ショルダーバッグ、バックパック、そして新たなる「小さいカバン」の傑作…「本当に使いやすい」バッグ特集!【フィーチャー】
今回はバッグ特集!なのですが、ちょっといつもとは趣向を変えて、私が数年使っているものなど本当に使いやすい!と感じるものを中心に記事にしてみました。
また各バッグジャンルの傑作候補が登場したこともあって、かなり精度の高いアイテムの紹介が出来ています!
本日は新作アイテムのレポートも別に配信していますので、そちらもぜひチェックしてください
使って5年目のエンダースキーマのショルダーバッグ、ショルダーバッグ・トートバッグ欲しいなら間違いない逸品
まあ本当こういう活動していると、カバンに関しても色々買って、色々使うわけですが、やっぱり全部が全部使い切れるわけでもなく。
めちゃくちゃヘビーユースするものと、そうではないものに分かれていくんですね。
もちろんライフスタイルや好みによって使うカバンって大きく変わってきますし、用途によっても変わってくるので(例えば私はジムに行く時のバッグとしてはユニクロUのバケットバッグ・ラージをヘビロテしていますし)、
「あらゆる生活様式において、これこそが一番使いやすいバッグだ!」というものは無いと思うのです。
だから、こういうシチュエーションやライフスタイルならこういうモノが良いよ!という紹介の仕方をしていきますね。
荷物が決して少なくは無い、かと言ってバックパックを背負う程でもない…のであれば、ショルダーバッグ及びトートバッグ系がまずは選択肢になってきます。
ショルダーバッグ及びトートバッグ系なら、コレが一番じゃないの?というアイテムが、Hender Schemeの《エンダースキーマ》の「one side belt bag」です。
Hender Scheme one side belt bag
私はこれが初登場した19年1月に購入したので、かれこれ4年半の付き合いになります。
もう5年目になるのですね…。
バッグってレザーであればそうそうボロボロ感は出ないですし、無茶な使い方をしなければある程度の年月を共にできますよね。
このアイテムの最大の特徴は、トートバッグを基本にした形で、ストラップがショルダーバッグのように太いもの一本だけ、というところ。
トートバッグ私もこれまで色々使ってきたのですが、ある程度大きさのあるものは肩に掛けたい。
でもトートバッグのストラップって、肩に掛けることをメインには考えられていないので、肩を通しづらかったり。
またストラップが細いと、シャツなど生地が薄いものには食い込んでしまって格好悪かったり、跡が残ったりと、良いことが無いのです。
その点これはストラップが太いので、食い込む心配無し。
洋服に悪影響を与えません。
これかなり大きく推したいポイントです。
ストラップそのものがデザインの根幹を成している、というところもありますよね。
このバッグは「ある程度容量が欲しくて、なおかつバックパックはちょっと背負いたく無いなあ…」という人にはコレ本当オススメ。
ノートPCも13インチ程度なら余裕で入りますし(別途ケース必要)。
15インチでも余裕を持って入りますが、軽量なものの方が良いでしょう。
私はマイクロソフトのサーフェスプロ、アップルのマックブックエアーを持ち運んでいましたが、それくらいの重量ならレザーが変形してしまうということはありません。
あまり持ち運びを想定していない重量のノートPCや重いケースなどだと保証は出来ませんが。
バッグの中は簡易的で、小さな収納ケース1つと、入り口を留めるスナップボタンのみという設計。
その分自由は効きます。
一泊くらいならこれで旅行も出来てしまうかも。
これは発売当時税込41040円(本体38000円に消費税8%、そうか8%時代なのか…)で、現在税込42,900円(本来39000円に消費税10%)と、ほとんど値上げしていないんですよ。
当時からコストは跳ね上がっているはずで、これは嬉しいですよね。
今それくらいの時期から比べると販売価格が何割も上がっているブランドも珍しくないので。
エンダースキーマって、韓国など海外で買ったらかなり高いんですよ。
日本では良心的なのです。
あんまり値上げ=悪、みたいなことは言いたく無いですし、ブランドが存続してくれるなら、無理せず値上げをしてくれたの方が色々健全だよね、とも思うのですが。
やっぱりどうしてもこういう人様に何かを紹介するときは、アピールポイントになってしまうんですよね…。
こう言ってはなんですが、エンダースキーマって革質を云々するブランド無いと思うのですが、シボ感のあるこの革質は高級感を演出しやすいですし、十分質を伴っていると思いますし(同ブランドは安っぽいレザーは本当安っぽいので)。
エンダースキーマって最近の新作は普通にもっと高価なので、既存アイテムはあまり値上げしたくないのかな…?なんてことも感じるので、そういう意味でも値頃感ありますよ。
最後にこのバッグのデメリットとしては、この一本の太いショルダーストラップにクセがあると言うか、特異に感じてしまう人がいることと、「マチ」がほぼ無いこと。
マチとは、バッグの奥行きのことで、これがある程度あると床に置いても自立します。
