集中に向かう世界株指数

 日本株15銘柄が全世界株指数から外された(5月16日日経)。円安を主因としてドルベースの時価総額が減ったのが主因とされる。

 前にこのコラムで中国株低迷の表れとして、同指数から中国株56銘柄が外されたことを書いた記憶がある。日本株については円安が主因とはいえ他国を笑ってはいられない。

 ちなみに米国株も15銘柄が外された。今回全体で79銘柄減少する。ようするに時価総額は一部の銘柄群への集中に向かっているということだ。全世界株指数といってもそんなに分散してはいない。

鳥飼総合法律事務所 弁護士 奈良正哉

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