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もったいないお化け

楽しく、カジュアルに、弱視難聴の日々を発信しております奈良里紗です。

祖母がたくさんの着物と洋服を残していったこともあり、
「もう一生、洋服はかわなくてもいいのでは?」
と思っていたのに、
つい、隙間時間にのぞいてしまった洋服屋さんで洋服を見てしまう私。

まず、自分の中にかんじた日本人魂その1.

「年齢相応に、あの場面ではこれをきるべきかなぁ?」
と、have to 基準で選んでしまうところ。

イギリスで出会った人たちは、思い思い、
want to、これがきたい!と思ったものをきているような印象があった。

年齢とか関係なく、寒さとか関係なく、なかなかだいたんなスリットのはいったスカートをみにつけている年配の女性もいて、きたいと思ったものをきる姿がかっこういいなぁーと思っていたのに、
まぁ、そんな自分に気づく。

試着して結局、ぶなんなほうではなくきたいほうを購入。
まわりになにかいわれても、いいや。笑

それで、お会計にいくのだけど
店員さんが
「新品のご用意があるか確認してきますね」
とのことで在庫確認へ。

新品があったとのことで、それはありがたいのだが・・・私がきていた洋服をかってもよかったなと。
レジにいって、新品の袋をやぶって洋服に汚れがないか確認してくれる店員さん。
あぁ、ここでもビニールごみがでてしまった。
そして、親切な店員さんは、
「ここに汚れがあるので別のものと交換しますね」
と去っていく。

レジの隣におかれたちょこっとだけ汚れたセーターは廃棄されてしまう。

私、それがいいので買います!と瞬時に反応できなかった自分。

新しい洋服のパッケージを店員さんがあけて、また、ビニールごみがでてしまう。

紙袋は有料だというので不要と答えると、
「では、ビニールで包みますね」
とのこと。

いや、ゴミがでるからいらないといっているのであって・・・と思い、あわててエコバッグをだして、
「この中に入れてください!」
とお願いすると、
「えっ?ビニールでおつつみしなくていいのですか?」
とむしろ困惑されるので、
「エコバッグにそのままいれてもらってOKです」
と伝える。

洋服を買うだけでこんなにゴミをだしてしまうとは、そっちのほうが気になって気になってなんだか消耗してしまった私。

日本の接客は丁寧だし、細やかな気遣いはすばらしいのだけど、お客さん以上に私たちの住む地球にもっと気を使い、配慮できれば、さらにいいのだろうと思ったお買い物の出来事。

イギリス、オランダ、ドイツ、どこも、もっと、地球のこと、真剣に考えているように感じた。日本はやればできる国だと思う。ただ、まだ、そこまで意識がいっていないだけで。これから、のびしろーな国、意識をあげていこう。まずは自分からということで、気づきをnoteでシェア。

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