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幻想ポロネーズ 雑感

昨年のFacebookページの投稿、
こちらにも置いておきます☘️

📒2023年7月25日
https://www.facebook.com/100064188781115/posts/pfbid0Q2zGsTKmpVTmiosaUZoQ9XNLQ7R2HXarGdJSoyZKsrc4Ga9pra2wbjYdDHyFmZyTl/?

幻想ポロネーズ。
兵士さん達が突撃して死んでしまう所がdur(長調)で書いてあるので、、
余計に涙が出る。。
わーっと、戦になるところ。。

(私の個人的な音印象です(笑))

最後馬で駆け上がってゆくその先の場所は、天国。

練習しながら、時々号泣します(笑)
兵士はショパンの友人達。
(この曲もバレエ作れそう。。🙂(笑)

 
この感覚が得られたのは、やはり、
ショパンが書いたノーペダルを守ってみたからです。
え、ここでノーペダル???
と思うのですが、これまで聴いた音を捨ててひたすら練習していると、
そのシーンが、突如見えました。
馬がドドドドと、翔ける。。

そして、モダンピアノで練習していると、
どんどんプレイエル以上の音量になってゆく。。
作品が持つエネルギーにおされてしまい😅

ここのバランスをいつも迷うところです🙂
大きな音はいくらでも出るけれど、あまりすると品がない様な。。🙃

会場とも、当日相談デス。。😊

早川奈穂子

画像は、休憩時間に作っていた3枚の拾い物を組み合わせた絵。
幻想ポロネーズの、私の個人的なイメージです😌✨


📒2023年8月3日
https://www.facebook.com/100064188781115/posts/pfbid02fhccuCBQatyFZNzyQcgG29cnr9HxtF3pxXR6QbSLDzABx5hX6LWC148tgnYHDGCRl/?

幻想ポロネーズ。
最後のページのノーペダル具合が、
やっぱりプレイエルだと大きな意味を持ち。。

モダンピアノだと幾らでもフォルテを際限なく大音量に作ってゆけますが、プレイエルはそうでは無いので、このペダルを守る事に本当に意味があり、ショパンがしっかりと計算している事が解ります。

そして、ただ音量の計算だけでなく、
これはテクスチャー(音の質の層、肌ざわりのようなもの)にも関わり。
ノーペダルのザザザと言う乾いた音が持つ意味(私の中では馬の砂埃)
そこから見えてくる情景・感触、周波数が確かにあります。。🥲✨✨

このペダルの通りに弾いている人を聴いたことが無く。。
本当に不思議な発見で、感動です😂🥹🥲✨

是非19世紀のプレイエルで、生で、
ホールで聴いていただきたいです。
さらに熟成させて参ります🌱✨

早川 奈穂子



🔸2023年8月13日フィンチコックス楽器博物館(イギリス)
早川奈穂子フォルテピアノリサイタル
(使用楽器:コンラートグラーフ 1826年製 エラール1866年製)
http://naokohayakawa.com/blog-entry-535.html

🔸2023年9月20日(水) 19:00  兵庫県立芸術文化センター(西宮)
早川奈穂子フォルテピアノリサイタル
〜プレイエルとショパンの物語 vol.3〜
(使用楽器:プレイエル1845年製)
http://naokohayakawa.com/blog-entry-534.html



 

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