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光る君へ「須麻流がしゃべったーー」そしてその正体はやはり…?

大河ドラマ『光る君へ』第10話「月夜の陰謀」

須麻流がっ
安倍晴明の従者である須麻流が初めて喋ったーーー
(アルプスの少女ハイジの「クララが立ったー」と同じ語感で読んでください(^o^)

テレビの前で、色んなひとがざわっとしたことと思います。

須麻流は低身長症のダンサーとして活動しているDAIKIさんが演じています。彼のこの低身長という個性を活かして、特殊な役どころ…実は彼は誰の目にも見えていない、安倍晴明だけに見える「この世の人ではない」という設定ではないのか?と睨んでいたのですが。

この時の初セリフ「ただいま牛車が屋敷の前を通り過ぎていきました」

というセリフだったのです!

この陰謀に加わっていた安倍晴明の様子が、歴史書『大鏡』にも書かれています。

一行が陰陽師の安倍晴明の屋敷の前を通ったとき、中から「帝が退位なさるとの天変があった。もうすでに…式神一人、内裏へ参れ」という声が聞こえ、目に見えないものが晴明の家の戸を開けて出てきて「たったいま当の天皇が家の前を通り過ぎていきました」と答えたと伝わる。

Wkipedia

目に見えないものが出てきて…というあたり、これまさに須麻流の役どころではないでしょうか?

須麻流が今後も安倍晴明以外と言葉をかわさなかったら、彼の正体は式神とうことでいいのではないかと思います。


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