今年のトレンドとも言えるChatGPT。
何か聞いてみたいことあるかなぁ?と考えていたら、ちょうど側弯症の症例検討会後だったので、側弯症について聞いてみました。
Q:側弯症ってどんな病気ですか?
概要としては適切だと思います。
Q:側弯症の予防に効果的なことはありますか?
これも結構的を得ていると思います。
医師に聞いても予防にいいものなんて別にないですよと言われることがほとんどだと思いますが、AIは妥当な意見を言いますね。
医者に聞くよりもAIに聞いた方が適切という日が来るかもしれないですね、、、。
Q:側弯症の手術による後遺症にはどんなものがありますか?
まず医師が言いたがらないテーマですね。
でもAIは客観的な立場ですから、聞いてみましょう。
これまた真っ当な答えです。
不都合な真実ではないですが、医療の世界には一般の方々には言いたがらない事実があります。
手術のことは「治す」と言って「大丈夫」しか言いません。
しかし、何事にもリスクはつきものです。
特に人間がすることですから完璧ということはありません。
最終的に手術したとして、何かしらの後遺症が出ても同意書にサインをしてるのですから、ご自分も納得してされたんですよねで終わりです。
また担当医が転勤すればもう誰も相手にしてくれません。
僕が手術したわけじゃないから分からないなぁ、、、。
です。
しっかりとAIにリスクを聞いてから検討した方がいいですね。
すごい時代です、、、。
Q:側弯症におすすめの治療法はありますか?
最後の質問です。
これはちょっと怪しいのも出てきそうなのでドキドキしますが聞いてみました。
物理療法士というのは理学療法士のことでしょうね。
またカイロとオステオパシーは日本の整体ではなく、Drの教育を受けた海外での話なので、解釈には注意が必要です。
ただ、概ね網羅していますし、英語の翻訳ですから、日本の怪しい治療法は入っていないくてホッとしました。
ただこれが海外の常識的な答えと思うと、日本では手術以外にはない!と断言する医師が多い中、中立な答えだなとこちらも感心しました。
感想
Chat GPTに聞いてみた感想は、概ね中立的で忖度のない適切な回答だと思いました。
この感じだと、医者に聞くよりもAIの方が使用できる時代もすぐそこにきていますね。
医者といっても人間ですから、好き嫌いや偏見、また勉強不足なのにそれを隠そうとする見栄や傲慢など多くのバイアスが存在しますが、AIにはそういうのがないので、より客観的で中立的な回答を得られるような気がします。
医療相談はAIの方が妥当という時代も、そう遠くないような気がしました。