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【海外あるある】海外で人種差別を受けたときの対処法と適切な言い返しフレーズ集

海外に長期間住んでいたり、旅行でヨーロッパなどに訪れているときに誰でも一度は経験するのが人種差別。

筆者もオーストラリアで露骨な差別を数十回くらい受けたことがあります。ヨーロッパでも旅行中に何回か経験しました。

どうでもいい人は基本無視しますが(面倒くさい)、僕をブチギレさせるような相手だったりリスペクトがないなと思った人は言い返すようにしてます。

筆者がオーストラリアに来て初めて人種差別っぽい言葉を言われたときは言い返せなくて悔しい思い出もあります。同行してたホストファザーが何も言わず黙って座っていて『なんで何も言わないんだよ』なんて内心思ったことさえあります。

正義感の強いアメリカ人なら、なにか言ってくれたかもしれませんが、オーストラリアで人種差別に対して立ち向かうような度胸のある人はいませんでした。

皆誰しも見て見ぬ振りをするか、面倒なので関わらないというスタンスでした。

でも慣れていく & 経験を積むうちに言い返せる回数も増えてきました。まったく言い返さないのは相手に舐められるだけですし、気分もよくないので絶対に言うときは言ったほうが良いです。

人種差別主義者の傾向

ぼくの見解や経験から結論を述べると、

人種差別主義者は基本的に、、脳みそが足りない。

言い方を変えれば、

多人種への理解や知識がなく
思考力が足りないうえ
その人種との関わりがない
もしくは偏見を持っている人 (アジア人は数学ができる、背が低く視力が悪いなど…

ということが挙げられます。

僕は彼ら、人種差別主義者を教養のないバカだと思って無視してますが、たまに皮肉を込めてこちらから馬鹿にすることもあります。

というか基本的に人種差別主義者はバカです。

ほぼほぼ断言できます。

たしかに差別的な言葉を言われるとイラッとはしますが、慣れるとそうでもなくなります。"なんかバカが小言をのべてる"くらいにしか思わなくなります。

ぼくが知る中で1970年代まで白豪主義が取られていたオーストラリア (だいぶ酷い)、フランス (それなりにある)、オランダ (結構多いと聞く)、東欧 (国による)などは差別が多いイメージがあります。

グループで差別してくるやつとちょっとサイコパス気質で個人で攻撃してくる、視界的に見えないところから言ってくるヤツなど3つのタイプがメインですが、グループで何か言ってくるやつは一人でいるときになるべく潰しておく、もしくは反撃するみたいなことが効果あるかなと。

見えないところから言ってくる相手は意外とビビりなことも多いので、基本的にはオーバーリアクションしすぎずムカついたら冷静に何か言ってあげるというのがコツです。

人種差別主義者への対処法まとめ

いくつか対処法はありますが、

どうでもいい相手 & 身体的に危害のない相手なら無視する
皮肉を込めつつ相手に直接言い返す

という方法があります。

無視したほうがいい相手

言い返す前にその人自体が言い返す価値に満たない相手 & ダルいな、ただのバカだと思ったら無視するのがいいと思います。僕はなるべく相手には言い返しますが、頭のネジが外れている人、ちょっと精神的にイカれてる人、は何も言わず、もしくは距離をとってその場から立ち去るようにしてます。

国が国なのか、国民性なのかオーストラリアにはそういう人が多い。

少し知能があってちゃんと会話が成立しそうだなと思った相手はしっかり言い返す、みたいなスタンスでいいと思います。

皮肉を込めつつ相手に直接言い返す

人種差別主義者に優しくなんてしなくていいです。普通に相手の立場を分からせてあげることが大切だと思います。

特に皮肉を言う際は冷静になりつつも、ちょっと知的にユーモアを含めながら相手をディスると効果ありでしょう。冷静な表情もしくは嘲笑的な態度 & 表情で言うのがポイント。

いくつかぼくの実態例があるのでそちらも参考にしてください。

相手が見下して気持ちよくなってるところに歴史的 / 文化的 もしくは個人的に痛いところを突くという点を意識するといいかと思います


僕は居心地が悪いとき、これは絶対に言い返したほうが良いと思った相手は本人に直接言うようにしてます。こちらに対して一切リスペクトがないなと思った相手には容赦せずに言うことが大切。

