見出し画像

ずっと逃げてきた紙の手帳に向き合ってみる

紙の手帳を1冊使い切ったことがない

まだスマホもなかった学生時代から、手帳を一冊使い切ったことがなかった私。
自分の字が好きじゃなかったし、間違えたり予定が変わった時の修正もめんどう。
予定とかどうやって管理していたんだろうか。思い出せない。
ガラケーにスケジュール管理機能なんてあったっけ・・・?
スマホを持ってからは、もう一切紙の手帳を使わなくなった。

特にグーグルカレンダーを使い始めてからの改革はハンパなくて
仕事とプライベートの予定をグーグルカレンダー1つで管理できて
でもアカウントは分けられるので会社の人に私用の予定は見られなくて
リマインド機能もtodoリストもあってzoom連携もできて
予定が変わっても指1本でスライドしたり削除できて
紙の手帳を使うべき理由なんて何一つ思い浮かばなかった。

それでも紙の手帳を使ってみようと思った理由

「とりあえず形から入る」から笑。
成功している人がやっている、やった方がいいということは、完全に腹落ちしなくてもとりあえずやってみる。

先日受けた、マスターコーチ谷口貴彦さんのセミナーで、タイムマネジメントについて学び、谷口さんが実際にどのように手帳を活用しているか、めちゃくちゃ具体的に教えてくださった。
谷口さんの手帳にはすでに数年先の予定まで入っていた。
先々の予定を入れておき、変動要素を含めコントロールしながら近くなるごとに具体性を増していつ何をするかを決めていく。

自分の時間=自分の残された命

何に使っているか?
この先何に使っていくか?
それは本当にやりたいことか?
自分の価値に沿っているか?
大切な時間を簡単に他人に奪わせていないか?
自分との約束を守っているか?

谷口さんはその予定のことを「ブロックを置く」と表現する。
そして、一度置いたブロックは原則動かさない。

手帳を久しぶりに買ってみた

谷口さんのおすすめは10月始まりの15ヶ月タイプ。
何で10月始まりなのかと聞いたら、
10月は出雲大社に全国の神々が集まり、来年のことを決める月だからだそう。

でも2月に10月始まりの手帳はなかったので、1月始まりの手帳にしました笑

マンスリーとウィークリーのあるシンプルなものに。
最近、過去の振り返りをするようになったので、
1ヶ月が見開きで一覧できるのはいいなと思いました。
スマホだとマンスリーは超見づらいし、振り返りのに何回もスクロールするのがめんどかったので、この時点で紙の手帳メリットを実感。

さっそく予定を書き込んでみる。
谷口コーチを真似して、食事や睡眠といった身体を整える上で必要な予定から緑色のペンで書き込んでいく。
手帳はタスクリストではなく、自分の時間を何に使うかを組み立てていくもの。
だから、人生において重要なことから埋めていく。

手書きで書き込んでいくと、食事や睡眠といった自分の毎日の行動に意味が吹き込まれていく感じがする。
自分の予定がとても大切な愛おしいものに感じる。

いいじゃん、紙。

しかし、ここで問題発生

手帳に向き合う時間そのものを捻出するのが難しいという壁にぶち当たる。
スマホのカレンダーアプリなら基本的にいつでも持ち歩いていて気づいたらすぐに取り出せるし、満員電車の中でも触れる。
手帳をすぐ開こうと思うと常に持ち歩いていないといけないし、開いて書ける環境が必要。
荷物も増えるし、だから自分の生活スタイルには紙の手帳が合わないんだよな、と思うのです。

でも、これ自体が言い訳だと気づくわけで。
タイムマネジメントができてないから、紙の手帳を開いて書く時間すら作れていないという悪循環に陥っている。

時間は誰にでも平等に、1秒たりとも止まらずに流れていて、
生きている限り何もしていない時間というのは存在しない。

Aをする時間がないということは、その時間はBをすることに使われているだけ。
家族や仕事など、言い訳はいくらでもできる。
でも全部、自分の意思決定の結果。
その真実に向き合わない限り、時間の使い方は変わらないと思うのです。

習慣を変えるには小さなことから始める

何年も手帳を使っていなかった人間がいきなり手帳主体の生活にするにはけっこうハードルがあります。
ここで完璧を求めると、あー無理だ、やめようとなる。

だからまず、忙しい日でも絶対にできそうなことから始める。
1日1回は、手帳を開く。開くだけでいい。
書きたいことがあったら書く。

まずはここからやってみます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?