Naota_t

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■展覧会などの感想を投稿(4.5日に1本) ■東京圏在住 ■小売業勤務 ■展覧会:年間75 ■読書:累計2,045冊 https://bookmeter.com/users/189538 ■飲食店口コミ:累計2,274件(全て2023年末時点)

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【2023年】展覧会マイベスト10

【約3,300文字、写真約10枚】 2023年に行った展覧会のまとめ、2023年で良かった展覧会TOP10、2024年に行きたい展覧会について、書きます。 結論:私は、2022年6月頃からnoteで展覧会の感想を書き始めました。他の方のnoteを見る中で、まだ行ったことがない美術館がたくさんあることに気付きました。2023年に訪問した展覧会は全部で75件。その中でも良かった展覧会TOP10のうち、7件が初訪問の美術館でした。今後も様々な美術館に行くことで、新しい発見ができれ

    • 展覧会レポ:ライカギャラリー表参道「藤原ヒロシ 写真展<ambnt 旅、仕事、環境、を切り取る>」

      【約3,900文字、写真約30枚】 2024年4月にオープンしたライカギャラリー表参道で「藤原ヒロシ 写真展<ambnt 旅、仕事、環境、を切り取る>」を鑑賞しました。その感想(+藤原ヒロシについて)を書きます。 結論から言うと、ライカや藤原ヒロシに1mmでも興味がある方は、表参道に来た際、ふらっと寄ることをおすすめします。作品数は少ないものの、無料ですし、ギャラリーの居心地が良かったためです。なお、会場に作品をただ置くだけでなく、ライカや藤原ヒロシに対する理解が深まる工夫

      • 展覧会レポ:八戸市美術館「大久保景造と八戸文化」ほか

        【約3,600文字、写真約40枚】 青森県の美術館巡りの一環で、初めて八戸市美術館に行き「コレクションラボ007 大久保景造と八戸文化」などを鑑賞しました。その感想を書きます。 結論から言うと、「がっかり」でした。それは主に、青森県にある5つの美術館で「AOMORI GOKAN アートフェス2024」を盛り上げているにもかかわらず、八戸市美術館は十分に連動していなかったためです。建築は個性があって良いと思ったものの、それ以外で残念に思う点が散見されました。 ▶︎訪問のきっ

        • 展覧会レポ:十和田市現代美術館「常設展」「野良になる」ほか

          【約5,900文字、写真約80枚】 青森の美術館巡りの一環として、十和田市現代美術館で「常設展」「野良になる」などを鑑賞しました。その感想を書きます。 結論から言うと、こんな美術館は初めてで、満足度が高かったです!とにかくクセが強すぎて、楽しい!面白い!アートに興味が全くない人も十分楽しめると思います。また、無料で楽しめる屋外アートが多く、美術館の建築も外に丸見えになっていることにより、アートと町が共生し、アートが町を活性化している点は、アートの価値を存分に生かし切っている

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        【2023年】展覧会マイベスト10

        • 展覧会レポ:ライカギャラリー表参道「藤原ヒロシ 写真展<ambnt 旅、仕事、環境、を切り取る>」

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        • 年間振り返り系記事まとめ(自己紹介に代えて)
          13本

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          展覧会レポ:ATELIER MUJI「良品には、わけがある。展-無印良品 徳永美由紀の仕事-」

          【約2,900文字、写真約20枚】 無印良品銀座店のATELIER MUJIで開催された「良品には、わけがある。展-無印良品 徳永美由紀の仕事-」を鑑賞しました。その感想を書きます。 ※この展覧会は既に終了しています。 結論から言うと、少し残念でした。会場には商品とコピーがただ置いてあるだけ。展覧会のアイデアは素晴らしいと思いましたが、実際の展示方法に芸がありませんでした。来場者は、コピーの裏側にある情緒的な部分を知りたかったと思います。 ▼過去に訪れたATELIER