一回ショッピングセンターで友だちといるとき、こちらを見てニヤニヤしながら写真を取っているグループがいたので『居心地悪いし気持ち悪いなこいつら』と思って直接3人組のオーストラリア人グループに僕から話しかけて、「居心地悪いから写真撮るのやめてくれないか」と言ったことがあります。僕が注意してからは、相手は一言も喋らず、ただ黙って座っていました。

また別の日、路上で一回イラッときて相手に怒鳴り散らしたこともありますが、トラブルを生むこともあるので怒鳴るのは極力やめましょう。できれば感情的にならず冷静に頭を使って返答を考えるのがポイントです。

ぶっちゃけ経験上相手によって対処を変えてるので「これを絶対すべき」とは言えないです。

悲しい事実ですが、オーストラリアが一番人種差別が酷かった (特にブリスベン)。表面上は移民国家などとうたってますが、白豪主義の名残りもあってあの人種は7, 8割くらいアジア人下に見てます (経験談)。

もちろん普通に良いオーストラリア人も一定数いるのでそこは忘れないでください。

またギリシャのアテネに旅行中、ムエタイ(タイの格闘技)のジムに行くことにしました。差別っぽいギリシャ人の子供が一人だけいましたが、親の教育が悪かったんだなと思いつつも僕のことをジロッと見ていて気分を害したので「なんだよ、言いたいことあるなら言いなよ (What? if you wanna say something tell me!」とだけ言ったきり、関わらないことにしました。

ただジムのオーナーがめちゃくちゃいい人で子供をギリシャ語で叱ってるところを目にしました。言われてもどうでもいいような相手 & 頭が悪い相手にはあまり時間を使わないのがコツです。

直接的には言わないものの本人に聞こえるように言う

ポーランドのショッピングモールの入口でトルコ人の彼女と歩いてたとき、僕の彼女が『あの人たち差別的なこと言ってるよ』と言ってきたので、どうでもいいような相手だったので本人にあえて聞こえる声で「論文読んだけど、人種差別主義者はIQ低いんだよ」と言いました。

ギリシャのアテネでポーランド人ハーフの子とアジアンレストラン街を歩いていたときに

車道から車に乗った人が「おい!アジア人$%」と声をかけてきたので、乗ってる車がオンボロで今にも壊れそうだった感じだったのもあり「(連れに対して) あいつのオンボロな車見ろよ、壊れてるやん。治せよ! (Look his car, it is completely broken. I don't know why he is driving that car. Fix your car!)」

そこまで騒がしい通りでもなかったので本人にも聞こえてたと思います。車の状態をネタにして笑いながら小馬鹿にしつつも、とちょっと哀れむ気持ちも含めて対処することにしました。


誤解しないでほしいですが、オーストラリアであれ欧州であっても8, 9割方の人間は、アジア人が歩いていても何も言ってこないですし、ただ視線がちょっと来るくらいです。

直接何か言ってくるような差別主義者だったり、こういう頭の悪いやからは少数派です。

ヨーロッパであれ、いい人もそれなりにいます。

通りすがりに嘲笑しながら相手を馬鹿にする / 侮辱する

夜中に別のギリシャ人の子と歩いているとき、道端で小馬鹿にして笑ってるような男女二人組 (多分アジア男 (僕)と白人女性が一緒に歩いているのが珍しかったのでしょう) がいました。

その人のニヤニヤした表情から明らかに見下してるようなことが分かったので、僕は相手の顔を見て皮肉っぽくかつ冷笑しながら「あいつジャッジメンタルだね。 (oh judgy people! hahaha)」と通りすがりに言いました。

だいぶ皮肉っぽかったので僕の連れも結構笑ってました。

僕が通り過ぎたとき、さっきとは対象的に彼は小さい声で言い返してるような気がしましたが、声が小さくて聞こえなかったので何言ってるかはわかりませんでした。あのときの相手の暗く悔しそうな表情はいまでも忘れられません。

