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NISA&iDeCoで老後資金をしっかり増やす

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仕事や家庭で忙しい女性に向けて、つみたてNISAやiDeCo(イデコ)を活用して老後資産をしっかり増やすために知っておきたい情報をお届けします。
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記事一覧

投資信託についてよくある5つの誤解

投資信託についてよくある5つの誤解

「NISAで積み立てしているけど、投資信託についてはあまりよくわかっていないかも、、、」

という人は多いと思います。

そこで、投資信託についての理解を深めていただけるよう、よくある5つの誤解を紹介します。

誤解① プロが運用してくれる投資信託は、運用会社が分散投資を代行してくれる便利なしくみです。

しかし、投資信託の銘柄を選んだり、「いつ、いくら買うか」「いつまで保有して、いつ売るか」など

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日本株への投資で資産を増やせた理由

日本株への投資で資産を増やせた理由

日本株が好調となっています。

直近1年間の成績は、日本の株価指数(TOPIX)がアメリカの株価指数(S&P500)を上回っています。

TOPIX:+31.59%

S&P500:+24.56%

 ※2024年4月25日時点

1年間とはいえ、アメリカの株価指数を上回っているのはスゴイですね。

私自身、投資資産のうち一定の割合を日本株にも振り分けているため、株価上昇の恩恵を受けることができて

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投資の成果にもっとも影響する要因はなにか?

投資の成果にもっとも影響する要因はなにか?

「これからNISAを始めたいけど、どんな銘柄を選ぶべき?」

「いまは株高だと聞いたけど、始めるのは待ったほうがよい?」

これから投資を始めたいと考えている人から、このような質問をいただくことが多いです。

ところが、投資成果のほとんどは「資産配分」によって決まると言われています。

投資成果への影響要因投資の成果に影響する要因を調べた研究において、次のような結果が得られています。

資産配分・

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2024年1月開始 新NISAでよくある5つの誤解

2024年1月開始 新NISAでよくある5つの誤解

「新NISAが始まったけれど、昨年までの旧NISAとなにが違うのか、イマイチよく分からない、、、」という声を聞くことが多いです。

ちゃんとポイントを押さえておけば、新NISAはメリットが大きい制度ですので、今回はよくある5つの誤解を紹介したいと思います。

誤解① 移行手続きが必要旧NISA(つみたてNISA、一般NISA)を持っている人は、新NISA口座が自動開設されています。

また、旧NI

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皆が増えた!インデックス投資2023年の成績

皆が増えた!インデックス投資2023年の成績

2023年の各資産(インデックス)ごとの成績をふり返ってみたいと思います。

外国株式、国内株式、外国債券、ゴールドの4資産について、2023年のリターンをまとめました。

外国株式外国株式(日本を除く全世界株式)の年次リターンは+34.4%でした。

米国株式市場の好況に加え、円安が進行したことが、日本から海外株式へ投資したときのリターン向上に寄与しました。

全世界株式型や米国株式型の投資信託

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新NISA元年、あわてず、あせらず、コツコツ進もう!

新NISA元年、あわてず、あせらず、コツコツ進もう!

