なおき

采食顕美st ギャラリー&カフェオーナー兼バリスタ 中学3年時に、日本国憲法第25条「…

なおき

采食顕美st ギャラリー&カフェオーナー兼バリスタ 中学3年時に、日本国憲法第25条「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。」に出会って以来、その思想が自分軸となっています。そして、食を采配して人に内在する美を顕す“采食顕美st”としてお役に立ちたいです。

マガジン

  • “ハート”が導くフローライフ

    「フロー」とは? 「マインドフルネス」とは? このマガジンは、 「ハートの力」を実践した体験から得られた智慧をシェアするマガジンです

  • かふぇとぉく

    カフェでは、いろんな方と、いろんな会話で花が咲きます そんなカフェでのトークを、このマガジンで垣間見せていきたいと思います

  • 「健康で文化的な生活」を愉しむ

最近の記事

自分がやっていることが無駄なんじゃないか?というエゴの声が聞こえてくるときに思い出す話

森が燃えていました 森の生きものたちは われ先にと 逃げて いきました でもクリキンディという名の ハチドリだけは いったりきたり くちばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは 火の上に落としていきます 動物たちがそれを見て 「そんなことをして いったい何になるんだ」 といって笑います。 クリキンディは こう答えました 「私は、私にできることをしているだけ」 (※出典 辻信一監修「ハチドリのひとしずく」光文社刊) この話は、明治学院大学国際学部教授の辻信一さんが、南米のアンデス地

    • もうひとつのジャズの流れ

      ニューオーリンズで生まれ、シカゴに移り、ニューヨークに伝わり、踊る音楽からミュージシャンのアイデアと技術で聴かせるスタイルが生まれた“ジャズ”。 このニューオーリンズ発 シカゴ経由 ニューヨークの流れは、ヨーロッパ音楽の教育を受けたアフリカ由来の人が関わっているので、主流の管楽器はトランペットやトロンボーンというヨーロッパのオーケストラでも主流の楽器です。 方や。 ジャズといえば、メジャーな楽器にサクソフォン=サックスがあります。 この楽器の流れは、ニューオーリンズ発 

      • “Being:在り方”が重要、で思い出したエピソード

        こちらの記事でも紹介しましたように、はせくらみゆきさんは著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」で、 見えるもの(Results:結果・果報)の奥には、そうならざるを得なかった行動次元(Doing:やり方)の動きがあり、その行動次元を規定する根っこの場所、つまり、想いや考え方といったマインドの次元(Being:あり方)が根本に横たわっている ことを説明されています。 この説明を読んで、思い出したことが2つあります。 そのひとつは、孫正義さんのエピソード。 孫正義さん

        • 憂さ晴らしから生まれた“ジャズ”

          私が“ジャズ”、と意識して接した最初はタバコのCMのBGMで聴いた“TAKE 5”です。 かつての私のように、ジャズのことを詳しく知らない方が「ジャズ」と聴いて思い浮かべるようなスタイルのジャズは「モダンジャズ」と呼ばれ、さらに時代とともにビバップ、クール、モードなど細かいスタイルがあります。 この「モダンジャズ」。 そもそもの興りは、スウィングダンス全盛の頃、 あまりにも毎日毎日ダンスのために演奏していたミュージシャンが、フラストレーションが溜まって、終演後に店に集まっ

        自分がやっていることが無駄なんじゃないか?というエゴの声が聞こえてくるときに思い出す話

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        • “ハート”が導くフローライフ
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          204本
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          1本

        記事

          モノ・コトが生まれる流れ

          加藤シャンティ徳子さんの著書「現実は脳ではなくハートでつくる」では、 魂の目的を果たすために、ハートが願いを生み出し、それを感情に伝わり、そしてマインドが実現する方法を見つけ出し、意志の力を使って身体に行動を起こさせようとする ことが説明されています。 はせくらみゆきさんの著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」では、 見えるもの(Results:結果・果報)の奥には、そうならざるを得なかった行動次元(Doing:やり方)の動きがあり、その行動次元を規定する根っこ

          モノ・コトが生まれる流れ

          “踊る音楽”となったジャズ

          工業の労働雇用が増えたこと 禁酒法 などの理由から、歓楽街の中心がシカゴに移り、ジャズを演奏するミュージシャンもシカゴに移住、それによってシカゴ出身のジャズミュージシャンも誕生し始めます。 そして、このころに、ジャズは“踊るための音楽=スウィングするための音楽”になったそうです。 アメリカはヨーロッパからの移民も多いのですが、その多くは貴族層ではない人たち。 なので、ヨーロッパの貴族文化である“ワルツ”ではなく、スウィングというダンスを手に入れたことになります。 禁酒法

          “踊る音楽”となったジャズ

          魔に魅入られない人

          加藤シャンティ徳子さんは、著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、「ハートの思いに従い続けることを忘れてしまう」、ことに触れています。 一歩目はハートの従うのに、二歩、三歩と進むうちに、いつしかエゴの声に従ってしまっている、ということです。 はせくらみゆきさんは、著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」で、「真我である真」ではなく、「魔」に魅入られたり、差されたりする、ということに触れています。 おそらく、そういう場合は、「好事魔多し」という言葉があるように、万

