COMOLI新作レポート＆待ちに待った最高のマウンテンパーカ来ました！

　本日は溜まっている新作レポートをしていきたいと思います。

まずは人気ドメスティックブランドCOMOLIの新作+αのアイテム達です。

現在COMOLIは入荷から1週間置いてからオンライン通販解禁、がルールになりました。

COMOLI（コモリ）　取扱オンラインショップ一覧 - ナルシストで何が悪い？

今回新規入荷のアイテムは、分納分の新型コモリシャツを除き、10月15日にオンライン通販が解禁される予定となっています。

今回はかなり大量の入荷となるため、解禁を前に一部アイテムのレポートとなります。

またCOMOLIではありませんが、待ちに待ったマウンテンパーカ、遂に来ました。

こちらもレポートしていきます！

COMOLI新作レポート

新型コモリシャツ（分納分）

　

　今回のCOMOLIデリバリーでは、まずは何と言ってもこの話題。

ブランドを代表するアイテム、「コモリシャツ」の分納分が入荷しました。

今回入荷したのは「新型コモリシャツ」です。

コモリシャツは21AWシーズンは従来型（旧型）コモリシャツと、新型コモリシャツの両方が登場。

従来型は今季をもって終了し、今後は新型一本に統一されるという、新旧交代のシーズンとなりました。

ここで新旧の違いを振り返りましょう。

従来型（旧型）コモリシャツ

新型コモリシャツ

従来型コモリシャツは今季を持って終了となり、今後は新型コモリシャツ一本となります。

従来型と新型コモリシャツの違いは、シルエットのみ。

生地やディテールなどは同じです。

新型コモリシャツの形自体は既にCOMOLIでは他のシャツで使われていました。

今回、生地が同じ正真正銘の新型コモリシャツとしてリリース。

新型は、身幅・肩幅は旧型よりも大きく、着丈はより短く…というはずだったのですが、実は今回この生地においては着丈は同じになっています。

一番大きく異なるのが、アームホールと呼ばれる部分。

ボディとソデを繋ぐ穴のことですが、ここが広がり、ソデがよりゆったりとしました。

現在トップスの印象を左右するのが、ソデの太さ。

ここで生地の余りが生じることで、グッとニュアンスを出せるようになりました。

と言ってもただ全体的にソデを太くしたわけではなく、ソデの先、カフスの大きさはほぼ同じ。

二の腕あたりがグッと太くなっており、ソデ先は細くなっているので。

生地のたっぷり感はありながら、持て余す感じはあまりありません。

腕を広げると垂れ落ちた生地は、袖を落とすとスッと落ちてしまいますが、腕を動かす度に表情を見せてくれます。

元々、かなり大きめのシャツを丁寧、に現代的に再調整したような繊細さがウリのコモリシャツ。

肩を大袈裟にドロップショルダーにしたり、ソデを極端に太くしたり、これ見よがしなところがシルエット的には無かったのです。

ただ、特徴がなく、「普通」であるということには慣れが生じてしまうもので…。

すっごく良いバランス、と思うと同時に、物足りなさも感じるような。

2年前は発売後即完売、となっていたコモリシャツも、最近は残ることが多くなり、いつでも手に入るアイテムになっていました。

「普通」は、すぐ真似されてしまいますしね。

シルエット的には、コモリシャツに近いものが他から出てきたりしていました。

今回のシルエット変更、特にソデによる印象の変化は、また再びコモリシャツを特別なものにしました。

近年、シャツはインナーではなくアウター、という風潮がより強くなっています。

これはチェックシャツのように、いかにもカジュアル、というシャツだけの話ではありません。

いわゆるドレスシャツも一枚で着るのが当たり前になってきました。

今回の新型コモリシャツもまた、シャツはアウター、という色彩を強めたのではないかなと思います。

ところで、コモリシャツの最大のウリは実はエリなのですが、ここは変わっていません。

エリはシャツの顔。

ひときわ小さくて、台襟までステッチが施された繊細なエリ。

このコモリシャツ独特のエリは、その繊細さ故になかなか真似されないですね。

新型コモリシャツのカラー展開は、従来型と同様にホワイト、サックス、ネイビーの3色。

その期だけの特別なシーズンカラーはありません。

コモリシャツは19SSシーズンを最後に、シーズンカラーを出さなくなりました。

その代わり、新型コモリシャツの形でスペシャルな生地を使ったアイテムが出される、そんな形に今はなっています。

コモリシャツはレギュラーアイテムという位置づけなのです。

現行の3色であれば、どれも良いのですが、1色オススメするとしたら断然ネイビー。

コモリと言えばネイビー、ですから、色出しのこだわりも半端じゃない。

光の当たり方、昼と夜では印象が違う、そんな繊細なネイビーです。

黒のパンツと合わせても、一体化せずにしっかり色差が付き、なおかつ青みもそんなに主張し過ぎない丁度良い塩梅。

細番手でシワすら繊細に付くこの生地にもマッチしていますし。

またボタンがね、ネイビーに合わせてブラウンのものが使われているのですが、これがひときわ品と高級感あって良いのですよ。

何より白やサックスと違って気恥ずかしさが全く無いというのも良いですね。

ついついこればかり着てしまう…そんなシャツになること間違いなしです。

21AW初回の入荷分は即完売となりましたが、分納分が先週入ってきて、既に販売開始していますよ。