今季の勝負ニットを探せ!ニット特集前編!BATONER、ATON、NAHYAT…ずっとワードローブに残る珠玉のニット達を厳選!【フィーチャー】
冬のインナーは色々あるけれど、私のファーストチョイスはいつもウールのニット。
チクチクする…手入れが大変(クリーニングや防虫など)…等等ウールニットは何かと面倒なところもあり。
そんな理由からスウェット派の人もいると思いますが、簡単に洒落感のあるスタイルを作ってくれるのがウールニットだと思っています。
しかしウールニットは原料高騰などもあり、年々値上がり傾向。
ブランドが出すウールニットは、おいそれとは買えなくなっています。
今回は、ちょっと良いくらいじゃ足りない…めちゃくちゃ良いモノ、ずっとワードローブに残るような…そんな珠玉のニット達を厳選して紹介します!
いやーニットって良いよね。
※後編はよりコスパも重視したニットを紹介します
※本日もう一つ記事を更新しています!
こちらも是非お読み下さい!
今年もやります、BATONER(バトナー)の今季ベストニット!あの名作ニット復刻&過去イチオシのニット
毎年取り上げているBATONER。
山形県にあるニット製造工場「奥山メリヤス」の自社ブランドで、いわゆるファクトリーブランドです。
2013年スタートながら、これまで数々のメゾンブランドのニットを手がけてきた実績と確かなクオリティーで瞬く間に「ニットと言えばバトナー」という地位を確立しました。
コスパというと、とにかく安い、というイメージを持たれがちですが、バトナーのニットは投じるお金に対してのリターンがとにかく高い、という意味でコスパ抜群なのです。
ちょうど昨年でブランド10周年を迎えたのですが、定番品(シグネチャーニットやドライバーズニット等)も多くなり、ブランドとしてニットのクオリティーだけではなく、「新味」的なところも求められるようになってきたと思います。
もちろん定番も大切ですが、ファンが買い足したくなる、ワクワクするような新作にも期待するのがブランドというものですから。
バトナーのニットのクオリティーやコスパの高さは十分に分承知しつつも、そこ(新味)が課題と思っていたのですが…今年は、私自身もワクワクするし、オススメしたくなる新作があります。
BATONER SUPREME LAMB ROLL NECK
「SUPREME LAMB ROLL NECK」は、Super 170’Sのウールと極上のラムとをこだわりの比率でブレンドしたというBATONERオリジナルの紡績糸を使用したニット。
程よい厚みで、厚過ぎて着るのが億劫になったりしない、カットソーの延長で着てもらえるニット。
この厚みが本当に程よくて、ペラペラでも無いし、ふんわりしたニットの良さ、暖かさもしっかりあって。
スルッと着れて、そして軽い。
結構男性はウールニット着ないんだよね…という人多くて、何とか着てもらえないかと色々考えているところなのです。
ウールニットは保温性があり、使いこなせば過度に防寒性を高めた重アウターを着なくて済みますし。
アウターを脱いでも温かいし。
でも…みなさんの周りに上手くニットを着ている人っていますか?
決して多くはないと思うんです。
シャツの上にハイゲージニットを着て、着膨れてしまっている人がほとんど…。
で、結局男性にニット着てもらうには何が必要か?と言うと、「着やすいカタチ」なんですね。
これが無いと、どれだけ良い素材、良い色などを強調しても、決して着てもらえない…。
そこで、例えばこのロールニットなんかはニットの良さを損なわず、着てもらえるのではないか…?と。
ネックとソデ、腰のスソはロール仕様になっています。
このロール、ソデやスソにニュアンスをもたらしてくれますが、リブのように締め付けは無いので、スッと生地が落ちてくれます。
後述するリブ無しリブニット(?となると思いますが、ちゃんと解説します)同様に、リブが苦手な人にオススメ。
ニットやスウェットってモコモコするから冬でもカットソー着てる!という人、このニットなら大丈夫です。
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