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音楽体験(主にロック)を中心に書こうと思います。ライヴのチケットなど、現在保存している…

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音楽体験(主にロック)を中心に書こうと思います。ライヴのチケットなど、現在保存しているものも紹介します。

最近の記事

思い出の福岡市民会館

僕のX(Twitter)なんて、殆どnoteの告知用にしか使ってないが、この前何気なく、福岡市民会館のことを投稿したら、僕のXの中では反応が多かった。 誰にでも思い出のコンサート会場ってあるものですね。ここも沢山観に行きました。チケットを探しましたが、少しだけ残ってました。以下、雑誌掲載の資料なども紹介します。 これはRCが初めて市民会館でやった時の(1981年5月)ポスター。清志郎が「初めての市民会館、市民になった気分だぜ!」と言ったのを覚えてる。 これはnoteで以

    • ホームシアターを7.1ch化してテイラー・スウィフト新作と【ビートルズ アー問題】を聴く

      自宅のホームシアターを5.1から7.1chにしました。サラウンドバックを追加したのです。図で書くとこんな感じです。下手でスミマセン。 手書きの図の中の「あ〜あ〜あ〜」は、ビートルズの"A Day In The Life"で、中間部から後半に移る際に「あ〜」がどの位置から聞こえるかメモった時のものです(笑)。 【ビートルズ アー問題】  ※この「あ〜」のスキャットは、ジョンもしくはポールのどちらかが発しているのか? ファンの間で議論を巻き起こしている問題です。 これはサッカリ

      • 『ジョン・レノン 失われた週末』

        『ジョン・レノン 失われた週末』観て来ました。これはジョンとヨーコのパーソナル・アシスタントだったメイ・パン(以下メイ)の自伝的内容ですが、日本タイトルにも原題にも彼女の名前は出て来ません。 映画を宣伝するにはジョン・レノンを全面に出さないといけないのか…。 でも、良かったです! 少し前にAppleTV+で観た『ジョン・レノン 審理なき殺人事件』が余りにも救われない、後味の悪い内容だったのですが、これは素直に感動しました。 まず、これはメイ側から描かれているので、オノ・

        • ストーン・アローン / ビル・ワイマン

          少し前に、THE MODSの公式インスタグラムで、北里さんがストーンズのビル・ワイマンの自伝『ストーン・アローン』について書かれていた。 発売当時買ってたんだけど、何度かの引越しの際に無くしてしまった。それでインスタ見て欲しくなり、メルカリにて購入。 凄い記憶力。詳細な記述に基づくバンドマン達のリアル・ストーリー。当時何度となく読んだのに、ロンドンのバッド・ボーイズ達に、すぐ夢中になる。 思えば、初来日でギリギリ、我々日本人はビルが居るストーンズに間に合った。 あのウ

        思い出の福岡市民会館

          ギターの話 7 バンド活動

          【バンド活動】 1990年、僕が24歳の時に加わったバンドは現在も続いてます。ライヴは全てオリジナル曲で、というこだわりを持ってまして、これまで自主制作でカセットテープ やCDも出しました。YouTubeにも数曲上げてまして、前回の「ギターの話6」でも紹介しました。 やってない期間もありましたが、先日2年振りに演奏しました。 音楽教室として使われているので、アンプもドラムセットもすべて持ち込みです。スタンウェイのピアノのみ教室にあり、凄く良い音でした。ギター・アンプはFe

          ギターの話 7 バンド活動

          福岡の音楽シーンを支えたメディア、ライヴハウスについて〜その⑤ 『天神開放地帯』

          ゴールデンウィークの後半、5月の連休。今のところ晴天に恵まれとります。博多どんたくで盛り上がっとります。今回のタイトルは「ゴールデンウィークと言えば『天神開放地帯』」にしようかと思いきや1984年は3月の開催でした(笑)。ということで、『天神開放地帯』という、80年代に福岡で行われていたアマチュア・バンドのイベントを紹介します。 注)写真は、当時福岡で発行されていたブルー・ジャグ、ビートマックスに掲載されてたものです。 1984/03/18(日) 福岡市中央区天神 ビブレ屋

          福岡の音楽シーンを支えたメディア、ライヴハウスについて〜その⑤ 『天神開放地帯』

          ギターの話 その6

          【ギター使用遍歴】 これまで使ったギターです。なんの参考にもならないと思いますが(笑)、自分のための備忘録。 まずは1979年に、福岡市天神の福ビル1Fにあった日本楽器で購入したYAMAHAのレスポール・コピーモデル。約3万円でした。 これとBOSSのオーバードライブ、OD-1という組み合わせで使ってました。ディストーションまでいかず、歪みすぎないドライブ感が気に入ってました。OD-1についてはこちらで紹介しました。 続いては1987年に購入したFender JAPAN

          ギターの話 その6

          2024年に鳴り響いた「いつか見たかげろう」(The Street Sliders)

          2年前の1月頃だったと思う。こんなプレイリストを作って聴いていた。 まだコロナ禍で、いつ収まるのかと不安な時期。この流れは結構気に入ってて、冬の寒さを凌ぎ春を待っていた。 特に最初の4曲。ザ・バンド〜ノラ・ジョーンズはスワンプ・ロックの香り。そこから、NHK『ドキュメント72時間』のエンディング・テーマでお馴染み、松崎ナオ「川べりの家」、そしてザ・ストリート・スライダーズ(以下スライダーズ)の「いつか見たかげろう」へとなだれ込む。レイドバックするスワンプ・フィーリングを「