このマチが無いので、自立せず、ちょっと置く時に気を使うかな。
床には置きづらいですし、壁に立てかけたり、椅子に平べったく置いたりといった必要が出てきます。
保管時もそんな感じか、バッグ掛けにかける必要がありますね。
Hender Scheme one side belt bag
オススメの用途・ライフスタイル ある程度荷物を持ち運びたい、ノートPCも入るくらいの容量が欲しい人、でもバックパックを背負うのはちょっと…という人
特徴である太くて一本だけのストラップは、洋服に食い込んだりといった悪影響を与えない
多めに荷物を持ちたいけれどファッション性は損ないたくない人向け
デメリット マチがほぼ無いので自立しない
ちなみにこれ、一回り以上小さいバージョンもあるのですが、この大きさだとちょっとバッグ本体とベルトのバランスがチグハグしてしまい、見栄え的にどうかな?と思うのでこちらはオススメしません。
紙袋のあの利便性をバッグに…とにかく気軽に、ヒョイっと持てる休日専用バッグ
エンダースキーマのバッグでもう一つオススメなのが、「paper bag」です。
Hender Scheme paper bag big
その名の通り、紙袋をモチーフにしたバッグ。
これまで数多のファッションブランドが紙袋をモチーフにしてきました。
手頃な大きさの紙袋って、本当重宝するんですよね。
流石にメインで使っている人はあまり居ないと思いますが、メインのバッグのちょっとしたサブ的な存在として、お店でもらった紙袋を使っている人結構いますよね。
その使いやすさを、そのままバッグにしてしまえば良いじゃない?という発想を元にこれまでも色々なアイテムが作られましたが、最も完成度が高いのがコレかなと。
無理に紙袋そのものには寄せず、紙袋の利便性を作り出している、ありそうで無かったサイズ感のトートバッグに仕上げたところがポイントです。
見た目はしっかりレザートート、それでいて使いやすさは小さめ紙袋のそれ。
発売当初は人気過ぎて即完売してしまい、次の入荷を待たなければならなかったほど。
気負わず、ヒョイっと持てる。
これがすごく重要なんですよね。
本当男性ってカバンを持つのをとにかく嫌がる生き物で(私もよく分かりますが)、ちょっとの荷物ならパンツのポケットに入れてカバン無しで出かけがち。
結果ポケットがパンパンになっていたり…。
いや休日くらいカバンなんて持たずに出掛けたいんだよ…という男性のオススメなのがこういう小さいカバンなのです。
そういうジャンルでは既にサコッシュやボディバッグがありますが、もう少し大人っぽく見せられるのも魅力。
ボディバッグ苦手、という男性も結構居ますしね(ボディバッグがオタクファッションのように印象付けられていた期間の記憶がある、一定の年代以上の方は特に)。
こちらはBigとSmallで大きさの違う2種類ありますが、個人的には男性の場合はBigの方がやや使いやすいかな?と。
Bigなら、折りたたみ傘・日傘やペットボトルもすっぽり入ったり、何かと「事足りる」大きさなのです。
変な言い方ですが、Bigの方でも十分小さいので、小さいカバンとしての機能性は持ち合わせていますし。
この通常のトートバッグより一回り以上小さい大きさというのが、絶妙だったんですよね。
もちろんsmallも休日のお出掛けに必要十分な容量は確保されているので、折りたたみ傘やペットボトルを恒常的に持ち歩きたい、などでなければこちらでも良いでしょう。
Hender Scheme paper bag small
こちらのsmallは、セレクトショップでもらえる一番小さい紙袋とほぼ同じ大きさ。
ペットボトルや折りたたみ傘もすっぽり入るのですが、ちょっと入り口から覗いてしまう、というサイズ感です。
どちらのサイズだとしても、このpaper bagの特徴はしっかりマチがあること。
マチというのは、先ほどワンサイドショルダーバッグにも出てきましたが、バッグの奥行きのことですね。
これにより見た目以上に収納量が確保されるのはもちろん、しっかり自立するので(ただし中に荷物入れてください、入れないと自立しません)、置き方に悩みません。
デメリットとしては、この手のトートバッグ全般に言えることではあるのですが、肩に掛ける持ち方は出来ません。
男性はバッグを肩掛けしたい人が多く、どうも手だけで持ち続けるのが苦手…格好が付かない、という人が居るので。
まあ慣れなのですが、そこがどうかなとは思います。
あとはカラーリングによっては可愛らしさも出てきてしまうので、そこが気になる場合は持ち手まで黒一色のブラックがオススメですね。
Hender Scheme paper bag big
オススメの用途・ライフスタイル 休日最低限の荷物(スマホ、財布、コスメ、折りたたみ傘)を持ち歩きたい、とにかく気軽さが欲しい!という場合
マチがしっかりあり、見た目以上に収納量があるし、自立もする
デメリット 肩掛けが出来ない、カラーによっては可愛らしい感じが出てしまう
新規参入、値上げ…戦国時代になったバックパックの今
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