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夏を意識したパンツ特集、あの白オーバーパンツ待望の復活!夏のスタイリングを簡単に垢抜けするなら白ボトムスです!究極のナイロンパンツ!?も紹介【フィーチャー】

 もう毎月やっても良いよね、パンツ・ボトムス特集。
気持ち的には毎月、現実としては2ヶ月に一回くらいは…という心持ちでやっています。

まだまだ春を感じていたいのに、もう夏を意識せざるを得なくなってしまった…。
ここから長い長い、過酷な夏が来ます。

「夏はファッションなんてどうでも良いわ」と半ば投げやりなスタンスでいると一年の半分を棒に振りかねません。

とは言え、何も我慢して長袖を着ようとか、そういう提案がしたいわけではありません。
お洒落は我慢、なんて時代はとっくに昔に終わりました。

無理なく、少しの変化、工夫で差別化、垢抜けしていこうと。

そして、ここから先最重要アイテムとなるのがパンツ・ボトムスです。

ここから先はどんどんトップスが軽くなり、相対的にボトムスの重要性が高まります。
これは高いデニムを買え、とかそういう話ではなく、ボトムスを主役、メインに据えた考え方をすると一気に夏のファッションが楽しくなるんですよね。

前回のパンツ特集と合わせ読むことでかなりパンツボトムスに関して選択肢を持って選んで頂けるのではないか?と思っています。


※今回本来はハーフパンツまでお伝えしたいことがあったのですが流石に時間切れとなってしまい、また別途記事を作成します。

ありがちカラーバランスを反転!「上白・下黒」を「上黒・下白」にするだけでここまで垢抜ける!

 
 夏に激増するのが、白無地Tシャツに黒ボトムスという組み合わせ。

これは2010年代の第一次ノームコアトレンド…というよりは、「潔癖なまでのシンプル追求トレンド」から顕著になりました。

白無地Tシャツから逆算すると、ボトムスは黒になりがちだよね、という。

これが悪いわけでは決して無いのですが、非常に数が多く差別化は困難です。
それこそ着ている人本人の素養の問題になりがち…。

「イケメンはデニムに白Tで良いんだよ」っていう昔からあるアレの現代版ね。
 
ただ白黒モノトーンはやっぱり簡単、ラクなんですよ…。

そこで、「上白・下黒」を反転させて、「上黒・下白」にすると、一気に差別化、垢抜けられます。

参考 JOURNAL STANDARD 23SS  P/TRO オーバーパンツ




もちろん何も目新しいところはないのですが、黒Tや黒シャツが一気に映えるんですよね。
上黒・下黒だと全身真っ黒になってしまうしね。

これ別に全身黒、あるいはそれに近いカラーバランスがダメというわけではなくて、あくまでバリエーション的な発想です。

全身黒、あるいはそれに準じたコーディネートも格好良い、ただそれだけだといつも同じバランスになってしまいがちではある…

白ボトムスはオリーブ、カーキ、ブラウンといったトップスとも相性が良いですよ。
もちろん安定感、安心感があるのは圧倒的に黒ボトムスなのですが、白ボトムス一度取り入れるとずっと穿いている人もいます。

白ボトムスの選び方としては、今のトレンドだと絶対的に太め。
まだジャスト気味の白だと、盛大にスベる可能性が高いです。

そして形としてはワイドスラックス型もオススメですが、オーバーパンツ型もオススメです。

JOURNAL STANDARD P/TRO オーバーパンツ(24SS版)

P/TRO オーバーパンツ


着用画像は23SS版です

今ワイドパンツのトレンドは継続されていますが、いたずらに太さを競う傾向はひと段落してきました。
極太シルエットも、それ自体が目的ではなく、あくまでも何か表現したいスタイルの手段となり。
素材や色も考慮した上で、それぞれの型に適切な太さを意識してパンツ・ボトムスが作られるようになっています。

形としてはカーゴパンツがまた復権したり、ミリタリー由来のオーバーパンツやスノーパンツと呼ばれる、太さに加えて何らかのディテール、ニュアンスを持ったパンツが人気です。