          2024年に鳴り響いた「いつか見たかげろう」(The Street Sliders)

          ギターの話 その5〜個人練。雨の日曜日

          この週末は雨模様。バンドのライヴも近いので個人練。 このタイプのチューニング・メーター、初めて買いました。昔ながらのやつしか使ったことなかった。ネックに挟んだ瞬間に電源オン。チューニングが合ったら色が緑色に変化。いちいち感動してる、しょうがない昭和のオッサンです(笑)。「モノはこわれるまでとことん使う。簡単に買い替えない」は親の影響です。 アンプは借り物。鳴らしながら好みの音に合わせますが、まだ手探り。 貸しスタジオ行くとローランドのJCに当たる確率高いけど、Fende

          ギターの話 その5〜個人練。雨の日曜日

          ギターの話 その4

          使用エフェクターの続きです デジタルディレイ Ibanez社製 購入したのは80年代後半?U2のエッジとか下山淳(ルースターズ、泉谷しげる with LOSER)の空間サウンドに憧れて。シンプルで使いやすくスッキリした良い音がします。オーバードライブとの相性もいいです。 ワウ Cry Baby まあ、ジミヘンへの永遠の憧れですね。ファズのスイッチも付いてて、軽く歪みます。60年代後半のサイケやニュー・ロックの雰囲気出せます。 現在使ってるのはこの3つです。近々バンドのラ

          ギターの話 その4

          ギターの話 その3

          Fender USA Custom Shop Eric Clapton Stratcaster (Olympic White) 手に入れたのは98年か99年。その数年前に黒のストラトを買ったんだけど、音が格段に良かったのと(価格も格段に違った)(汗)ネックのバーズアイの美しさに惹かれて2本目のエリック・クラプトン・モデルがウチにやって来ました。 80年代の半ば、フェンダー社にエリック・クラプトンが「ストラトキャスターでレス・ポールのようなサウンドが欲しい」というオーダーを

          ギターの話 その3

          ギターの話 その2

          今回はエフェクターです。 もう40数年使ってます。 BOSS製  Over Drive OD-1 これ、中古で結構高値らしいです。見た目はボロいですが、一度も壊れたことありません。当時8,000円くらいだったかな? オーバードライブですけど、余り歪まないのが特徴です。枯れた音で、レイドバックしたい時には最高です。今使ってるクラプトン・モデルとの相性も良いです。ミッドレンジ・ブースターを上げてOD-1かけると、少しだけ歪んで伸びやかなウーマン・トーンになります。 ギター

          ギターの話 その2

          ギターの話 その1

          今日は5時半に起きて娘を大学まで送り、両親が納骨されてるお寺に行き、実家をチェックしに行きました。その他用事を済ませ、ギターの弦を張り替えた。もう45年くらいギター弾いてるけど、この弦張り替え作業は凄く落ち着きます。 今手元にあるの2本 【左】 Fender USA Custom Shop Eric Clapton Stratcaster (Olympic White) こちらが証明になります。マスタービルダーのサインが入っています。 ネックはバーズアイが美しく、そこに一

          ギターの話 その1

          CDもサブスクも

          ここ数年で音楽リスニングは配信〜僕の場合はApple Music〜が中心になっているけど、元々CDやレコードは結構所有しているし、どちらかだけ、ということはない。 CDを買うのはかつてに比べるとさすがに減った。今年は今のところ3枚。 ROADSIDE / band HANADA  花田裕之さんのソロのライヴを観に行って終演後に買ってサインしてもらった。レイドバックした花田さんのボーカルとバンド、実に心地良い。 #1 / SHEENA & THE ROKKETS  待望の

          CDもサブスクも

          SHEENA & THE ROKKETS 『#1』

          1979年にエルボンレコードからリリースされたシーナ&ロケッツのファースト・アルバム『#1』。実は発売直前に制作チームが失踪し、発売中止一歩手前のところで初回のプレス3000枚だけ流通した、というか経緯がある。その辺は今回の販売サイトに書かれてある。それも、お亡くなりになる前の鮎川さんの文章で。 つまり、鮎川さんはこの再発にずっと取り組んでいた! 80年代にVIVID SOUNDからCDが発売されている。実はこれは権利関係をクリアした上での販売ではなかった。JASRACの

          SHEENA & THE ROKKETS 『#1』

          宇多田ヒカル『First Love』

          宇多田ヒカルが『First Love』をテレビで熱唱するのを観て感動しました。色んなことを思い出し、音楽は何処へでも連れていってくれる魔法だな、と思いました。  映画『TAR/ター』の中でバーンスタインがこう語る場面があります。  音楽は動きだ。常にどこかに向かって、ひとつの音から別の音へと、移り変わり流れている。その動きは百万の言葉より感情を語る。 宇多田ヒカルに関しては、並々ならぬ思い入れがあるので、また書きます。 First Love / 宇多田ヒカル アルバム

          宇多田ヒカル『First Love』