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2023年2月の記事一覧

マイノリティが売り上げに貢献する障害者雇用の可能性

マイノリティが売り上げに貢献する障害者雇用の可能性

こんいんちは。弱視難聴の奈良里紗です。

昨日、ふと気づいたら、障害者歴19年目に突入していました。
長かったようでふりかえるとあっという間の19年。
この間に私は多くのマイノリティの方々とお話をする機会に恵まれました。
これ、障害者になってよかったな~お得だな~と私が思うポイントの1つ。

さて、本日は率直な障害者雇用に関する質問をぶつけてくだあった方がいましたのでご紹介したいと思います。

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必要以上に恐れないで!子宮頸がん用精密検査実録@視覚障害者の場合

必要以上に恐れないで!子宮頸がん用精密検査実録@視覚障害者の場合

こんにちは。弱視難聴の奈良里紗です。

皆さんは子宮頸がんの定期健診をうけていますか?

私のまわりでは、定期的に検診を受けている人もいれば、
不妊治療をきっかけに子宮頸がんの検診を受けたという人、
検査がこわくて、いかなきゃいけないとはわかっているけどいっていない人、
いくらかかるのかわからないし、検査にお金かけてられないからと言っていない人など実に様々。

でも、この病気、女性なら誰でもかかる

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障害者はこうして臆病になっていく。

障害者はこうして臆病になっていく。

視覚障害者が単独でホテルを利用することについて、弱視の方と話していたときのこと。

何度も尋ねられたことは、
「事前にホテルに視覚障害があることを伝えましたか?」
「サポートをお願いして断られたことはありませんか?」
といった内容。

私は旅が好きだし、出張でも全国各地のホテルを泊まり歩いている。

その経験の中では、一度も事前に自分に障害があることを伝えて宿泊したことはない。

チェックインをす

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弱視児のパパママが家庭でできるちょっとしたことだけど、大事なこと。

弱視児のパパママが家庭でできるちょっとしたことだけど、大事なこと。

弱視難聴の奈良里紗です。

視覚障害のお子さんを育てるパパママの子育てサポートの活動をライフワークに取り組んでいます。

今回の記事では、弱視のお子さんを育てるパパママたちが家庭でできるちょっとしたことなんだけど、結構、大事なこと!をご紹介します。

さて、こちらの写真、私は何をみようとしてとったと思いますか?

「奈良さん、写真とるのへたっぴですねー」
という声がきこえてきそうですが、それは横に

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障害者へのかかわり方:障害について聞いてもいいの?

障害者雇用がTwitterでトレンド入りするなど、何かと話題の障害者。

私自身、障害者としてこうやっていろいろな人に興味・関心をもってもらえることは嬉しいし、大歓迎。

先日、ある企業の障害者雇用担当者と話していたときのこと。

「社員の障害について、どこまで聞いていいのかわからなくて、周囲の社員にはかくしておいたほうがいいのかどうか・・・。」

これ、よくわかります。

特に、見た目で障害者で

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大学受験は偏差値より高校選び

大学受験は偏差値より高校選び

まもなく3月ということで、大学受験を終えた高校生たちに大学受験体験談をきく番組を収録していて、いつも、思うこと。

それは、大学受験は高校生になってからではなく、高校受験のときからはじまっているということ。

そして、多くの生徒さんたちが「偏差値」というある一面だけを測定する数値にとらわれて、自由な進路選択ができていない。

確かに、偏差値は一人の人間の能力を測定する1つのものさしだ。

例えば、

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