肩関節⑩

毎日アウトプット11日目です。
明日は脊柱管狭窄症についてお話ししていきたいと思ってます。
肩関節のスタビリティーは3つの機構が存在する
1)靭帯、関節か、骨頭
2)筋肉
3)肩甲上腕リズム、運動連鎖、コアスタビリティー

肩関節の治療を考える上で3つの要素を考えていることが重要になります。

例えば、腱板断裂の患者さんがいたときに筋肉が使用できなくなるため、、靭帯系を使っていきながら肩関節の挙上を行っていきます。
では・・・・どのような方法を使っていけばいいでしょうか???
それは関節かを上に向けて挙上させることです。
いわゆる骨頭を関節かに乗せて挙上をさせるということです。
そのためには何の筋肉が必要かというと・・・・
僧帽筋下部線維が重要になります。

運動学習においてもただ挙上させる練習をするのは意味がありません。
ではどういう挙上が重要なのかというと・・・・
体幹を側屈させながら関節かを上に向けた状態で挙上する練習です。


ある文献で腱板断裂が起こっていても120°程度は挙上できると言われています。
ただ、肩甲下筋の完全断裂では挙上は難しいです。
腱板断裂で肩関節挙上できないのはセラピストの責任と言わざるを得ません。
それくらい責任を持って治療をしていく必要があります。

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