ジャーナルスタンダードは今季オーバーパンツに力を入れていて、極太のワイドパンツをグッとドローストリングで締めて穿く、さらにスソ先もキュッと絞れる仕様にしたアイテムを相次いで発売しています。

シルエットはもうガッツリと太め。

それをスソ先に仕込んであるスピンドル、別名コードストッパーでグッと絞って穿けます。


スピンドルを絞ればリブパンツのような雰囲気に。

この「スピンドル」が一種トレンドワードとなっているくらい、今スピンドルを仕込んだトップス、ボトムス今めちゃくちゃ多いです。

ビッグシルエットはそろそろ終わる、終わると言われつつ、なかなかゆったりしたシルエット自体はトレンドが変わらない中で、変化をつけるとしたらスピンドルでギュッとスソを絞って、中心が膨らんだシルエットを作る。

このいわば「スピンドルライン」が、トレンドっぽさを醸し出しますし、何よりパンツの場合は「スソの処理」がラク。

スソの処理をどうするか?と言うのはパンツを語る上でついて回るテーマ。

革靴とスニーカー、スニーカーでもボリュームの有無によって、スソのクッションがだらしなく見えたり…。

でもスピンドルが付いていれば、スソをギュッと絞れるので、スソのもたつきはある程度解消されてしまいます。
合わせる靴によってスソ上げをするなんてことも不要。

ビッグシルエットが流行ったのは、通販で服を買うのが当たり前になって、サイズにある程度融通が効くから、なんて話がありますが、裾上げって今本当に面倒くさがられるんですよ。

スソを絞る、結ぶ形式は色々あるのですが、スピンドルはワンタッチで緩める・絞るが出来るので脱ぎ穿きはスピーディーに出来て、その点は便利です。

もちろんモデルによりますが、ニューバランスや、最近大人気のSalomon: サロモンなどと合わせる際に普通のパンツよりもこうしたスピンドル付きのパンツの方がより映えます。

シルエットは、本当に太めなので、小さいサイズから試して欲しいくらい。
スソを絞ればどうにでもなってしまうのですが、それでも持て余すようなところまで行ってしまうと結局穿かなくなってしまうので。

ここらへんは「オーバーパンツの流儀」に慣れているか否かでだいぶ変わってくると思います。
店員さんなどは慣れているので、SとMで迷ったらMを勧めてくるでしょうし。

またこのパンツ、ウエストはドローコード、紐でギュッと絞って穿くタイプ。
太めの紐なのでしっかり結べますが、最近この手のパンツでは標準的なウエストのゴムを仕込んでいないので、ゴムによるアシストがありません。
そこらへんで穿きづらさを感じるおそれはあります。

素材はポリエステル100%で、無地はサラッとしつつあまりトゥルトゥルし過ぎていないタイプの生地。

カラーのイチオシは、ナチュラル。
サイトによってはアイボリー表記だったりするのですが、白と考えてもらって良いです。

もちろん真っ白ではなく、少し自然な色味にズラしています。

ちゃんと白には見えるけど、気恥ずかしくなるような白ではありません。

昨年白紹介したらかなり速く無くなってしまうので、今年もあってくれて良かった。
昨年より1000円くらい値段が上がってしまいましたが、これは昨今の情勢からすると仕方ないでしょうね。

JOURNAL STANDARD P/TRO オーバーパンツ(24SS版)

P/TRO オーバーパンツ

ZOZO     ベイクルーズストア    ヤフーショッピング    楽天

ちなみにこのオーバーパンツ型で無地でもう少しベーシックなカラー、ブラックやグレーなどが欲しい場合は、この後発売される「ウーリーノライト オーバーパンツ」がオススメです。


JOURNAL STANDARD ウーリーノライト オーバーパンツ

ウーリーノライト オーバーパンツ

(昨年までの商品名は「WOOLINO ライトオーバーパンツ」)

こちらは昨年からお値段据え置き。

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