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【日記】ご機嫌でいるにはしょうがないという諦めが肝心

世の中や人生にはしょうがないと割り切る場面が少なからずあると思います。
「しょうがない」というと諦めですから、ネガティブに捉えられることがほとんどだと思いますが、自分ではどうしようもないことに対しては、許容する、受け入れるという側面ではポジティブなことのように思えます。

日本は温泉が有名な地震大国です。
島国ですから津波もあります。
山火事もありますし、地滑りもあります。
自然災害の多い国ですから、諸外国に比べて受容する感性は高いと思います。

天気に対してイライラしてもしょうがない。
自然災害に対してもイライラいしてもしょうがない。
そういういい意味での肯定感、諦めがあります。

しかし、一神教で人格神を信仰している人は、自然も人工物ですから、天気が人間の意のままにならないなら変えてやろうとなります。
津波は城壁なようなもので制御してやろうになります。
事前災害は予知して制御する対象となります。
思いのままにならないのは許せないという感覚になります。
そこが執着になり自分の意図との違いを許せなくなる背景でしょう。

諦めという感覚が少ないのは、信仰対象による影響もあるだろうと僕は考えています。
科学などの世界、宇宙を探究して調べ上げるという探究心は西洋らしさとも言えますし、得意なところです。
しかし、日本のような受け止める、諦めるという態度も重要だと思います。
探究をやめるという意味ではなく、仕方のないことをクヨクヨ考えないということです。

何か自分の思っていたこと、期待してたことと違うことが起こるとそれに固執してクヨクヨする人が多いように感じます。
子育てしていても子どもがそういう反応をすることがあります。
でもそれは建設的ではないし、時間の無駄以外の何者でもありません。
特に、他者に対する期待や天候などどうにもならないことに対しては尚更です。
そんな時、ご機嫌でいるためには、クヨクヨしないことです。
「まぁしょうがないな」と思うことです。

お天道様は気分屋だからね。
宇宙は大きな気まぐれさ。
自分は変えられるけど、他人は変えられない。
ショックなことも自分の期待が招いた結果。

やまない雨はない。
雨もあれば晴れもある。
雨降って地固まる。
恵みの雨。

物事は捉え方次第。

沖縄なら「なくるなるさぁ」。
ビートルズなら「Let it be」。
ヨガなら「バイラーギャ」。

自分のこだわりを手放して、大きな摂理に任せる。
どうにもならないものをどうにかしようとしない。
ご機嫌にいるには、こういう感覚が大事ですよね。

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