naoya

ほぼノンフィクションです(昔のことなので多少記憶違いがあると・・・でも行ったところや登…

naoya

ほぼノンフィクションです(昔のことなので多少記憶違いがあると・・・でも行ったところや登場人物との関係性ややったことは事実です) 常に理屈よりも感覚を大切にが心情です よろしくお願いします

最近の記事

中華街でご飯食べた後ガイヤーン(焼鳥)とカオニャオ(もち米)買ってゲストハウスで飲んでます(レストランなんだけどね) タイは買ったものを持ち込みできる大らかな国大好き❤

    • 宿移動 悪くはなかったけどカオサンから遠く屋台街からも少し不便 ROM buttry通りMarry V guesthousesに 去年も泊まったけど居心地よかった ただ円安で一泊エアコンSingleで460B約2000円 仕方ないよね

      • カオサンロード到着です 一人旅は久々なので少々緊張しました スマホがある事で便利なのですが行き当たりばったりの方が気が楽 思い通りならないことを楽しみたい 今日の宿 TIME SABAI 135 男女8人ドミトリーエアコン有り288B

        • No.16 観覧車

           龍太郎がラオスへ向けて旅立った。「ちょっとそこまで」といった風な感じで、フラッと自転車に荷物を乗せて。  私たちも、いろいろな所に寄りながらアユタヤを目指して出発することにした。 ンゴとアユムは寂しそうに、 「また、絶対に来てくださいね。」 と、それでも笑顔で見送ってくれた。  タットパノムまで600キロ。バスの外に広がる風景は、まるで絵画のように美しく、鮮やかな緑の田園が広がっていた。  メコン川に近いNIYANAゲストハウスのドミトリーに宿泊した。小さな町で、歩道を歩い

        中華街でご飯食べた後ガイヤーン(焼鳥)とカオニャオ(もち米)買ってゲストハウスで飲んでます(レストランなんだけどね) タイは買ったものを持ち込みできる大らかな国大好き❤

        • 宿移動 悪くはなかったけどカオサンから遠く屋台街からも少し不便 ROM buttry通りMarry V guesthousesに 去年も泊まったけど居心地よかった ただ円安で一泊エアコンSingleで460B約2000円 仕方ないよね

        • カオサンロード到着です 一人旅は久々なので少々緊張しました スマホがある事で便利なのですが行き当たりばったりの方が気が楽 思い通りならないことを楽しみたい 今日の宿 TIME SABAI 135 男女8人ドミトリーエアコン有り288B

        • No.16 観覧車

          No.15 コカコーラ

           メコン川のほとり、ンゴの家はヤモリの遠慮気味の鳴き声とともに、湿気を帯びた冷たい空気が流れ、朝が始まる。陽が昇るにつれ、南国の太陽は容赦なく照りつけ、高地の強い日差しは肌を刺す。  私の好きな市場は、ここにもあった。イサーン地方特産の虫にも挑戦した。それは予想外の味わいで、食べ慣れたものではない、文化に触れた瞬間だった。  ゆかと共に旅することで、ラオスでの孤独な旅よりも、多くの喜びを感じることに気がつく。  屋台での食事、見知らぬ土地の散策、そしてンゴのおばさんの家での

          No.15 コカコーラ

          プロフィールコメント書き換えました そして、来週タイへ旅行します😃 楽しみで仕方がない 5日間予定なくカオサンで沈没😁

          プロフィールコメント書き換えました そして、来週タイへ旅行します😃 楽しみで仕方がない 5日間予定なくカオサンで沈没😁

          No.14 はがゆさ

           アユタヤの古い駅から寝台列車に揺られ、私たちはノンカイを目指した。  新たな旅の始まりに心踊らせ、ゆかと2人きりの時間が始まったことに気づく。彼女の表情からは、何も読み解くことができず、私の心は歯痒かった。「彼女は本当に、私のことが好きなのだろうか?」「旅を共にするということは、少なくとも嫌いではないはずだ」「それとも、ただ偶然同じ方向に行きたいだけなのか?」答えの出ない思いが頭をグルグル巡る。  早朝、ノンカイに到着した。とりあえず事前に目星をつけていた宿へと、トゥクト

          No.14 はがゆさ

          No. 13 雨後の物語

           朝霧が光る庭、昨夜のスコールが過ぎ去った後の清々しい空気。木々は雨の恵みを全身で受け止め、新しい一日の息吹を感じさせる。アユタヤの古都は、そんな朝の訪れとともに、私たち旅人の心にも一歩を踏み出す力を与えてくれる。​​  今日は、それぞれの道を歩むために、この地を離れる日。隆は、故郷のネオン街への帰途に着くために空港へ向かった。清美は、バンコクで待つラオス人の恋人の元へと急ぐ。  龍太郎は、自転車での冒険を再開し北へと向かう。ラオスを経て、最終的には中国の雲南省から北京を

          No. 13 雨後の物語

          No.12 雨季の奇跡

           雨季だというのに、全く雨の降らない日が1週間続いている。乾いた大地は熱を吸い込み、木陰さえも焼けるような暑さを帯びていた。  私達は、世界から隔離されたような、ゲストハウスのテラスで日々を送り、飽きたら遺跡巡りや市場での買い物を楽しんだ。みんなでバンコクへ日帰りで遊びにも行った。そして、夜になると川沿いのナイトマーケットで酒を酌み交わし、星空の下で語り明かした。  ゆかと清美がロータスに買い物に行った夜、龍太郎とTee、そして私は庭にゴザを敷き、屋台で買ってきたガイヤー

