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ただそれだけ

湯を沸かし、珈琲豆を挽き、抽出と向き合う。

その間、世間話やらくだらない話の中でお相手の人柄をサッチする。

この言葉、この言葉と選び距離感を大切にし、良い気分で珈琲を楽しんで頂く。

ただそれだけ。

その数が増えていく。

それが日々。

やがてそれは大きな輪になり、

イノベーションの世界の話になる。

世界中どこ行っても必ず珈琲屋が存在し、人はそこに群れ始め、人はそれをコミュニティと呼ぶ。
きっと珈琲豆を発見した人間はこんな事になるとは思っていなかっただろう。

そんな真ん中にいる自分は、多種多様な知識、教養や対話力、場に合わせた選曲、はたまた人によって距離感をコントロールする事を頭に入れている。

振り返ると、
ただそれだけ。では無いのが珈琲職人。

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