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自動化のコツ サーブ(与える)を設計する

セミナー、ウェビナー、オンラインイベント、コンサル、セッション、オンライン教材などの販売を自動化する方法をお伝えしています。

なお君こと鎌鹿 尚広(カマカ ナオヒロ)です。


前回は全体像を御覧いただきましたが、
少し話が大きすぎて、具体的な手順が見えにくかったかもしれません。


ということで今回はもう少し具体的に、
販売を自動化するために、行うべき最も大事な設計についてお伝えします。

それがこちらの OGSE設計です。↓

スクリーンショット 2021-02-05 17.55.40


前回お伝えした八つの行程の
3456の部分ですね。

OGSE というのは
それぞれ販売を自動化するための四つの部品の頭文字となります。


「4つの部品」
オプトの設計(O)
ギフトの設計(G)
サーブの設計(S)
エンゲージメントの設計(E)
設計の段階では図の番号のように、
OGSEを逆から作っていきます。

これまでお伝えしてきたランニングページの設計は、
四つ目の E の部分になります。

EはエンゲージメントEngagementの
頭文字のEです。

エンゲージメントというのは、契約とか約束という意味を持っています。
前回の記事でお伝えしたことがイメージできたかと思います。
https://note.com/naohirokamaka/n/nc1ae62ca075a


ここがひとつの通過点となって、
あなたとお客様との関係が変わります。
これからはコミュニティの時代ですので、ここで言うエンゲージメントとは、コミュニティに入ってもらうための、通過点(儀式)となるわけです。


自動化に向けてランディングページの作成が終わったら、
次にやることは、
サーブの設計(S)です。


サーブというのは奉仕という意味で、 与えるという意味でもあります、
ステップメールやステップ LINE 、チャットポッドなどを使って、
メッセージを自動化し、

一週間から2週間の間で継続的にお客様に情報を届けることで、
僕たちの商品サービスがどのように役に立つのかを、

実際に体験してもらったり、
イメージしやすい情報を届けていきます。


ここでの目的は、お客さんにとって、 僕たちから商品を購入することが自分たちのより良い未来につながるんだと言う、実感を持ってもらうことです。

では実際に作っていく上での、
ポイントをいくつかお伝えしましょう。

スクリーンショット 2021-02-05 17.54.59


✔︎ 動画・音声の提供に期限を設ける 

サーブの段階で提供するステップ配信には、音声や動画を盛り込むととても有効的です。

音声や動画が伝えることができる情報量は、文章の比べ物になりません。

きっとあなたも、実際に声を聞いたことがある人の文章を読む場合とそうでない場合の違いを体験したことがあるでしょう。


実際に声を聞いたことがある人の場合は、その人が書いた文章を読むと、 相手の声でその文章を頭の中で読み上げます。

きっと僕の声を聞いたことがある人は、この文章も脳内で僕の声で聞こえているはずです。それだけでより記憶に残りやすいですし、親近感を持ってもらいやすいですよね。


そしてこの音声や動画には、 できるだけ期限を設けるとよいでしょう。
現代人は常に、たくさんの「やること」に追われていますので、
事実をしっかりと設けることで相手に行動しやすい状況をつくることができます。

『本日から2日以内にご覧ください、日付が変わってしまうと見れなくなりますのでご注意ください。』と言う言葉を添えると良いと思います。


✔︎ 既に知っていること,当たり前の情報→×
  まだ知らないこと,思いもよらない情報→◯


そもそも、 覚えておいて欲しいのは情報は、すぐに価値を失うものだと言うことです。

新しい情報を手に入れても、その数週間後、早ければ数時間後、もしくは数分後にはその情報はすでに古いものになっています。

ですから、 あなたが持っている情報というのは常に他の誰かも知っている可能性が高いということ、 あるいは調べたらすぐわかるということを覚えておいてください。

その上で、他では語っていない、あなただからこそ言えるもの、伝えられる情報、を届けるようにしてください。(一気にハードルが上がってしまいましたね。)