いよいよ、2024年1月から新NISAがスタートします。

乗り遅れないようにと、ソワソワした気持ちになっている人もいるのではないかと思います。

「みんなやってるから」と思うとあせってしまいますよね。

でも、安心して大丈夫です。

自分のペースで進めていきましょう。

新NISAって?NISAとは、投資で得られた利益にかかる税金が免除される制度です。

2024年1月から、投資上限額の増加や非

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【新NISA】成長投資枠の使いかた3選

【新NISA】成長投資枠の使いかた3選

旧NISA制度は「つみたてNISA」と「一般NISA」の選択制となっています。

一方、2024年からの新NISAでは、「つみたて投資枠」と「成長投資枠」
の2つの投資枠が同時利用できるようになります。

自分に合った資産形成を実現するためには、より自由度が高い成長投資枠をうまく使うことが重要となります。

そこで、成長投資枠のおトクな使いかた、逆にやってはいけないことをご紹介します。

成長投資

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新NISAまであと2ヶ月!今から準備すること5選

新NISAまであと2ヶ月!今から準備すること5選

2024年1月の新NISA開始まで、残り2ヶ月を切りました。

今回は、新NISAに向けて今から準備しておくことを5つご紹介します。

①新NISAを理解する新NISAは非課税が無期限になります。
将来いつ売却しても税金がかからず、確定申告も必要ありません。

また、旧制度と比べて投資できる上限額が大きく増えます。

つみたて投資枠:120万円/年
成長投資枠:240万円/年
生涯投資上限:1,8

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新NISAとiDeCoはどっちを優先するべき?

新NISAとiDeCoはどっちを優先するべき?

「新NISAが始まったらiDeCoは必要ない」という意見もあるようです。

しかし、新NISAスタート後もiDeCoが有利な人はいますので、どちらの制度を優先すべきかについて、考えかたを解説します。

iDeCoとは?iDeCo(イデコ)は、公的年金や企業年金に上乗せして個人で加入する年金制度です。

自分で拠出した掛金を、自分で運用し、掛金と運用益との合計額をもとに
給付金を受け取ります。

i

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NISAで成功するための記事まとめ

NISAで成功するための記事まとめ

これまでnoteに書いてきた記事の中から、NISAを始めるときに知っておきたい内容を、テーマごとに抜粋して紹介します。

投資マインドを身につける資産運用で失敗しないために、必ず知っておいていただきたいことがあります。
それは、「感情に流されるまま投資をしたら必ず失敗する」ということです。

資産運用を始めるときに、タイミングを気にする必要はありません。
大切なのは、いつ始めるかではなく、計画をき

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新NISAに最適な投資信託はなに?

新NISAに最適な投資信託はなに?

2024年からスタートする新NISAでは、どのような銘柄を選択すればよいでしょうか?

投資信託選びの考えかたについてご紹介します。

基本は全世界株式型つみたてNISAでも人気のある「全世界株式型」の投資信託が、新NISAでもまずは第一候補だと思います。

世界中の株式市場に分散して投資することで、世界経済全体の成長を取り込めることがメリットです。

全世界株式型の代表銘柄として、eMAXIS

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新NISAで毎月いくら積立したらよい?

新NISAで毎月いくら積立したらよい?

2024年から始まる新NISAでは、旧制度と比べて投資できる金額が増えますが、「毎月いくら積立したらよいのか?」とお悩みの方も多いと思います。

投資額を決めるときには、銀行預金と投資のバランスが大切となります。
今回は、積立額を決めるときの考えかたをご紹介します。

リスク資産の割合が最重要リスク資産とは、「あぶない資産」ではなく「値動きする資産 」のこと。

NISAの運用商品である上場株式や

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旧NISAから新NISAへの変更手続きは必要?

旧NISAから新NISAへの変更手続きは必要?

現在、つみたてNISAや一般NISAを利用している人は、2024年から新NISAに変わるときの手続きが必要なのか気になると思います。

今回は、旧制度から新NISAへの変更手続きについて解説します。
また、旧制度で投資した資産が、2024年以降にどうなるかについても説明します。

口座開設や積立設定の手続きについて現在、つみたてNISAや一般NISAの口座を保有している人は、同じ金融機関で自動的に

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2024年からの新NISAはなにが変わる?

2024年からの新NISAはなにが変わる?

「2024年から新NISAが始まると聞いたけど、なにがどう変わるのかわからない」という方も多いと思います。

そこで、新NISAへの変更ポイントについてご紹介します。

①制度の恒久化

旧制度では、投資可能期間や非課税期間に制限がありました。
一方、新NISAでは制限が撤廃されて恒久的な制度となります。

将来いつ売却しても非課税であり、確定申告など税金手続きなしに
生涯投資ができるようになりま

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