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なぜゴールが必要なのか?

あなたはなぜゴールが必要だと思いますか?

ゴールは成長するために大切なこと
ゴールを持つことこそが人生で最も大切なこと
ゴールなくして成功はありえない
ゴールがなければ一生豊にはなれない


このような考えをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。


幸せで豊かな人生を「常に」送っている人の共通点として、今話題となっているのが「バリューアクション思考」と言われる考え方です。


一部の高いパフォーマンスを発揮しているオリンピックアスリートや、上場企業経営者などが、こぞって学んでいる理論ですが、

その中心的な考え方は、1目標達成やゴール思考を、人生の最も高い優先度に位置づけては「いけない」と言うものです。


ゴール思考が第一優先の人生を送っていると、ゴールを達成した瞬間にしか幸せを感じることができず、達成したとしてもその後に慢性的な欠乏感に陥ってしまいます。

バリューアクション思考とは、一瞬しか訪れないゴールや目標達成生人生の最重要事項に持ってくるのではなく、毎日できる行動や、自分が価値を感じる習慣や行動に最重要フォーカスを置くと言うものです。


ではゴールが必要ないかというと全くそんな事はありません。
むしろゴールは人生を豊かにするために欠かせないものです。


今回はなぜゴールが必要なのか、ゴールを持つことによるメリットや、ゴールの必要性について述べたいと思います。


私がこのバリューアクション思考について学んでいる際に感じた事があります。

それはゴールと言うのは、
自分が価値に沿った行動(=幸せを感じる行動)が取れているかどうかを知るための「指標」であり、「影響力を高めるためのもの」ではないかと言うことです。


ゴールが必要な理由1:ゴールは指標となる


ゴールや目標達成は、明確に数字で表せるものや、終わりや完了があるもの、期日が決まっているもの、公的or社会的に決められているはっきりとした地位、など、多くの場合それは、誰が見ても明らかな結果として捉えられるものです。

偏差値を今年中に100にする
今期の営業利益を1億にする
あと15キロ、次の半年で痩せる
3ヶ月後の人事評価で〇〇に昇格をする
今年中に結婚する
今月中に彼氏を作る

などです。

まずこれらのゴールがあると、成長していることや、努力が実っていることを、実感できるというメリットがあります。

「価値を感じる行動のサイクル(バリューアクション)」は、本来このような結果が見えなくても、その行動自体に幸せを感じるため、ゴールが必要ないものであるべきですが、

それは、とても高尚で、まるで仏様か神様の領域での話だと私は思います。

普通の人は、どれだけ好きな行動で、それが認められなくてもいいと、言っていたとしても、やはり明確な子結果、社会的賞賛を得られると、モチベーションも上がりますし、より人の役に立ちたいと努力もするものです。

ですからそういった点で、ゴールは自分の変化、成長を知るための、とてもわかりやすい指標になります。


またビジネスにおける
売り上げや利益、収入などのゴールは、自分自身が豊かになる実感だけではなく、ビジネスを通して社会に貢献している、人の役に立っている、誰かのためになっている、

と言うことを、

数字で見ることができるため、起業家経営者にとっては、ゴールは自社を測るツールであり、ゴールの達成はとてもやりがいのあることだと思います。

価値に沿った行動をしても、それが自分にわかるような結果として、認識できれば、さらなるモチベーションアップにつながるでしょう。

そのための指標としてゴールを設定するわけです。


ゴールが必要な理由2:ゴールは影響力を高めることができる


ゴールを達成することによって、「達成する前」と「達成した後」とでは、社会や周りが持つあなたへの印象が変わることが多いです。

マーケティング的に言えば、それを実績として集客や販売する際の信頼を得るための情報として活用ができます。

そして影響力が高まることによって、あなたはさらに「たまらないほど価値を感じる行動を継続する=価値サイクル」と言うサイクルに入ることができます。

つまりこのことによって、より多くの人々のために自分の能力を発揮することができるのです。
このことによって経済的な豊かさだけではなく、精神的な豊かさや、大きな充実感を感じることができるでしょう。


また、信じられないかもしれませんが、ゴールは達成しなくても、あなたの影響力を高めることができます。

それはなぜか、人は、その人の実績や現在の能力だけで、その人を判断はしません。どんなビジョンを持っているのか、どんな世界を作りたいと思っているのか、に惹かれる生き物だからです。


特に、

既に成功している人や、大きな信頼を得ている人と言うのは、過去に全く正反対の人生を送っていたことが多いため、
相手の現在や過去だけで、人を判断する事は、あまりありません

どのような未来を求めているのか、何を成し遂げようとしているのか、を含めて人を判断します。

これはビジネスやマーケティングの分野でも言えることです。

もし、高額な商品を買う場合、お客さんが、販売している人の描く未来に共感すればするほど、購入していただける可能性は高まります。

Appleがそのまさに典型的な例でしょう。

他社とは違う世界観やビジョン、Apple製品を持つことで得られる未来を、明確に見せているからこそ、

性能で言えば他にも素晴らしいコンピュータいや電子機器はたくさんあるのに、Appleは熱狂的なファンをたくさん抱えることができているのです。


ゴールは自分自身に対しても、他人や社会に対しても、明確なインパクトを与えることができます。このことによって、あなたの日々の行動がさらに研鑽され、輝くものになるのです。


重ね重ねになりますが、ゴールは優先順位の第一ではなく、価値サイクルに入り、幸せな生活を継続するために活用するツールだと認識しましょう。


今回はこの辺で、それではまた!

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