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私が悪習慣とサヨナラできた理由

悪習慣は”我慢”では断ち切れない

タバコ、暴飲暴食、菓子パン、エナジードリンク、運動不足…etc

これらは私がこれまでに断ち切ってきた悪習慣です。
これまでの経験を通じて言えることは

「悪習慣は”我慢”では断ち切れない」です。

※私の個人的な体験談に基づくものであり、医療従事者や依存症治療等の専門家ではありません。あらかじめご了承ください。

どうすれば悪習慣を断ち切れるのか?

私の経験からいえば、「やめたい」と思っているうちはやめられないと思っています。

どんなにデメリットだけを並べられても、
やめることでのメリットが腹落ちできないと、
目の前のやるメリットにばかり目が行き、
やりたいことを我慢するだけの状態になってしまう。
我慢は意志力を使うので、結局続きません。

なので、例えばタバコやお酒で言えば「禁煙」「禁酒」ではなく、
「卒煙」「卒酒」と考えています。禁止されるとやりたくなるのが人間。
一方、卒業は自らの意思で離れることを選んでいるというニュアンスです。
足を洗う、とも言えるかな。
自分の内発的動機で動けば、揺るがないものになります。

この習慣は私には必要ではない。
やってもいいけどやらなくてよい。
やれって言われてもやるメリットがないし。
なぜなら私から大切な未来を奪っているから。

といったことが心底腹落ちできると精神的な報酬が働くので、
「やめたい」から「やめた方がいいじゃん!」に納得感が増すと動ける。

短期的な成果を追い求めず、じわじわと時間をかけて納得感を育てる

私のイメージでは、天秤⚖️やシーソーです。

徐々に重さを加えていっても途中までは全然動かないのに、
反対側の重さを超えると突然ストンと落ちます。あの感覚です。

だから、今日からやめる!と声高に宣言してやめるのではなく、
やめるメリットを自分の中にじっくり蓄積していくこと。
より精神的な報酬の高い習慣で上書きをすることが必要です。

私の所属するオンラインサロン"勝間塾”で
勝間和代さんや他の塾生がお酒を飲まないことを推奨していて、
知識としてお酒を飲まない方がよい、ということは頭では理解しました。
お酒の害について何度も勝間さんのYou Tubeやサポートメールで見聞きしました。
私もお酒やめたい、と思いました。
コーチングを受ける時のテーマでも話していました。

しかし私は「お酒をやめたい」と口ではいいながらも、
お酒を飲むことを正当化できる情報をずっと探していました。
しかし、お酒を飲んでもいい理由は全然見つかりませんでした。
そして、とうとう諦めました(笑)

最終的には泥酔して身の危険を感じるできごとがあり、
それがダメ押しとなって「あぁ、もうやめよう。」と。
今までも何回も泥酔してもやめなかったのに。
初めてお酒をやめたほうがいいんだと心から納得しました。
ついにシーソーがひっくり返ったのでした。

何か一つの理由ではなく、これまでの積み重ねのジグソーパズルが
やっと完成した、みたいな感じかも。

お酒をやめてから継続できている理由としては、
お酒を飲まないことで得られるメリット、
例えば運動できる、読書できる、貯金できる、体型維持できるなど、
今までお酒に奪われていたものが目に見えて別の価値に置き換わったので、
それを失いたくない気持ちのほうが勝るようになったからです。

なので、お酒の席で1杯くらい飲むことはあっても、
今の快適な日常生活を侵食させたくないので歯止めが効かなくなることはありません。

タバコを辞めた時のこと

もう10年以上前になりますが、以前勤めていた会社の社長が喫煙者に否定的で、会社の本棚に禁煙セラピーの本が置いてあったり、禁煙外来の補助費用が出ていました。

タバコの害なんて、とっくの昔から、百も承知です。
結婚もしたので妊活したいし、そろそろやめどきかな~なテンション。
その頃にはもうヘビースモーカーというほどではなく、
1日数本でしたが、その数本がやめられずにいました。
禁煙セラピーの本を読みながらも、まだ吸っていました。

環境の力も大事


駅や街中にあった喫煙所がどんどんなくなり、
カフェなども禁煙のお店が増え、喫煙席は狭くなる一方。
タバコを吸える場所がどんどんなくなっていった頃でした。
それが私にとっては後押しになりました。

喫煙所がない。カフェも空いてない。路上喫煙はしたくない(真面目というのもあるけど罰金取られたくないからねw)
タバコを吸える場所を探してひたすら歩き回る時間。
タバコ1本吸うためにわざわざカフェで何百円も払う。

あれ、何やってんだろ・・・この時間とお金、無駄じゃない?w
タバコに自分の時間と行動が支配されているなんて、アホらし。

ある時急に、「もういいや」ってなりました。
すぐに結果の出にくい健康面の効果よりも、
ダイレクトに実感できる自分の損得の方がよほど効果てきめんでした。
禁煙セラピーの本でインプットした内容と、
自分の実体験が線になって繋がった感覚でした。

タバコをやめてからというもの
自分がいかに臭かったかを痛感するようになり
もう二度と臭い人になりたくないので
一本も一口も吸っていません。
(過去の自分を棚上げするにもほどがある。愛煙家の方、ごめんなさい)

悪習慣をやめられなくて困ってる人へ

悪習慣をやめられない背景には、
その習慣によって得ているメリットが必ずあるはずです。
短絡的で、刹那的な、でも根深い何かが。

何が満たされなくてそれをやっているのか
代わりに何が満たされたら必要なくなるのか
その先に得られる未来は?
やめないことで失う未来は?

悪習慣をやめられなくて困っている方は、
私のコーチングセッションでご自身と向き合ってみませんか?


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