あまりに短過ぎる秋…秋コートは8000円無印良品も十分アリでは!?この秋一番のコスパセットアップも紹介!
もはや純粋な秋と呼べる季節が本当に短くなってしまいましたね…。
関東地方は先々週までは最高気温が30度くらい、夏と言って良いくらいの気温感だったのですが。
そこから一気に最高気温20度くらいの、アウターが無いと肌寒いような日々がやってきてしまいました。
中間が無かったんですよね…。
そんなわけで今すぐ着れるわけではないけれど、秋モノをすっ飛ばして冬の重衣料に目が行っている人も多いのではないかなと思います。
なかなか、今まさに着たい、少し軽いコートなどには目が行かなくなってきているのかなと。
例年の傾向からすると、ここから12月くらいまで、しつこい暑さが残るような時期がだらだら続くので、何か欲しいな…と思いつつ。
あまりそこにお金は掛けたくない…というのはよく分かるところです。
アンダー1万円くらいだと、ユニクロUのステンカラーコートも、ビジネス兼用なども考えるとコストパフォーマンスに優れているのですが、ちょっとつまらないかな…と。
ユニクロUも「どうせ+Jがこのあと来るんだろうな…」という辛い立ち位置に立たされているけれど頑張ってはくれています。
ただ宣伝している人も多い割には、当初の予想通り大幅な値下げ(12900円→7990円)まで行ってしまっているのは、どこかで「つまらないな…」と皆感じているからなんでしょうね。
ユニクロならこれくらいやって当たり前だよね、というハードルの上がり方をしている気もしますけどね。
デザインやシルエットにはちょっと面白みありましたが、生地感、色味などは保守的で。
今まさに、このくらいの季節感・軽さのあるコートを持っていないなら良いかも…とも思うのですが。
ただやっぱり「ユニクロなら、こんなものじゃない?」みたいなクオリティだと、わざわざ買いたくないと思うし、オススメまでは出来ません。
同じ値段なら、10月中旬に発売されたばかりの、無印良品の撥水トレンチコートがかなり面白いのです。
これは無印良品で最近展開されている「男女兼用」シリーズのアイテム。
ムジラボからフィードバックを受けたようなこのシリーズ。
サイズ展開はムジラボのトップス・アウター類と同様にXXS-XS/S-M/L-XLの3サイズ展開。
これは、MUJI wear vol.3の表紙を飾ったアイテム。
、
良い色味のコートだな…と思いつつも、MUJI wear掲載段階では、レディースラインなのか、それとも男女兼用ラインなのかまでは分からないので。
男女兼用ラインだと良いな…と思っていたのですが、そうなってくれました。
ユニクロとか無印良品って、たまにレディースで良いなぁと思えるアイテムがあったりしますよね。
そんなとき、あーレディースは恵まれている!とか勝手に思うのですが、そういうアイテムが男性でも気兼ねなく着れる男女兼用シリーズは良いと思いますね。
まあレディースを使う、っていうのもアリっちゃアリなのですが、どこかで無理が出るし、何より多くの男性にはハードルが高いですよね。
このコートは、トレンド感のある大判コート。
ダブルブレステッド、ボタンが両側に並んだ、いわゆる「ダブル」のコートで、身幅もゆったりとした、ワイドなコートです。
名称にトレンチコートとはありますが、トレンチコートの特徴的なディテールであるエポレット(ショルダーストラップ)、ガンパッチ、そしてベルトなどはありません。
かなりシンプルにまとめられています。
これ商品名は「撥水トレンチコート」とシンプルですが、商品タグを見ると「撥水ワイドトレンチコート」とあって、「ワイド」の部分が消されているという。
何があった?という感じですが、ワイドって付けるとビビられて売れないから?などと邪推してしまいました。
このワイドさが良いのに。
今回8000円ということもあって、思い切ってL-XLにサイズアップ。
そうすると、かなり身体が大きい人を除いて、この値段らしからぬ、ビッグシルエットコートとして着れると思います。
ソデが、男女兼用であることも意識してか、そこまで長過ぎないので。
意外とスンナリ着れてしまいます。
大袈裟になるのは嫌、という場合は、サイズS-Mの方でも十分ゆったり感持って着れますよ。
このアイテムのウリは、デカイこと…もあるのですが、何と言っても色ですね。
グレイッシュブラウンと表記されたカラーは、茶色みはほとんど無く、グレイッシュオリーブと表現したほうが正しいようなカラー。
どちらにせよグレー掛かったニュアンス感のあるカラーは、それだけで洒落感があります。
MUJI wear vol.3の表紙は嘘ではなかったですね。
大体こういうのって、光の当たり方による、その時だけのものだったりするのですが、写真詐欺ではなかった。
生地感も薄手ながらも非常に滑らかで…この色も相まって、決して安っぽ過ぎる感じには見せないんですよ。
ソデ裏もしっかり滑らかなポリエステルで裏地が付いているし、それ以外、ボディの全面にもコットンの裏地が付いています。
エポレットなどトレンチコートらしいディテールはオミット(省略)されているものの、太いソデ先を留めるストラップはあったりと、ツボは抑えていますし。
まさに今、秋と冬を繋ぐような時期のコートとしては凄く良い選択肢になってくれると思います。
これ8000円なら十分アリじゃないかな?
強いて言えば、春シーズンに出てくれていれば、満点でしたけどね。
まあそれは仕方ない。
あまりこの手のコートに分厚いニットを差し挟むのは、「薄いものを内側に、厚いものを外側に」というレイヤードの原則からするとオススメ出来ません。
薄手のタートルネックなどを入れてどこまで…という感じですが、ウールニットを差し挟めば十分本格的な冬到来までは活躍できるでしょう。
こうしたダブルブレステッドのコートは、胸元がポッカリ開くので、タートルネック等ハイネックのインナーと得に相性良いですよ。
今年はそうしたインナー用のニットも力を入れて紹介しようと思っております。
ちなみに、3色展開のうちの1色、スモーキーグリーンという色も濃いオリーブでなかなか良い色味ですよ。
どこらへんがスモーキーなのかはちょっと分からないですが、より重厚感のある濃い色味が良い、という場合はそちらの方が良いでしょう。
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