的にスタートです。

MUJI Labo(2022秋冬) | 無印良品


8月上旬から、一部アイテムは入荷していましたが、今週さらにアイテムが追加されました。

大きく変わったもの、そして変わらない、変わってほしくなかったあのアイテムまで解説していきます。

※今週発売アイテムを急遽加えた影響で、今回のムジラボ以外の着用アイテムの記載が間に合っておりません。
後日追記しますので、今月まだ他のコンテンツを出すためにもご理解をお願い致します。



ムジラボのシャツが変わった…スタンダードなシャツになったことで、どうなる?どうする?


 今季ムジラボでまず触れなければいけないトピック…それは、シャツが変わったこと。


洗いざらしオックスレギュラーカラー長袖シャツ

洗いざらしオックスレギュラーカラー長袖シャツ 黒


ムジラボのシャツは、これまでもずっと変わり続けており、全く同じ仕様で出たことのほうが珍しいくらいです。

でも、今回はちょっと違う…。

本当に「普通」になったのです。

これまでムジラボは、シャツをアウター風の作りにしたり、ボタンをスナップボタンにしたり、手を入れられるスラッシュポケットを付けたり(あるいは着丈が極端に短い時期もありました…)。

普通とはちょっと違うシャツを出し続けてきました。


今季はもう普通。

前期から、その予兆はあったものの、今季はボタンもスナップボタンでは無くなり、スラッシュポケットも無くなりました。


唯一残ったのが、エリ裏のハンガーループ。

通常はエリの内側に備え付けられていますが、ムジラボでは外側に。

これだけが、ムジラボの象徴として残ることになりました。


もちろんユニクロ・無印良品の通常ラインからすると、大きめの作り、というのはあるにせよ。


うーん、至って普通のカジュアルシャツに。

しかも現行のサイズトレンドを抑えた、王道的なシャツになりました。

個人的には、待望。

ここが、こうだったら…みたいな、その特異性故にムジラボの持つポテンシャルを活かしきれていないという思いがありましたから。


ムジラボ的な野心としては、新しいシャツの形を作りたかった、そしてそのチャレンジに挫折した側面は確かにあるでしょう。


でもファッションは、トレンドに大いに左右されるところがありますから。

今はとにかく変に弄ったデザインが嫌われる時代で、新しいデザインなどは出て来づらいフェーズですから。

ビッグシルエットトレンドがもたらした変化からも時間が経過し、今は退屈な時代、と感じる人もいるかもしれません。

でもこの形に落ち着いたのもまた、ムジラボの実験の結果として受け止めて良いのではないかなと。

それにオーソドックスなアイテムと、実験的なアイテムが共存しても良いはずですし、今後はそんな形態になっていくのではないでしょうか。



さて、シャツの形はほぼ文句無くなったので、後は生地と色。

今季シャツ第一弾は、洗いざらしオックスということで、非常にオーソドックスな素材で、白・黒という潔いカラー展開でした。

洗いざらしオックスレギュラーカラー長袖シャツ オフ白

これも全然悪く無かったですし、黒シャツ欲しかった人にはオススメです。


黒シャツは、淡い色味のパンツを最大限活かしてくれますから、淡い色のパンツを買ったり、着たい場合は持っておいて損のないアイテムです。

同じ価格帯で、同等の黒シャツを探そうと思うと結構難しいと思うので。

ただ、おそらくは長袖シャツを着たくなるであろう、9月までにまたムジラボから新規にシャツが出るでしょう。

第一弾のオックスフォードシャツは、まだまだ夏の気候が残る時期にはシンドいです…。
とてもすぐ着れたものじゃない。


ムジラボは月ごとにアイテムテーマ制を取ってはいます。

例えば8月のテーマは「シャツ」ですが、8月にシャツしか出さないわけではなく、他のアイテムも出ます。

同様に、9月以降もシャツが出たりします。

シャツに関しては例年、何ヶ月かに渡って何アイテムもリリースされるので、自分の気に入った生地・色のものが出るまで待つのが良いでしょう。


特に22SS、春夏シーズンにおいて出来の良かったライトオンスデニム生地のものがこのオーソドックスな形で出てくれたらヤバいな…と思いますし。


ライトオンスデニムシャツジャケット(22年1月発売)

と思ったら、早速追加で同型・新生地・新カラーのシャツが来たので、後ほど解説しますね。


新しくなったシャツのサイズ感

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