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今の世の中と今の自分について②


※この写真は本文となんら関係ありません。ただ可愛くて載せているだけであります。


①からの続きとなります。


海外転職を懲りずに続けていたある日。

担当リクルーターから、『前回は本当に失礼なことになり申し訳ございませんでした。新たに案件来ておりますのでご紹介させていただいてよろしいでしょうか』と丁重な内容のメールが届いた。

そこで、リベンジ!のごとく快諾。

英語を多く使う、ネットフリックスではないが、その系列の仕事で会社自体が英語オンリーの環境。日本人も少なく、自分の希望に叶う内容だと思われるのでどうか、と。

よし、なんとかチャレンジしてみよう!!
日本での就活に疲弊しており、一時的に働いていた会社でも疲れ果てていたが未来の自分のためだ!!と身体と心を奮い立たせた。

そして面接。

夜に始まった。これはいつものことだが、仕事帰りで疲れているが、さらにまた気合いを入れ直す。

カメラオン面接。今回の面接も日本人女性。

しょっぱなから彼女が、
『すみません、失礼ですが、、今回のお仕事の内容、正確に理解されてますでしょうか?』

、、、??

どういうことか問うと、実は今回募集のこの仕事、ネット環境の調整やテレビの性質把握と説明事項の暗記、電気配線から携帯会社の各社の細部理解も必要で、かなりの暗記量とのこと。

ん??そんな仕事内容だったかな、、
普段の仕事で疲れ果てており、今回の仕事の内容についてこんな話、メールに記載あったかな、、?
疲れていて自分、ちゃんと読めていなかったのかもしれない、、と思った。

『いえ、すみません、リクルーターさんから説明されていたかもしれませんが、ここまでの内容については把握できておりませんでした。』と答えると、『そうですか、、、この仕事はかなりの覚悟が必要なんですよ。なにせ暗記量と即時対応力がかなり求められるので。同じ日本人メンバーが同僚で相手も日本人対象なので言葉の問題はないし負担はそこはないのですが、、』

???

『あの、、すみません、社内は英語環境じゃないんですか?日本人が少なくて、、と聞いていたのですが???』

『いえ、うちは日本人だけのチームです。日本語オンリーの環境です。他の部署には韓国人チーム、シンガポーリアンチームなどがいますが、食堂で見かける程度ですね。話しかけたかったら話しかけてみても良いのでは?』

と、、。

( ̄◇ ̄;)エーーー?????

『いえ、わたしはリクルーターさんから、英語環境の会社だと聞いていたのですが、全然違うのですか?』

『違います。そもそもそれを求めての入社希望だったら、ウチではないと思います。他の会社さんからの案件と勘違いされたのでは?そういうことなら採用担当にその旨お伝えしておきます。こういうことは時々ありますし、ミスコミュニケートで入社、となる前に相互理解しておくことって大切で、だから最初に仕事内容のご質問をさせていただいたのですから』

はいいいいいいい???
おい、リクルーター???

早速、この面接後にリクルーターにメール。
夜なので返信なかったが翌朝返信が来た。

『なぜこういったことが起きたのか、社内で調査して参ります。申し訳ございません。』と。

いや、あんた、違うにも程があるでしょうよ。
しかも面接者の彼女が仕事内容をきちんと説明してくれてなかったら、一方的な質問だけされるような面接だったら仕事内容には触れられず、知らずに入社になっていた可能性(おそろしい!)あるやないかーーーーーっ!
(ふたたびの、心の叫び、ムンク😱)

翌日、早速メールがリクルーターから届いた。
内容はというと、『相手会社の採用担当が勘違いして、別の職務内容をうちに伝えてしまったそうです。採用担当と、それぞれの部署が求める職務内容がちゃんと伝達されてなくてこういった間違いが起こるケースがあるようです』と。

はあ??
社内は英語環境、てのは違う、とハッキリ面接者は言っていた。まずそこからして採用担当がいい加減な嘘をつく必要があったのか?

リクルーターの担当者を信頼していたので、この仕事内容に関する大きな間違いについてはショックも大きかったし、前回の会社の面接女の件もあったので、もしかしてこのリクルーターの会社自体が信頼に値しないのかも、、と思い始めた。

そこからは、海外転職への熱は一気に冷めた。
目の前の、とりあえずはなんとかたどり着けた今の仕事のなかで、生活ができて人としても成長できる可能性について、賭けてみよう!と思った。

のだが、、。

続く。

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