まとめ:どうでもいいやつは基本無視

といったのが人種差別主義者に対する返答の一例でした。

とはいえ人種差別主義者は基本的に教養がないうえ、無知で馬鹿なので相手にしないことが大切です。

ごくたまにIQが高い上に学歴がよくても教養がない人種差別主義者に会うかもですが「こいつはまだまだ教養不足で分かってないな」くらいに受け止めてすぐに立ち去るくらいがいいです。

記事の内容が参考になったり、スッキリしたと思っていただければ幸いです。

人種差別主義者は少数派であり、基本的に頭が悪いか教養 or 多人種との経験不足なのでバカだと思って相手にしないことが基本的に求められます。

***


国別、皮肉的な返し方 & ディスり方

相手がオーストラリア人だったら

  • Vegemite is fuckin'disgusting taste ever, and you (guys) too bitch (ベジマイトって本当にマズイよな、あとお前らもな) ← ぶっちゃけマズイオーストラリアの食品ベジマイトについてディスっている

  • Are you criminal? because you are Australian (あなたって犯罪者? だってオーストラリア人だよね) ← イギリスの刑務所から囚人が島流しとして植民地に送られた過去を指摘してる。もし相手がこれで理解しなかったらイギリスの植民地のことを追加で言ってあげる

  • Your behaviour is fucking disgusting. Oh! and your food too. It is fucking disgusting, how can you judge other people being Australian, your history is fucking sucks (お前の態度はお前の国の飯は本当にマズイな、オーストラリア人なのオーストラリア人なのにジャッジできるんだ? あと先住民殺してんだからお前の立場考えろ。) ← 地味に過去の行いを地味に批判している
    三番目はただの悪口ですので、おそらく使わないほうがいいでしょう。

  • Your attitude is typical racist, hey karen how are you?? (典型的な人種差別主義者が取るような態度ですね、カレン*1 さん元気してる?)
    ※1 カレン人を見下すような差別的な白人女性の総称、Karenというあだ名がついている

  • 言われたことに対する返答 + You couldn't even keep the good economy without other races, you are an idiot. Think about White Australia Policy (他の人種がなかったらあなた達は経済すらまともな水準に保つことができなかった、その頭で白豪主義について考えてみろ) ← 国家的に人種差別が行われていた過去を含め、白豪主義の駄策を批判してる

  • You look like a dog, because u bark a lot, do u usually eat dog food for every morning huh? (ガミガミうるさくて犬みたいだな、毎日ドッグフード (シリアルのこと)を食べてるのかい?

そのオーストラリア人がコンプレックスだと思ってることを触れたり、相手が個人的に言われたくないこと、歴史的な汚点である白豪主義などについて触れてあげるといいかもしれません。

また(人種差別的な態度を取った)西欧人や東欧人、オーストラリア人相手を皮肉るときにしっかり相手の歴史について勉強したり (長期在住の人向け)、イギリス人の皮肉り方を参考にするといいと思います。

イギリス人特有の皮肉めいたジョークは勉強になることも多いです。イギリスには「rubbing salt into the wound (意味としては傷口に塩を塗る)」という言葉がありますが、英国人は皮肉的なことで知られておりそういった面で英国人のユーモアなどが参考になるかと思います。


東欧人だったら

  • Your country has such a small economy and technology is nothing, how you can look down other races like me, I'm from Japan we have great history and technology. Just think about your position (あなたの経済と技術力は本当にちっぽけだし塵みたいなもんだ、どうやったら他の人種、特に日本出身のやつに対してそんなことが言えるんだ。お前の立場を考えろ) ← 基本的に東欧の国は経済があまり発展してないため

  • Your country don't have a great invention and technology like my country, Japan. That's why they are idiot just like yourself (あなたの国は日本のように何も技術がないし発明品もない、、だから彼らそしてあなたは馬鹿なんだ。) ← 優れた発明品や技術がない点、国として魅力がないところを罵っている

ぶっちゃけ東欧なんて政治的に暗い過去があったり、経済的や天気も悪かったりで基本糞だと思うので、なにか言われても相手にするレベルではありません。


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