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【マガジン】イドラ idora、スティグマ stigma、バイアス bias

「イドラ」はフランシスコベーコンがいった、偶像・幻影(妄想の対象)であり、偏見や先入観の概念として有名です。

これらは研究分野(統計学)では「バイアス」と言われていて、物事の解釈や集まりの「偏り」として定義されています。

また心理的には、偏見や差別の文脈で(社会的)「スティグマ」という言葉も用いられます。
感染症などでもこのスティグマは社会問題となります。

これらは日本語では、偏見、差別、先入観、偏りと訳されていますが、こういう人間の習性というのはある意味で必須です。
人間関係も社会の各種問題もこの偏りを前提にすると理解できます。
認知の問題だと思いますが、今回はこの偏りという点について考察してみたいと思います。

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外ではあまり話すことのない僕のこだわりや仕事術、まとめ術などをここだけでお伝えしていきます。臨床20年、独立して10年の試行錯誤のリアルな経験談をお伝えします。

ヨガ・ピラティスインストラクター、理学療法士、温泉利用指導者、株式会社の代表取締役など様々な立場で、色々なことをしている中村尚人の、考え方…

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