          展覧会レポ:ATELIER MUJI「良品には、わけがある。展-無印良品 徳永美由紀の仕事-」

          映画レポ「ソウルフル・ワールド」:ディズニー版"Perfect Days"

          【約3,300文字、写真3枚】 映画館でディズニー映画「ソウルフル・ワールド」を鑑賞しました。その感想を書きます。以下、ネタバレありです。 ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ ・ 結論から言うと、ディズニーには珍しい哲学的、ヒューマンタッチな作品で満足度は高かったです。映画を見た後、深呼吸する機会が増えるでしょう。映像や音、独特の世界観も素晴らしかったです。また、ヴィム・ベンダース監督の映画「Perfect Days」が好きな人は、気に入る作品だと思います。 ▼

          映画レポ「ソウルフル・ワールド」:ディズニー版"Perfect Days"

          展覧会レポ:青森県立美術館「AOMORI GOKAN アートフェス2024 前期 コレクション展」ほか

          【約5,200文字、写真約60枚】 青森県の美術館巡りの一環で、青森県立美術館「AOMORI GOKAN アートフェス2024 前期 コレクション展」に行きました。その感想を書きます。 結論から言うと、青森県民もそうでない人も、是非とも行くべき美術館だと思いました。それは主に、1)大自然と共生するハイセンスな建築、2)シャガールの巨大すぎる作品を設置した「アレコホール」が圧巻、3)充実した奈良美智のコレクションによります。 企画展に行かなくとも、コレクション展で十分に楽し

          展覧会レポ:青森県立美術館「AOMORI GOKAN アートフェス2024 前期 コレクション展」ほか

          展覧会レポ:弘前れんが倉庫美術館「蜷川実花展 with EiM: 儚くも煌めく境界」

          【約4,200文字、写真約60枚】 弘前れんが倉庫美術館(青森県)で「蜷川実花展 with EiM: 儚くも煌めく境界」を鑑賞しました。その感想を書きます。 結論から言うと、弘前市民の方も、旅行で青森に訪れた方も、是非とも寄るべき美術館・展覧会だと思いました。弘前市の歴史を尊重した美術館の建築、蜷川実花氏の展覧会に関しては、空間を大きく使った映えるインスタレーション、弘前公園の桜を撮影した新作の展示など、見応えも十分でした! ▶︎訪問のきっかけ一人の時間が2日間できたため

          展覧会レポ:弘前れんが倉庫美術館「蜷川実花展 with EiM: 儚くも煌めく境界」

          展覧会レポ:富士フイルムフォトサロン東京「セルカン・ギュネシュ写真展"WITHIN"」ほか

          【約3,400文字、写真約20枚】 初めて富士フイルムフォトサロン東京(六本木)に行き「セルカン・ギュネシュ写真展"WITHIN"」などを鑑賞しました。主に「FUJIFILM SQUARE」の全体像について、感想を書きます。 ※この展覧会は既に終了しています。 結論から言うと、六本木に来た際に、写真に興味がある方はマストで寄った方が良い場所だと思いました。FUJIFILM SQUAREには常に6つほどの写真展が実施されており、どれも質が高く、しかも全部無料だからです!

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          麻布台ヒルズレポ:おしゃれの暴力!日本一高い展望台はマスト

          【約3,200文字、写真約25枚】 2023年11月にオープンした「麻布台ヒルズ」に行きました。展望台やアートの観点から、その感想(+森ビルについて)を書きます。 結論から言うと、一度は訪れるべき複合施設だと思いました。1)ビルとして日本一高い展望台は景色も良い上に無料!、2)建物や内装デザインが暴力的におしゃれ過ぎる、3)パブリックアートや常設の展覧会(値段は高い)が複数あるためです。観光客にも都民にもおすすめです。 ※展望台の一般公開は4月17日までに変更😨(3月27

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          展覧会レポ:アーティゾン美術館「ブランクーシ 本質を象る」「石橋財団コレクション選」

