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奈良公園で鹿に餌付けしたはなし


おかでんチャギントン乗車の翌日は、東京へ戻る途中に京都で途中下車して奈良まで足を伸ばしてみました。
この「新幹線を途中下車」ということができるのも今回新しく学びました。

※営業距離が100キロを超えていないと途中下車はできないようなので、注意が必要ですが、岡山〜東京は余裕でできました。
乗車券のみ岡山〜東京まで通しで購入し、特急券を分けて(岡山〜京都、京都〜東京)と購入するやり方です。

奈良公園に来たのは多分15年ぶりくらい。
中学生のときに修学旅行で来て、その後社会人になってから友達ともう一度。
あのときなぜ奈良に来たんだっけ、と考えてみたけど
全く思い出せない。
奈良駅でせんとくんと写真を撮った記憶しかなくて、なぜあのとき
わざわざ東京から奈良まで行ったのかいまとなっては本当に謎です。
だって大仏も鹿も、お互いにもう修学旅行で見てるしね。
これを書いていてどうしようもなく気になったので、全く連絡を取っていなかった、その時の友人に連絡をしてみました。
わかるといいなぁ。友人も忘れていそうな気がしてならないが。

とても暖かくて良い日。紅葉に間に合ってよかった。

それにしても人間を全く恐れず、よく懐いている鹿たち。
途中奈良公園の鹿についての案内があり、目を通してみると
鹿がこの場所で人間と共生をはじめてもう1000年以上なんだとか。
軽く想像することすらできないような長い長い時間、この鹿たちのご先祖は
我々人間のご先祖様と一緒にここで暮らしていたと。
自分にはどうすることもできない果てしない歴史を垣間見ると、
いつも胸のあたりがキュウっとするのですが、
これは一体なんなのでしょうか。
自分たちもまたその歴史の一部となり、こうして今日ここで鹿を見ていると思うと
慌ただしい取るに足らないような毎日でも
しっかりと毎日を生きていかなくてはいけないなあと感じるのでありました。


赤ちゃん鹿可愛かった〜。大人気で人だかりが。

さて息子ですが、旅行の計画段階でこの日なにをするのかということが
議題に。
わたしは京都が大好きで、しかも紅葉の季節ときたら絶対に京都一択なのですが、今回は家族旅行。
京都の美しい寺を見て、4歳児が楽しめるとは到底思えないし、鉄道博物館ももう2歳の時に行ったし、、で泣く泣く京都はまた別の機会にということに。
大阪のユニバーサル?日帰りは無理、姫路城もこどもが楽しいわけでもない、
ということで消去法で奈良公園で鹿に餌やりになりました。
ただひとつだけ懸念点があり、奈良公園の鹿はひとに慣れてはいるというものの、
ビビりの息子が果たして楽しみながら餌付けができるのかといところは
かなり疑問が残るところ。。
親としてはせっかく京都からまた特急に乗り換えて奈良まで赴くので、
是非とも楽しんでほしいところ。

ほ〜ら、お食べ〜〜

結果、それは杞憂でありました。
むしろ「もうすこし離れたほうがいいんじゃない?」と私が心配するほど
ガンガンに自ら近づいて行く息子。
わたしが取り囲まれて怖がっていても息子はお構いなし〜

鹿がせんべいをバリバリ食べてくれるのが嬉しくて、
食べるといちいち飛び跳ねて喜ぶので、むしろ鹿のほうがそれにびっくりして
息子を怖がっていましたw

鹿せんべい、私が最後にいったときは100円でしたが、
物価高騰でしょうか?1束200円に値上げされていました。
それを5回も買って、さんざん鹿に餌付けし、大仏を見て、東京に戻りました。
楽しい思い出がまたひとつできました。

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