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【側弯日記】側弯症についてChatGPTに聞いてみたら結構的を得ていて驚いた

今年のトレンドとも言えるChatGPT。
何か聞いてみたいことあるかなぁ?と考えていたら、ちょうど側弯症の症例検討会後だったので、側弯症について聞いてみました。

Q:側弯症ってどんな病気ですか?

側弯症(脊椎側弯症、スコリオーシス)は、脊椎が横方向に曲がる状態を指します。通常、脊椎は前から見るとまっすぐであるべきですが、側弯症では脊椎が左右に曲がり、S字型またはC字型の曲線が形成されることがあります。
側弯症は、様々な原因によって引き起こされる可能性がありますが、一般的には次の3つの主なタイプに分類されます:

1.非構造的側弯症(機能性側弯症):筋肉の不均衡や姿勢の悪さなどが原因で脊椎が一時的に曲がる状態。通常、体位を変えると曲がりが解消されることがあります。
2.構造的側弯症:骨や軟骨の形成異常、先天的な問題、または病気によって脊椎が異常に曲がる状態。この種の側弯症は進行性で、成長期に特に進行することがあります。
3.神経筋性側弯症:筋肉や神経系の異常によって引き起こされる側弯症。例えば、神経筋疾患や神経筋障害が原因となることがあります。

側弯症の症状は、個人によって異なりますが、一般的な症状には以下が含まれることがあります:
・ 肩の高さの違い
・ 腰の歪み
・ 体の傾き
・ 肩甲骨の不均等
・ 脊椎の回転による体の変形

側弯症が進行すると、症状が悪化する可能性があり、重度の場合は呼吸や心臓への影響も出ることがあります。治療の選択肢は症状の重症度や原因によって異なり、軽度の場合は運動療法や姿勢矯正が考慮されることがあります。進行が著しい場合は、手術が検討されることもあります。

回答

概要としては適切だと思います。

Q:側弯症の予防に効果的なことはありますか?

側弯症の予防に関しては、特定の予防法が確立されているわけではありませんが、以下の一般的なアプローチが健康な脊椎を維持するために役立つかもしれません。

1.正しい姿勢の維持:正しい姿勢を保つことが重要です。椅子に座る際や立ち上がる際には背筋を伸ばし、脊椎をサポートするような姿勢を心がけましょう。

2.適切な椅子とデスク:仕事や学業において、適切な高さの椅子とデスクを使い、腰をしっかりサポートするクッションや椅子を選ぶことが重要です。

3.適度な運動:筋力トレーニングと柔軟性向上のための運動が健康な脊椎を保つのに役立ちます。特に背中や腹部の筋肉を強化するトレーニングが重要です。

4.重い荷物の適切な持ち方:重い物を運ぶ際には、脊椎への負担を軽減するために、脊椎に均等に荷重がかかるような持ち方を心がけましょう。

5.適切な枕とマットレス:良質な枕とマットレスを使用することで、寝る姿勢をサポートし、脊椎の健康を保つことができます。

6.定期的な検診:姿勢や脊椎に関する異常が気になる場合は、専門の医師や理学療法士に相談し、定期的な検診を受けることが重要です。

7.習慣の見直し:長時間同じ姿勢でいることを避け、適度に動くように心がけましょう。デスクワークをしている場合は、定期的に休憩を取り、ストレッチを行うと良いです。

8.バランスのとれた食事:骨の成長や健康には十分な栄養が必要です。カルシウムやビタミンDを含む食事を摂り、骨密度を保つことが大切です。

側弯症の予防には、個人の生活習慣や姿勢、運動習慣が重要です。何か異常を感じた場合は、早めに医療の専門家に相談して適切なケアを受けることが大切です。

これも結構的を得ていると思います。
医師に聞いても予防にいいものなんて別にないですよと言われることがほとんどだと思いますが、AIは妥当な意見を言いますね。
医者に聞くよりもAIに聞いた方が適切という日が来るかもしれないですね、、、。

Q:側弯症の手術による後遺症にはどんなものがありますか?

