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AO(総合型選抜)、推薦入試の勧め11

私が、推薦系の入試をお勧めする最大の理由は、ズバリ本来の学力の1ランク、2ランク、場合によってはこんな大学無理でしょ?って大学に合格できるからだ。

私は、大学名より資格優先派だ。
医師志望なら、旧帝大に拘って浪人するより、地方国立でもサッサと入って、早く医師になって研鑽を積む方が遥かにいい。

それは、大学名に拘って、折角一浪したからと、更に難関大学に挑戦して、二浪三浪と泥沼に入って行く受験生を見てきたからだ。

一方で、医学部のような、入学=ほぼ難関国家資格取得と違って、資格系以外の大学は事情が異なる。

幾ら大学名で一生が決まる訳ではないと綺麗事を言っても、世間体やプライド、就活の有利不利など、多くの人の本音は、少しでも難易度の高い大学だ。

MARCHより早慶上智、産近甲龍より関関同立、と考える受験生の気持ちは良く分かる。

そこで、偏差値40で国立工、私立工からノー勉で旧帝大歯、D判定から国立後期、と言った私の経験した事例から、少しでも高処を目指す受験生の力になれば、と思いnoteをしたためている。

そこで本題。推薦系の枠を増やしたい大学側の思惑を逆手に取った戦略に触れて行きたい。

先ず指定校推薦。
以前、私立医学部は経済的事情が許せば、余程力のある受験生以外は、指定校推薦が近道とお話しした。これは医学部以外にも当てはまる。
多くの私立大学で系列高校を抱えている。

高校どころか、中学校、小学校、いや幼稚園まで抱えている所も少なくない。

所謂お受験がもて囃されるのは、より早い段階で入学してしまえば、エスカレーターで上迄いけるからだ。

しかし、こう言った手法には弊害もあり私は高校からで充分では?と感じる事も少なくない。

一方で、余程の進学校以外は、指定校と言えど、さ程難しくないケースも多く、私立医学部に関しては指定校推薦をお勧めしたい。

医学部以外では、さほど偏差値の高くない普通高校や商業や工業高校でも、かなりの高偏差値大学へ沢山進学しているので、学力に自信のない方は、難しい進学校を避け身の丈にあった、高校で真面目な3年間を過ごして、○Aの内申書を引っ提げて、推薦系での入試をお勧めする。

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