          【約4,900文字、写真約55枚】 アーティゾン美術館で開催中の「ブランクーシ 本質を象る」と「石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 清水多嘉示」を鑑賞しました。その感想を書きます。 結論から言うと、行く価値は大いにあると思いました。それは主に、1)ブランクーシの作品約90点を集めた日本初の個展、2)ブランクーシの変遷や考えが体系的に分かる、3)展示方法が面白かった(一部、課題あり)ことによります。是非、心を「無」して鑑賞しましょう。特に、現代アートやミニマールアートが

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          東京タワーレポ:600段の外階段が魅力。スカイツリーよりおすすめ

          【約2,800文字、写真約40枚】 約10年ぶりに東京タワーへ行きました。写真をメインに、その感想を書きます。 結論から言うと、東京タワーはいつ行っても楽しいです。スカイツリーとは違ったノスタルジックな魅力があります(値段もリーズナブル)。約600段ある「外階段」を使ってメインデッキに行き来できる点も面白いです。東京外から来た人も、東京近郊に住んでいる人もおすすめです! ▶︎訪問のきっかけ訪問のきっかけは、1)子供を東京タワーに連れて行きたいと常々思っていた、2)「タワー

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          展覧会レポ:DIC川村記念美術「今見られるコレクション」「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」

          【約5,500文字、写真約40枚】 初めて、DIC川村記念美術館(以下、DIC美術館)に行き「今見られるコレクション」と「カール・アンドレ 彫刻と詩、その間」を鑑賞しました。その感想を書きます。 結論から言うと、大満足の美術館でした。これは主に、1)大自然に囲まれた環境、2)作品の良さを何倍にも引き出す贅沢な展示室とキュレーション、3)素晴らしいコレクションのクオリティによります。なお、アクセスが悪いため、都内から行く場合はまとまった時間が必要です。 ▶︎訪問のきっかけ訪

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          展覧会レポ:横浜美術館ほか「横浜トリエンナーレ<野草:いま、ここで⽣きてる>」

          【約4,400文字、写真約50枚】 3年毎に楽しみにしている横浜トリエンナーレ「野草:いま、ここで⽣きてる」に行きました。その感想を書きます。 結論から言うと、私の期待と真逆のキュレーションだったため、感想は「がっかり」でした。1)コロナ明け、2)約3年ぶりの横浜美術館リニューアル、3)横浜トリエンナーレはいつも楽しいため、期待していました。しかし、今回は政治的なメッセージが強かったり、怖い作品が多かったため、期待との落差が大きく「アートを楽しむ」ことが難しかったです。

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          映画レポ「のび太の地球交響楽」:盛り上がりに欠ける。音の世界観は面白い

          【約2,900文字、写真約5枚】 「映画ドラえもん のび太の地球交響楽」を鑑賞しました。その感想を書きます。以下、ネタバレありです。 ・・・・・ ・・・・ ・・・ ・・ ・ 結論から言うと、私にとって満足度は低かったです。1)ストーリーの盛り上がりに欠けたこと、2)敵に魅力がなかったことによります。なお、音を可視化する世界観や、映画館の大音量で質の高い音楽を聴けたことは良かったです。 ▶︎鑑賞のきっかけ1)子供がドラえもんを映画館で見たことがなかった 私は子供

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          こどもの国レポ:牧場に子どもは大満足!

          【約3,200文字、写真約40枚】 横浜市にある「こどもの国」の牧場に行きました。その感想を書きます(雪印メグミルクについても少し調べました)。 結論から言うと、こどもの国にある牧場は、1)雪印グループが運営しており、馬・羊・牛などと気軽で安価に触れ合うことができるためおすすめ、2)動物が嫌いな子どもはいないため、マストで寄りたい場所です。 ▶︎訪問のきっかけこどもの国へ行ってみたい、という関西からの旅行者の希望があったため、訪問しました。 ▶︎こどもの国とは「こどもの

          こどもの国レポ:牧場に子どもは大満足!