例えば、私のクライアントさんで、ダイエットコーチをしている方がいますが、その方は食べながら痩せようというグルメダイエットを推奨しています。

通常のダイエットとは違った視点での情報のため、 多くの人の興味関心を惹きつけることができます。さらにその方は◯イザップのようなダイエットの間違ったところをズバズバと!ステップ配信で言ってます。

インパクトのある「違い」を見せて、その上で お客さんが勘違いしていることや、「そんなのできない」と思っていること覆してあげましょう。

あなたがもっとも共感や驚きを得られると確信している一番大切な情報を提供することがここでは大切になります。

よく、 「出し惜しみをするな」ということをコンサルタントや講師の人から聞くかもしれませんが、 これは相手が最も「はっ!」とするような情報という意味であって、お客様の行動のハードルが高い情報、あなただけが価値が高いと勘違いしている情報など、「本質的な情報」ではないことを理解しましょう!


✔︎ パワポはシンプルに(なくても良い)

次に、ステップ配信に動画を組み入れる場合は、 PowerPoint はシンプルに作りましょう。特に一人起業家にとってはデザインに時間をかけてる時間はお金を生むことはありません。

もしデザインに凝りたいのであればデザイナーさんにやってもらうことです。

そうでなければ端的に箇条書きの PowerPoint を用意するだけで良いと思います。

重要なのは先ほどもお伝えしましたが、「相手がハッとするような」あなただけが持っている最良の情報を伝えることです。


✔︎ 内容勝負でいこう

これも前述したことに続きますが、最も誰にも知られたくないと思うような、秘密の情報があれば、それをどんどん公開していきましょう。

ただし内容は本質的なものではなくお客さんが今解決したいと思うような内容に対しての、問題点とその解決策を伝えましょう。

もう一つ重要なのは、 相手の課題を整理してあげることです、例えば受験勉強につまずいている学生に向けてのメッセージであれば、

ーーー
あなたの努力が足りないのではなく才能がないからではなく集中力が足りないからではないです。

問題は家に持ち帰って勉強しようというマインドや、やるべきことを整理して優先順位をつけて勉強するというコツを掴んでいないからです。

このコツをつかむだけで1日5分であなたの偏差値は〇〇アップすることでしょう。
ーーー

というようなメッセージでしょうか。

※実際に受験勉強に励む学生に何か商品を提供する場合は、高額であれば、親に対してのメッセージが必要になるかと思いますが・・・(実際に買うのは親なので)

イメージはつかめたかと思います。


✔︎ 配信解除リンクを最初に貼る

これもとても重要なことです。 特にメールマガジンの場合は、できるだけ解除のハードルを低くしてあげるとよいでしょう。

メール配信スタンドによっては配信数によって料金が変わるものもあるので、興味のない人の登録はすぐに解除した方がコスト的にも無駄がありません。

また解除されずに迷惑メールとして報告されたりスパム報告をされてしまうとあなたのメールの信用が下がる可能性があるため、
その場合、到達率が下がってしまいます。

リスト数をあげる明確な理由がない場合は、 興味のない人にはすぐに解除できるような仕組みを用意してください。


✔︎ 問題提起→失敗例→成功例→オファー


例えばステップ配信を4つに分けてする場合は、

1つ目のステップ配信では問題提起を
2つ目のステップ配信で失敗例を
3つ目のステップ配信では成功例を
そして4つ目でオファーをする

と言うな流れが、
ベーシックかと思います。


1つ目のステップ配信でなぜあなたが伝えている商品が今注目なのか、

2つ目にどういう人が失敗を招いておりその原因は何なのか

3つ目に成功している人はどのようなステップで何をしているのか

3つ目に通したらそれが実現できるのか(商品の案内)

というような流れです。


こちらについては
詳しく取り上げると
かなり長くなってしまうのでまた別の機会にしたいと思います。

もし質問があればコメントなどいただければ幸いです。

Facebook 広告やブログなどを見ているとメールアドレス登録を促すようなキャンペーンがたくさん流れていますのでいくつか登録をしてみて、 実際にはどのような形式で発信されてるのかを見てみるのも良いかと思います。


私も近々キャンペーンを始める予定ですのでぜひ興味のある方はコメントいただければ幸いです。

それではまたお会いしましょう。

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