まず医師が言いたがらないテーマですね。
でもAIは客観的な立場ですから、聞いてみましょう。

側弯症の手術後には、いくつかの可能性がある後遺症や合併症が存在します。ただし、これらのリスクは手術の種類、患者の健康状態、手術前の側弯の度合いなどによって異なります。以下は、一般的な可能性がある後遺症や合併症の例です:

感染症:どんな手術にも伴う一般的なリスクとして、手術部位や全身に感染が発生する可能性があります。

出血:手術中または手術後に意図しない出血が発生することがあります。これは、手術部位や周辺の血管に関連する問題によるものです。

神経損傷:脊椎手術において、神経損傷が発生する可能性があります。これは、手術が神経に影響を及ぼすことによるものです。

植え込まれたハードウェアの問題:脊椎手術で使用されるハードウェア(例: ピン、スクリュー、プレート)が移動したり、破損したりする可能性があります。

疼痛や不快感:手術後に痛みや不快感が残ることがあります。これは手術自体や手術に関連する組織の回復過程によるものです。

硬直性脊椎症:手術によって脊椎の一部が固定され、硬直性脊椎症が発生する可能性があります。これにより、手術部位以外の動きが制限されることがあります。

術後変形:手術によって修正された脊椎が時間とともに再び変形することがあります。

合併症:術後に起こる可能性のある他の一般的な合併症には、血栓形成、肺炎、尿路感染症などがあります。

手術のリスクや後遺症は、患者の状態や手術の種類によって異なるため、手術を検討している場合には、詳細な相談と検査を通じて医師と十分な情報交換を行うことが大切です。

これまた真っ当な答えです。
不都合な真実ではないですが、医療の世界には一般の方々には言いたがらない事実があります。
手術のことは「治す」と言って「大丈夫」しか言いません。
しかし、何事にもリスクはつきものです。
特に人間がすることですから完璧ということはありません。

最終的に手術したとして、何かしらの後遺症が出ても同意書にサインをしてるのですから、ご自分も納得してされたんですよねで終わりです。
また担当医が転勤すればもう誰も相手にしてくれません。
僕が手術したわけじゃないから分からないなぁ、、、。
です。

しっかりとAIにリスクを聞いてから検討した方がいいですね。
すごい時代です、、、。

Q:側弯症におすすめの治療法はありますか?

最後の質問です。
これはちょっと怪しいのも出てきそうなのでドキドキしますが聞いてみました。

側弯症の治療法は、側弯の程度や原因、患者の年齢や健康状態によって異なります。以下は、一般的な側弯症の治療法のいくつかですが、個々の状況によっては専門家の指導を受けながら選択することが重要です。

運動療法:物理療法士による運動プログラムは、筋力のバランスを整え、姿勢を改善するのに役立ちます。特に背中や腹部の筋肉を強化する運動が重要です。

ストレッチング:適切なストレッチングは柔軟性を向上させ、脊椎の柔軟性を改善するのに役立ちます。特に側弯した方向と反対の方向にストレッチを行うことが推奨されます。

姿勢矯正:姿勢矯正やエルゴノミクスに焦点を当てたトレーニングは、日常生活で正しい姿勢を維持するのに役立ちます。

カイロプラクティックやオステオパシー:
カイロプラクティックやオステオパシーなどの手技療法は、脊椎の調整を通じて姿勢や側弯の改善を目指すことがあります。

装具の使用:軽度から中等度の側弯症には、装具(ブレース)の使用が考慮されることがあります。これは成長期の患者に対して、進行を抑制し、姿勢をサポートするために使用されることがあります。

手術:重度で進行性の側弯症に対しては、手術が検討されることがあります。手術は通常、成長が止まった後や症状が著しい場合に行われることがあります。

定期的なモニタリングと検査:側弯症は成長とともに進行する可能性があるため、定期的なモニタリングと検査が必要です。特に成長期の子供や若者は、成長に伴って進行することがあります。
治療法の選択は個人の状況によって異なるため、専門医や物理療法士、整形外科医との相談が重要です。

物理療法士というのは理学療法士のことでしょうね。
またカイロとオステオパシーは日本の整体ではなく、Drの教育を受けた海外での話なので、解釈には注意が必要です。
ただ、概ね網羅していますし、英語の翻訳ですから、日本の怪しい治療法は入っていないくてホッとしました。

ただこれが海外の常識的な答えと思うと、日本では手術以外にはない!と断言する医師が多い中、中立な答えだなとこちらも感心しました。

感想

Chat GPTに聞いてみた感想は、概ね中立的で忖度のない適切な回答だと思いました。
この感じだと、医者に聞くよりもAIの方が使用できる時代もすぐそこにきていますね。
医者といっても人間ですから、好き嫌いや偏見、また勉強不足なのにそれを隠そうとする見栄や傲慢など多くのバイアスが存在しますが、AIにはそういうのがないので、より客観的で中立的な回答を得られるような気がします。

医療相談はAIの方が妥当という時代も、そう遠くないような気がしました。

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