なお屋

初めまして! なお屋と申します(^^) 『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王…

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初めまして! なお屋と申します(^^) 『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?』 というラブコメ風ファンタジー小説を書いております。ぜひご一読くださいませ!

マガジン

  • 一気読み用マガジン:最強のぼっち王女がグイグイ来る!...

    『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?』マガジンです。 『固定された記事』に第1話を固定しているので、そこから読んでね! このマガジン経由でアクセスすれば、本作以外の投稿を除外して次の記事に飛べます。 【追放系ラブコメ】ぼっちなツンデレ美少女と、気ままな旅に出掛けない? 超絶天才美少女なツンデレ王女→有能だけど性格に難ありで王族追放。 平民でも衛士になった主人公→身分を理由に理不尽にも衛士追放。 身分も立場も違うそんな二人は、同日に追放されたことで奇妙な出会いを果たします。 すると主人公は、ぼっち王女にグイグイ来られて……!? 空気が読めないぼっち王女に主人公は翻弄されまくり、なぜかデートっぽいことになったと思ったら、あげくの果てには一緒に一晩明かしたり……!? そんな異世界の追放ラブコメ。ぜひゆるりとお楽しみください(^^)

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固定された記事

[1−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで? (異世界ラブコメ小説)

第1話 そうですか。ではさようならあらすじ 本編 「つまり、王族から追放ということですか」 「誰もそんなことは言っておらんだろう!?」 「分かりました。では出て…

なお屋
3か月前
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[3−28]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第28話 ティスリさんは、本当に本物の女神様だよ!! アルデたちは麦畑に戻ってくると、その畑の前で整列した。  一列に並んだオレたちの一歩前に出たティスリは、無…

なお屋
23時間前
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がーん……期待してたChatGPTのMacアプリが使えないなんて(ToT)

なにげにIntel Macだしねぇ。これまで支障なかったから換えなかったけど、OSバージョンアップもサポート外になり、不具合も多くなってきたし、いよいよ支障が出てきたか……

ということで買い換えるか〜

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1日前
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[3−27]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第27話 お前なら、火中の栗くらい拾えそうだな アルデは、ティスリが気を使ってくれているとはちょっと信じられなかったが……オレがそんな戸惑いを感じている内に、昼…

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1日前
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[3−26]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第26話 最強の天才であるがゆえに、ぼっちでコミュ障 アルデたちが真面目な話をしていると、ふと、視界の端に村人の姿が入った。  それも一人二人の姿ではなく、ざっ…

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2日前
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[3−25]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第25話 そんなことばかり考えていたから……臣民の窮状に気づかなかったのですよ アルデが心の中でウルグに文句を言うも、当の本人は素知らぬ顔で、全員に弁当を手渡し…

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[3−24]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第24話 オレはなぜか、二の腕をティスリにつねられた  昼になり、アルデたちは、畑近くに生えている木々の木陰で食事を取ることにした。  使い古された敷物を木陰に…

なお屋
4日前
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[3−23]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第23話 農家に一人、魔法士ですか……悪くないですね…… もはや恒例行事といってもいいかもしれない朝の一悶着をこなした後、アルデたちは、ミアの農地にやってきた。…

なお屋
5日前
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[3−22]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第22話 さて……そのお姫様の今日の機嫌は如何に?「ふあぁぁぁ……眠い……」  よく考えたら久しぶりの早起きに、アルデは大きな欠伸をしてからベッドから起きる。 …

なお屋
6日前
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[3−21]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第21話 まるで、巧妙なトラップを仕掛ける狩人のような女ね! 女狐のくせに!!「ああ、そのコのこと嫌いなんだ?」  ユイナスのカマかけに、しかしティスリはそこま…

なお屋
7日前
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[3−20]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第20話 ということはティスリって、リリィのことが……「まぁまぁ……! ミアちゃんと会ったの?」 「ええ……中央広場で偶然に」 「どうだった!?」 「え、えっと…

なお屋
8日前
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ChatGPTに知らないプログラムを書かせてみた結果

今回は小説じゃなくて、ちょいとAIの話をさせてください。すごく驚いたので(^^; 今日、ExcelでCSVをひたすらコピペしてデータ作らにゃあかん……という眠くなる作業が発生…

なお屋
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[3−19]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第19話 アルデとわたしは他人なのですから 村の案内をしてもらったティスリは、日も暮れた時分にアルデの実家へと帰ってきました。  するとアサーニさんが、わたしの…