          魔に魅入られない人

          ニューオーリンズから北上したジャズ

          フランス領であったりスペイン領であったことから、ヨーロッパの教育とアフリカ由来のリズムが融合して生まれた音楽“ジャズ”は、発祥の地、ニューオーリンズから河伝いに遡るようにシカゴへとその拠点が移動します。 その理由のひとつは、“第一次世界大戦”。 これによって、産業都市として急激に発展した北部の街に、南部の農業労働の3倍の支払いに惹かれて、どんどん労働を担う人々が移動しました。 これに合わせて、一日の労働の後を愉しませる人々、ミュージシャンも移動しました。 そして、この時代

          ニューオーリンズから北上したジャズ

          “真”の無いココロは・・・

          加藤シャンティ徳子さんは、著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、 「マインド+感情」を「ココロ」 そして、マインドには、存在の本質から生まれた個別の目的を持った魂とのつながりを持つハートとつながったマインドと、ハートとのつながりを失ったエゴマインドがある と説明されています。 はせくらみゆきさんは著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」の中で、 真心とは、まことの心、真ん中にある心のこと。 この真(マ)の中に入っているのが“宇宙の意思”。 ですので、まごころを通

          “真”の無いココロは・・・

          なぜ“ジャズ”がニューオーリンズで生まれたのか

          お店ではジャズの生演奏を開催しています。 そのご縁もあって、「ジャズ講座」を開催していただいたこともあります。 ジャズは、19世紀末から20世紀初頭にかけてアメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオーリンズの黒人コミュニティで生まれた音楽を称して言います。 ニューオーリンズでジャズが生まれた背景には、ニューオーリンズがフランス領さらにスペイン領であった時代があることが関係しているそうです。 アメリカ南部は、ヨーロッパをルーツとする領主とアフリカをルーツとする使用人という関係が

          なぜ“ジャズ”がニューオーリンズで生まれたのか

          マネーの“マ”は真心の“ま”

          加藤シャンティ徳子さんの著書「現実は脳ではなくハートでつくる」で説明されている 「すべてのモノは誰かのハート、もしくは人ではない何かのハートから生まれている」 という言葉から、 「では、物質世界の代表格のお金も?」 という私の疑問に答えてくれたのが、はせくらみゆきさんの著書「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」です。 「宇宙を味方につけるリッチマネーの秘密」からは、お金も宇宙から人間に与えられたしくみだという理解に加えて、さまざまな智慧を授かりました。 そのひとつが、「

          マネーの“マ”は真心の“ま”

          寿命がはっきりしている楽器

          ジャズでは“ベース”と呼ばれて活用されている楽器「コントラバス」。 時々、ミュージシャンがお持ちの楽器の作られてからの年数が話題になったりするのですが、「120年」とか「150年」とか、中には「200年」なんてベースを使用している方もいらっしゃいます。 そんなコントラバスは楽器の寿命がはっきりしているそうで、その寿命は「300年」。 そんな寿命がはっきりしているコントラバスは、もっともいい音が出る時期もよく知られていて、そのピークの時はなんと寿命が尽きるギリギリの時、な

          寿命がはっきりしている楽器

          お金とは・・・

          加藤シャンティ徳子さんは著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、 「私たちがこの世界で目にしているものの多くは、誰かのハートから流れ出すフローとともに生まれたイメージやヴィジョンが形になったものです。そして、それ以外の「人ではないもの」のハートから流れ出すフローとともに、生まれたイメージやヴィジョンが形になったものも私たちは目にしています。それはこの宇宙のハートから流れ出すフローとともに生まれたイメージやヴィジョンが形になったものです。  逆に言えば、ハートから流れ出す

          お金とは・・・

          言いづらい言葉

          英語でディスカッションするサローネを開催しているときに、直面したのが、映画のタイトルなどでよく使われる言葉「full throttle(フルスロットル)」が、日本人にとって、英語圏の方のようにちゃんと発音しようとするとなかなか難しい、ということでした。 それとは、逆に。 英語ネイティブな方にとって、日本語の「980円」はとても言いづらいのだそうです。 「きゅーひゃく」「はちじゅう」「えん」 それぞれに分けると発音できるけど 「きゅーひゃくはちじゅうえん」と続けると言いづら

          言いづらい言葉

          “リッチマネー”との出会い

          加藤シャンティ徳子さんは著書「現実は脳ではなくハートでつくる」の中で、 「私たちがこの世界で目にしているものの多くは、誰かのハートから流れ出すフローとともに生まれたイメージやヴィジョンが形になったものです。そして、それ以外の「人ではないもの」のハートから流れ出すフローとともに、生まれたイメージやヴィジョンが形になったものも私たちは目にしています。それはこの宇宙のハートから流れ出すフローとともに生まれたイメージやヴィジョンが形になったものです。  逆に言えば、ハートから流れ出す

          “リッチマネー”との出会い

          バラが咲いている理由

          イタリア フィレンツェ近郊のワインの銘醸地、キャンティ・クラシコにある家族経営ワイナリーを訪れた方とのトークの続編です。 そのワイナリーは自宅の周りにバラを植えていたそうで、 「さすがヨーロッパ。  お庭にお花を植えてキレイに手入れされているんだなぁ。」 と思わず感動して、ワイナリーの方に、 「お庭にバラを植えて、お庭もキレイになさっているんですね。」 と、その感動を伝えたところ、ワイナリーの方が言うに、 「あぁ、バラはブドウよりも早く病気になるんだ。  だから、バラに

          バラが咲いている理由