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シャツから始める春の一歩!高級感、洒落感、汎用性…それぞれのトップアイテムを紹介します!シャツ特集セレクトショップオリジナル編!【フィーチャー】

 2月ラストは、シャツ特集!

まだはえーだろ?と思われるかもしれませんが、良いシャツがどんどんリリースされているのです。

今回はセレクトショップオリジナルを中心とするいわゆる中間価格帯(約1万円〜2万円以下まで)からアイテムを紹介します。

前回のパンツ・ボトムス特集では、現状なかなかパンツの価格とクオリティーバランスが厳しい旨を述べましたが、シャツとなるとかなり事情が一変。

1万円台でも、さらに上のカテゴリーと十分戦えるアイテムが色々あるのです。

セレクトショップオリジナルシャツとしてエポックメイキングなアイテムとなったのが、セレクトショップ417EDIFICEのLE JAPONシリーズ、「Akita レギュラーカラーシャツ」。

「高級感」というテーマで探すなら、同価格帯では頭抜けたアイテムです。

417EDIFICE 【LE JAPON】 Akita レギュラーカラーシャツ

【LE JAPON】 Akita レギュラーシャツ

LE JAPONは、正式名称LE JAPON ATELIER。

「日本の技術、工芸、文化等、様々な視点で417EDIFICEが考えるMADE IN JAPANカテゴリ。シャツアイテムは、有数のドメスティックブランドを手掛ける日本を代表するドレスシャツ縫製工場が手掛けています。」

という説明でしたが、その正体はGraphpaperグラフペーパーなどがシャツの製作を依頼している秋田の工場。それで名前にも「Akita」が冠されています。制作依頼から製品化まで丸2年以上掛かったとか…。

そうした背景知識が無くとも、一目でこれは素晴らしいと思える出来でした。

この価格とは思えないと言うか、ちょっとレベルが違うんですよね…。生地の滑らかさから、袖を通した時のシルエットの出方など、段違い。


袖を通した瞬間に、あーこれは違う…と分かる、そういう出来です。

近年、カジュアルシーンにおいては、トーマスメイソンをはじめとする高級なシャツ生地を用いて、ゆったりとした作り、それでいて細部はドレスシャツの基準で詰める…という押し出し方で良いシャツを定義してきました。
そこに、中間価格帯がなかなか真似出来ない特別感を見出してきたのですが…。

それがこの価格(税込14300円)まで落ちてきてしまった…と。


生地や芯材、副資材などの素材も工場側が用意したものを使用しているそうで。カフスなども、高級シャツのそれ…。

生地やシルエットだけではなく、細部の作りもしっかり拘っています。

もちろんこのシャツが、より高い価格帯のシャツを淘汰する、なんてことは無いですが、それでもコレを知らずに今のシャツを語るのはちょっと違うかな…。

3万円以上のシャツを紹介する前に、こういうのもありますよ…と提案出来ないと。

気をつけたいのは、一見ドレスシャツをカジュアル仕様にした「普通のシャツ」っぽいのですが、シルエット的にはかなり「攻めている」ところ。


前と後とで、着丈差がかなりガッツリ取られていて、前は普通の着丈ですが、後ろはかなり長い、という仕様になっています。

身幅もかなりあるのも含めて、かなり「ふわっとした」シルエットになります。

カーゴパンツなど太めのパンツと合わせせて大きめサイズをガバッと着る感じを想定していて、シルエットでデザイン性を表現しているので。
細身のパンツと合わせてしまうと、スタイルがよほど良い人を除いて、アンバランスに感じさせてしまうかもしれません。

こういうシャツを作る時、中間価格帯のセレクトショップオリジナルは「控えめ」なシルエットに留めてしまい、それが「つまらない」という評価と表裏一体になってしまうことも多々あります。

こういうシルエットじゃイヤだなあ…と、せっかく全てのクオリティーが段違いなのにここで断念する要因になってしまうこともあると思うし、そういう意味では最大公約数的なデザインでは決して無いのですが。
まあこれも「ブランドっぽい」のかなと。

またソデ丈がかなり長い。
これもまた、「そういうもの」かもしれません。

ブランドのようにデザイナーの意図を正確に伝えてくれるような術が無いのですが。
おそらくはサイズごとに生まれるルーズ感の機微の違いを腕が長い人にも味わって欲しいのではないかなと。
普通の腕の長さの人にはソデを捲ってもらって。

厳密に170cm以下だからSサイズ、みたいなソデ丈基準でサイズを選ぶのではなく、どれくらいルーズ感が欲しいかで選ぶ方が良いかなと。

「普通のセレクトショップオリジナルシャツ」とはまるで違うサイズ感ですから、出来れば試着して欲しいところです。

昨秋の初登場時には白とサックスのみのカラー展開で、サックスがあっという間に完売してしまったのですが、今季はカラーや柄を増やして全5色で再登場。
在庫もガッツリあります。

私のオススメは、まずはこのシャツの高級感を最も味わいやすい無地サックス(サックスブルー表記)ですが、サックスストライプ柄(サックスブルー B表記)もトーマスメイソン感があって良かったです。

417EDIFICE 【LE JAPON】 Akita レギュラーカラーシャツ

【LE JAPON】 Akita レギュラーシャツ

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