なお屋
9日前
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[3−18]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第18話 護衛として 一戦交えたかのような疲れを感じながらもアルデは、ティスリとともにミアんちを後にする。  その後、村の中央広場に戻って商店なんかを案内したの…

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10日前
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[3−17]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第17話 でも、それだけですから そして──アルデの背筋に悪寒が走る。  「血は繋がっていない」というミアの言葉は、ごく普通の受け答えのように感じたのだが、しか…

なお屋
11日前
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第16話 手の掛かる弟って感じはするかな「へぇ……いろいろ大変だったんだね」  ミアの家に招かれてお茶をすすりながら──アルデは、衛士追放になった経緯を説明した…

なお屋
12日前
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[1−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで? (異世界ラブコメ小説)

[1−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで? (異世界ラブコメ小説)

第1話 そうですか。ではさようならあらすじ

本編

「つまり、王族から追放ということですか」

「誰もそんなことは言っておらんだろう!?」

「分かりました。では出ていきます。今までお世話になりました」

「ちょ、ちょっと待ちなさい!」

 きびすを返したわたしに、お父様が慌てて声を掛けてきます。

 ですがわたしは無視をして、お父様の執務室を出て行こうとしましたが、お父様の側近に行く手を阻まれ

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[3−28]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−28]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第28話 ティスリさんは、本当に本物の女神様だよ!! アルデたちは麦畑に戻ってくると、その畑の前で整列した。

 一列に並んだオレたちの一歩前に出たティスリは、無詠唱でいきなり魔法を発現する。

「刈り取り」

 すると平べったい竜巻のような空気の渦がいくつも現れる。荷馬車の車輪程度で、その色はグリーン。

 そんな空気の渦が、麦畑の区画一辺に整列したかと思うと前進を始め、シャカシャカシャカ──!

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がーん……期待してたChatGPTのMacアプリが使えないなんて(ToT)

なにげにIntel Macだしねぇ。これまで支障なかったから換えなかったけど、OSバージョンアップもサポート外になり、不具合も多くなってきたし、いよいよ支障が出てきたか……

ということで買い換えるか〜

[3−27]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−27]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第27話 お前なら、火中の栗くらい拾えそうだな アルデは、ティスリが気を使ってくれているとはちょっと信じられなかったが……オレがそんな戸惑いを感じている内に、昼休憩は終わってしまう。

 村の若い連中とティスリは、一通りの面通しを終えて、あとはナーヴィンを中心に雑談をしているようだが、そこにウルグが声を掛けた。

「ほーれ、休憩時間はもう終わりじゃぞ。自分の仕事に戻れ」

 すると全員がブーイング

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[3−26]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−26]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第26話 最強の天才であるがゆえに、ぼっちでコミュ障 アルデたちが真面目な話をしていると、ふと、視界の端に村人の姿が入った。

 それも一人二人の姿ではなく、ざっと数えただけでも十数人はいるだろう。そしてその先頭をナーヴィンが歩いていた。

「はぁ……やっぱり来たか」

 オレはため息をつくと立ち上がる。そんなオレをティスリが見上げてきた。

「アルデ、あの人達は?」

「さっき言ってた、村の若い

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[3−25]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−25]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第25話 そんなことばかり考えていたから……臣民の窮状に気づかなかったのですよ アルデが心の中でウルグに文句を言うも、当の本人は素知らぬ顔で、全員に弁当を手渡していた。さらに車座に座ったオレたちの中心に、ライ麦パンの山盛りバスケットを置く。

 各人に配られた弁当を空けると、野菜炒めとゆで卵が入っていた。

「政商の娘さんと聞いていたが、こんな昼飯で大丈夫か?」

 ウルグにそう問われたティスリは

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[3−24]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−24]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第24話 オレはなぜか、二の腕をティスリにつねられた

 昼になり、アルデたちは、畑近くに生えている木々の木陰で食事を取ることにした。

 使い古された敷物を木陰に何枚も敷いて、みんなで車座になって食事をしようというわけだ。オレたち以外にも農作業をやっている村人がいるから、十数名分の敷物が敷き詰められる。

 そしてオレたちは──どこに座るかで揉めていた。

「わたしは当然、お兄ちゃんの隣だからね

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[3−23]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−23]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第23話 農家に一人、魔法士ですか……悪くないですね…… もはや恒例行事といってもいいかもしれない朝の一悶着をこなした後、アルデたちは、ミアの農地にやってきた。魔動車がなかったら遅刻してたところだ。

