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恐怖心が面白いほど、なくなる方法

セイギノミカタ成功法の
なお君こと鎌鹿 尚広(カマカ ナオヒロ)です。


恐怖心、これは僕たちが迎え撃つべき最も強力で凶悪な、魔獣の一つです。

僕たちの本領を発揮するエネルギー、願望へのモチベーション、行動力、思考力を奪う、ボスキャラですね!


「失敗するのではないか?」「どうせ今日もうまくいかない」「やっても無駄だ」

これらの言葉は、分かりもしない未来に対する、「失敗の恐怖」という魔獣の仕業だということは恐らく誰もが知っていることです。
そして、この恐怖に打ち勝つには、心をうまく落ち着かせて、冷静に考えるべきだ、ということも僕たちは知っています。


でも、恐怖の魔獣は、あなたの心の中に住んでいるはずなのに、あなたの目に映る「外のもの」のせいだと勘違いをさせてきます。


「あなたには理解できないと思うけど、僕はいつも〇〇さんに止められるんだ。だから、どう頑張っても出来ないよ」


「今は無理です、失敗するかもしれません、今はこんな状況だし、もう少し状況の整理がついてから、始めた方が良いに決まってます」


このような思考によって、
あなたは恐怖の魔獣に操られていることも気づかず、今日も、恐怖と立ち向かうことなく、違う行動(代替行動)に映ってしまいます。


スマホをチェックしたり、「辞めたほうが良い」と行動を制限する答えを出すであろう友人にわざと連絡したり、あるいは恐怖を忘れようとするために「掃除・片付け」「メールのチェック」「漫画」「映画」「ドラマ」「ワイドショー」などで気をそらせようとします。


生き生きとした人生を送りたければ、こうした子供っぽさを捨て、恐怖の魔獣と正対し、今すぐにやるべきことに取り掛かりましょう。


そして、恐怖の魔獣とは、迷う・ためらうという過程で「自分自身」が勝手に作り出したモンスターだと、気づきましょう。


近所のいつも吠えている犬に追いかけられたり、高いところから落ちそうになったり、危険な物が散乱している場所にいく、などといった場合を除けば、
恐怖とは「ためらい」が生んだ幻想です。


恐怖は時間が経てば経つほどほど、大きくなるので、
間髪入れずに行動する、「魔物」が生まれない内に行動する
スピードこそが効果的な撃退方法です。


そう、恐怖を受け入れない。


僕は、恐怖を感じる前に行動するように努めています。
恐怖が感じる前に「受け入れない」という選択もあります。

それは不要な恐怖心を持つことに「慣れてしまっている」自分に気づいたからです。
僕たちの人生は、存在しない幻の魔獣をわざわざ自分で作り出して、その幻想と戦っているほど、暇ではありません。


人間に恐怖心が備わっているのは、「身体的な痛みからの回避」、「命を落とすかもしれないことからの回避」のためです、それ以上でもそれ以下でもないんです。

でも、僕たちが今日、感じる恐怖心とは、このような脅威とは、全くもって関係のないことではないでしょうか??


上司に自分の意見を言うことが、命を奪う行為ですか?

奥さん、旦那さんに、本音を伝えることが、怪我につながる恐れがあることですか??

友人からの誘いを断ることは、二度と立ち上がれない深い傷につながるのでしょうか??

多分そんなことは無いはずです。


でも、僕たちは、否定されたり、孤立したり、見捨てられることを恐れてしまいます。



ではもし、こうした社会が生む「恐怖心」が心に溢れてきたらどうしたらいいでしょうか??


実は意識的に訓練を重ねることで、これらを克服することができます。



方法1:慣れ親しむ


最も確実な方法は、
「恐れに慣れ親しむこと」です。

例えば、

スカイダイビングのインストラクターは、
はじめから飛び降りることに恐怖を覚えなかったか?


何千人の前で話をするスピーカーは
はじめから緊張しなかったか?

重大な決断をする、経営者は
はじめから躊躇なく決断をしていたか??

と聞かれると。

必ずしもそうではありません。


彼ら「練習」を重ねて、恐れを克服していきました。


恐怖を感じるものに、近寄って、やってみる経験を
何度も重ねるうちに、だんだんと余裕ができて自信が生まれます。


ものスゴく単純かもしれませんが、とても効果のあることです。


方法2:受け入れる


その他の、恐怖に勝つための方法として

「恐怖する選択を受け入れること」があります。


恐怖を感じる前に、間髪入れずに行動することで「受け入れない」ことは可能だとお伝えしましたが、もし、恐怖を感じてしまった場合は、

「なぜ恐怖を感じているのか?」
自分に質問してみましょう。


そして、その答えはきっと
「良い状況を起こしたい!という気持ちの現れではないのか?」
と解釈しましょう。


試合の前の恐怖は
「勝つために行動したいという気持ち」があるから。

スカイダイビングは
「楽しむために行動したいという気持ち」があるから。

数千人のスピーチは
「オーディエンスに価値を届けるために行動したいという気持ち」があるから。

このように、「ポジティブな結果」をもたらすために
「行動」するということは、他の多くの人には出来ないことです。


だから、その気持を持つだけで、素晴らしいこと。


さらにこのような質問も効果的です。

『じゃあ、尚更、どうしたらいい??
 自分がコーチだったら自分自身に何と伝える??』


そうすると、おのずと、今、やるべきことや
考えるべき行動がハッキリとしてくるでしょう。


恐怖を打ち勝つための感情は『向上心』です。


今よりも良くなりたい!という、自分自身の真の声を
耳にした時、『向上心』が打ち勝つのです。


方法3:今にフォーカスする


もう一つの方法としては、
意識を「今」にフォーカスをすることです。


多くの場合、恐れは、「未来」への期待や、
「過去」に同じような場面にいた時に、他人から言われた「非難」や「陰口」などが
思い出されることで起こる感情です。


このような「思考」から離れるためには、
考えることをやめて「今」を
五感で感じることに意識しましょう。


オススメなのが、
「呼吸を観察する」ことです。


・鼻から息が出入りする感覚に意識を置いて観察する

・喉を息が出入りする感覚に意識を置いて観察する

同様に
胸、上腹部、下腹部、と意識を置いて、観察することで、
未来や過去の「思考」の囚われから解放されて、

自然に恐怖も消えてなくなるでしょう。


恐怖というのは、単なる感情です。
感情とは、自分が持つ「思考」が引き金となって、
現れます。

未来どうなるか、過去どうだったか、という思考を
遮断すること、コントロールすることで、
あなたは恐怖を「わがままな子供を見ているような感覚」で

受け流すことが出来るでしょう。


ぜひ、試してみて下さい。


なお君こと
鎌鹿 尚広(カマカ ナオヒロ)


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