          No.12 雨季の奇跡

          No.11 タイ人と日本人の夫婦

          ​​ パスタを作った夜、なぜかTeeは機嫌が悪かった。渡り蟹のパスタを囲みながら、アユタヤの夜が賑やかに過ぎていく中、彼の怒りは突如として私に向けられた。 「洗い物は、ナオヤがやるんだ!」 彼の声はヒステリックに響き渡った。私も突然のことで戸惑った。ゆかが静かに、 「ナオヤは料理してくれたんだから洗い物は、私たちがやるよ。」 と、言ってくれた。  翌朝、Teeはまるで何事もなかったかのように私にじゃれついてきた。昨夜のことで少し気まずいのだろう。彼は悪いやつじゃない。たまた

          No.11 タイ人と日本人の夫婦

          No.10 露天キッチン

           清美と隆という日本人が新たにやってきた。清美は私と同じ年齢でオーストラリアワーホリを終えてタイとラオスを旅している。隆は2つ年下で福岡のネオンに照らされたホストの世界から一時の休息を求めて、バンコクからアユタヤへと流れ着いた。 「今晩、パスタ作りたいねんけど?」 テラスで、のんびり過ごす彼らに向かって私は言った。みんな暇を持て余していた目を輝かせ私に顔を向ける。 「美味しいパスタを作るわ。俺、市場で材料を買ってくるから、誰かバスでロータス(大きなスーパー)行ってトマト缶買

          No.10 露天キッチン

          No.9 熱いどんぶり

           朝の光が窓から差し込み、笛のような鳥のさえずりに耳を傾けながらゆっくり目覚めた。窓の外に目を向けると、朝霧に包まれたマンゴーの木がぼんやり見える。アユタヤの日中は、じっとしていても汗ばむほどだが、この朝の涼しさはタオルケットを引き寄せる。  ピンクのタイトスカートを身にまとい、学校への出発を控えた先生は、住み込み従業員「Tee」と共に庭と廊下の掃除に勤しんでいる。 「good moning ナオヤー!」 と、朝から彼女は元気いっぱいだ。コーヒーは自分で淹れるようにと言い残

          No.9 熱いどんぶり

          No.8 ゆか

           トゥクトゥクの賑やかなエンジン音が静かになり、庭にはまた穏やかな空気が戻る。ツアーに行っていた日本人女性が戻ってきたようだ。私は、彼女と挨拶を交わしテラスで遺跡の美しさと神秘について語り合う。トゥクトゥク運転手のカメさんは、彼女の話に合わせて頷き、自分のアユタヤツアーの魅力をアピールする。  私は、PSゲストハウスでラオスの疲れを癒していた。彼女は、まっすぐ私を見て言った。 「まだ、自己紹介をしてなかったね。私、ゆかです。」  その時、ロードレーサー用自転車を押して入ってく

          No.8 ゆか

          No.7 幻

           朝から続く雨は、ラオスの大地を神秘的なヴェールで包み込んだ。ルアンパバーンへの道は、霧にかかる山々を超え、時には現実を忘れさせるような幻想的な風景が広がる。8時間の乗合バスは、山賊の恐れがあるため、夜が明ける前に出発する。運転手は急ぎ足で、細くぬかるんだ険しい山道を猛スピードで進む。乗客たちは、一丸となり、何度も泥に足を取られた車を、全身泥だらけにしながら、崖からの転落を防いだ。命懸けの旅路だった。  そして暗い小雨の中で、私が目にした集落の人々は、まるで幻のようだった。そ

          No.7 幻

          No.6 メコンの記憶

           メコン川の水面は、太陽の光を受けて金色に輝く。大きな川の流れは時に穏やかで、時に激しく、小さな船の上で、私の思考を濁った川の如く遠くへと連れ去っていった。  居心地のよかったアユタヤを出て、北上した所にあるチェンマイで1泊、チェンコーン国境から船頭と2人乗りの木造船でラオス側フェイサイに。広いメコン川をこんな小さな船で国境を渡るとは思わなかった。  水田が広がり、水牛がゆったりと草を食む姿、それらはすべてが平和の象徴のようだ。    私が目指すセンコックは、深い緑に覆われ

          No.6 メコンの記憶

          No.5 改札バサミ

           太陽は既に高く昇り、暑さが肌を焼く。雨季は涼しいと聞いていたが、ここアユタヤは京都と同じ盆地にあり、バンコクよりも暑いというのは驚きだ。  バンコクのファランポーン駅から、ゆっくりと木造の列車が重そうにディーゼルエンジンを動かし北へ向かう。乗車券を15B (45円)で手に入れた。長い車両の向こうから車掌さんが切符を切りに来る光景は、私が子供の頃、日本でも見られた風景。タイの広大な平野を眺めながら、物売りから買ったガパオライスをビールで流し込む。開け放たれら窓からの風が心地

          No.5 改札バサミ