 ちなみに……魔動車に乗り込んだユイナスがそのスピードに驚いたり、魔動車を乗り付けたら村人達が驚いたりしたが、まぁその辺は想定通りといったところか。

 そうして農地に集まったのは、オレたち三人の他

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[3−22]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−22]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第22話 さて……そのお姫様の今日の機嫌は如何に?「ふあぁぁぁ……眠い……」

 よく考えたら久しぶりの早起きに、アルデは大きな欠伸をしてからベッドから起きる。

 これまでも、そこまで寝坊していたつもりはないが、農民の朝は早いからなぁ。日が昇ると同時に起きるなんて久しぶりだ。もっとも村人たちは、日が昇る前から仕事の準備をしているはずだが。

 そう考えると、ティスリの護衛という仕事がどんだけラク

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[3−21]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−21]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第21話 まるで、巧妙なトラップを仕掛ける狩人のような女ね! 女狐のくせに!!「ああ、そのコのこと嫌いなんだ?」

 ユイナスのカマかけに、しかしティスリはそこまで慌てることはなかったけど、さりとてハッキリとは答えてこない。

「いえ、嫌いというわけではないのですけれど……」

 煮え切らないその態度にイラッとしたわたしは、さらに突っ込んで聞いた。

「なら苦手なのね?」

 するとティスリは小さ

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[3−20]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−20]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第20話 ということはティスリって、リリィのことが……「まぁまぁ……! ミアちゃんと会ったの?」

「ええ……中央広場で偶然に」

「どうだった!?」

「え、えっと……どうだったとは、どういう意味でしょう……?」

 夕食が始まり、ユイナスはむっつりしながらも、あの女──ティスリとお母さんの会話を聞いていた。

 ティスリと一緒に食事するなんて冗談じゃないわよ部屋をわざわざ宛がったんだからそこで

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ChatGPTに知らないプログラムを書かせてみた結果

ChatGPTに知らないプログラムを書かせてみた結果

今回は小説じゃなくて、ちょいとAIの話をさせてください。すごく驚いたので(^^;

今日、ExcelでCSVをひたすらコピペしてデータ作らにゃあかん……という眠くなる作業が発生しまして。約3000行ほど……

行や列ごとコピペすれば済む話ではなかったわけです。

試しに100行ほど手作業してみたところ、全部終わるのに10時間はかかりそう……(ToT)

一昔前はバイト君にがんばってもらってたのです

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[3−19]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−19]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第19話 アルデとわたしは他人なのですから 村の案内をしてもらったティスリは、日も暮れた時分にアルデの実家へと帰ってきました。

 するとアサーニさんが、わたしのために部屋を用意してくれていて、「夕食までゆっくりしてね」とのこと。なのでわたしはお言葉に甘えることにしました。

 そうしてわたしは個室のベッドに腰掛けて、今日のことを振り返ります。

 生まれて初めて見た広大な麦畑は、とても素晴らしく

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[3−18]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−18]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第18話 護衛として 一戦交えたかのような疲れを感じながらもアルデは、ティスリとともにミアんちを後にする。

 その後、村の中央広場に戻って商店なんかを案内したのだが、村で作っている商品なんかを説明しても、ティスリは「へぇ、そうですか……」などと素っ気ない態度だった。

 商店を案内し終えると、もはや話題もなくなってしまい、麦畑を突っ切る畦道を、オレたちは当てもなく歩いていたのだが……

「な、な

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[3−17]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−17]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第17話 でも、それだけですから そして──アルデの背筋に悪寒が走る。

 「血は繋がっていない」というミアの言葉は、ごく普通の受け答えのように感じたのだが、しかし二人は沈黙してしまう。

(な、なんだ……!?)

 オレは沈黙した二人を見る。

 ミアは寂しそうにうつむいているし、ティスリは笑顔で固まっているし……えっと……これはどういう状況なんだ?

 オレの本能が、なんでもいいから何かを話せ

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[3−16]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−16]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第16話 手の掛かる弟って感じはするかな「へぇ……いろいろ大変だったんだね」

 ミアの家に招かれてお茶をすすりながら──アルデは、衛士追放になった経緯を説明した。もちろん、ティスリと戦ったことは伏せた上で。

 そうして一通りの説明を聞き終えたミアが、オレに言ってくる。

「それで……新しい仕事がティスリさんの護衛なのね? そしてティスリさんは、農業視察や体験をするためにうちの村に訪れたと」

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