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熟年夫婦だからこそ、大切にしたいたった1つのこと

普段、夫婦でどんなことが話題になり、どんな会話をしていらっしゃいますか?

今日は、我が家の話です。


「あなたの部下じゃなくて、よかった」と、ポロっと本音が。


私たちは、長年(31年)夫婦をやってきましたが、
相手に本音を直球で投げつけるということは、
あまりしてこなかったように思います。

たぶん、お互いに目をつぶって多めに見てることで、
大きな衝突を避けてきたのでしょう。

適当な塩梅で折り合いをつける、
というのも、夫婦仲に大きな亀裂を作らない、ひとつの方法だと思います。

私の夫は、とても家庭的で協力的な人だと思うのですが、
理論的で、物事を細かく観察して分析する一面を持っています。

どちらかというと、大雑把で感覚的な私に対して夫は、
例えば、
家電製品を選ぶ時の比較対象して検討する能力に、とても助けられています。


山登りでも、
麓のお風呂屋さん情報に始まり、
近くで買い物できるスーパーの情報、
当日の天気図を読み解いて、気象条件的に大丈夫そうか判断してくれるので、頼りになります。

でも。

時々、その細かさや理論的な正しさが、私を息苦しくさせることがあります。

例えば、
夫が綿密に調べ上げて、エクセルにまとめた資料をよく読んでおいてと言われて、ファイルを広げた時の圧迫感といったら。

「えっと、これらの数字から、どんな情報を私に読み取れと?」
「すみません、そこから説明していただけませんか?」

という感じです。

なんだか、そのたびに自分の無能さを痛感させられるような気がします。

夫は、夫で、ここまでやってあげたんだから、
よく見ればわかるでしょ。
とのたまうわけです。

 はぁ。

まぁ、そりゃ、おっしゃるとおりではございますが、
理解するまでに、途方もない時間がかかりそうで、
私は、それだけでイラっとするし、面倒くさくて、到底、見る気になれません。

最近、ちょっと、そんなことが続いたので、
ふとした拍子に、私は夫に
「私、あなたの部下じゃなくて、まじ、よかったわ。」
「もう、絶対ムリだもん、要求が高すぎて細かすぎる。しんどいわ」

と、笑いながらですが、本音をぶちかましました。

私の言葉に対して夫は、その時は何も言わなかったので、
それは、その場で終わったように見えました。

ところが、私がそんなことを自分が言ったことすら、忘れていた頃になって夫が、

「ねぇ、俺って、細かすぎる?」
「何か、言いすぎたこと、あったかな?」

と、聞いてきたのです。

夫も、気にしていたのですね。 

あなたのあたり前は、私のあたり前ではない

 夫にとっては、あたり前にできること、
それは、
膨大な情報をまとめたり、数値で比較したりすることは、
私にとっては、あたり前ではないし、
情報をただ渡されても、手掛かりをもらえなければ、読み込む気にもなれません。

「あなたがあたり前にできることは、私にとっては、あたり前ではない」

そんなこと、今さら言わなくても、わかってることだと思います。

でも、
「今さら言わなくても」

「わざわざ波風立てなくても」

「自分が気にしなければ」

と、スルーしてしまうことは、自分の感情をないがしろにすることです。

なかったことにはなりません。
きっと、私の中のザラっとした思いは、腹の奥底に沈殿して残っていくことでしょう。

残った感情は、いつか暴れ出して、想定外の事態を引き起こしたりするので、
ため込まないに限ります。

今回のわたしのケースでは、
夫に対する伝え方は、まったくもって、なってなかったので、
伝え方は工夫するとして、

私は、あなたではない。
あなたとは、ここが、違う。


だから、この件は、こうしてもらえると理解が進むとか、
具体的にこうして欲しいを伝えておくって、
めちゃくちゃ大事なことだと
あらためて感じました。

一回伝えただけでは、伝わらないこともあるでしょうし、
伝わったとしても、薄れてしまうこともあるでしょう。

だから、なんべんでも伝え続ける。

長年やってきた夫婦だからこそ、
伝えるべきことは、きちんと伝える。

それが、夫婦の関係性に良い循環をもたらす
と、私は考えます。

とても些細なことすが、
長い目で見れば、きっと効果があるはずです(^^)/

 

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