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親切が沁みる話


近所のスーパーで買い物をしていた時のこと。

甥と姪がたくさんくるので、食べ物など多く購入していたら、手持ちのカゴの中身がいっぱいになっていた。

でもそれほど重いものは入れてなかったのか、さほど重い!とは感じずに買い物を続けていたところ、

『あの、、すみません、、』

と話しかけられた。

『はい?』
道でも聞かれるのかな?ここスーパーだけど?
と思っていたら、

『それ、重いでしょう。僕のこれ、使ってください!』と、カートを渡してくれたのだ。

『いえ、大丈夫です!持てますので。
ありがとうございます』

『いや、やっぱり重いですよそれは!
使ってください』、、と。

実はこのスーパーは近所なのだけど、これまで何度も何度も買い物したことがあったが、こんな風に親切に声かけしてもらったのは初めてだった。
しかもこの方、店員さんではなくてお客さんだ。

なんだか不思議な気持ちになり、でも勇気を出してカートを貸してくれるために声かけしてくれたんだなあと思うと、後になってもジーンときてしまった。

人の親切、沁みるなぁ。。。

思えば、昔アメリカでも、韓国でもポルトガルでもチュニジアでも本当に親切にしてもらうことが多かった。

国民性なのかなあと旅しながら思ったが、それに似たような感じを、初めて住んでる土地で感じた次第。

歳を取ったら、人が当たり前に親切で!それを感じられる土地に住みたいな。

日本人も親切なんだろうけれど、それを表にださないテレがあるとか、見ず知らずの人にわざわざ親切にしない風潮があるなど、、感じたりする。

海外だとあたりまえに親切を感じることが多いのと、人の失敗に寛大なんだなーと思う。

日本の食べ物や文化大好きだけど、年々、人の優しさが滲みてくる瞬間が増えてきたので、いつか暮らすならどこが良いかなあ、など模索している日々。

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