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来年のスケジュール帳 - 振り返りのために

毎年涼しくなると、そろそろ来年のスケジュール帳が並ぶ頃だなと、そわそわし始めます。つぎはどれにしようかと迷うのが、ちょっとした楽しみです。

といっても、ここのところ何年かはたいして変化がなく、たいてい高橋書店か能率手帳の1月始まり週間タイプ文庫本サイズを、中身のレイアウトとカバーの色で選びます。

スケジュール帳を使い始めたのは1995年、翌年にはフリーランスで翻訳業を開業したので、手帳はスケジュール管理に欠かせなくなりました。最初のうちスケジュール帳とは予定を書き入れるものという先入観があって、書き込みも少なめでしたが、やがて、予定だけでなく、仕事のログ、行った場所、会った人、読んだ本、観た映画、なんでも記録するようになりました。

ときどき過去のスケジュール帳を取り出して眺めると、日記には書かないような細かい出来事も記録してあり、すっかり忘れていた記憶が蘇ります。ときどき過去を振り返って、反省したり、自分はこれだけ努力したんだと気づくためにも、記録をとることは私にとって大事です。

一時期大流行したシステム手帳は、私も購入して使ってみましたが、過去の振り返りにはやや不便。一応、紐で綴じましたが、最初から閉じてある帳面のほうがはるかにページをめくりやすいと気づいて、5年使ってみてやめました。革製の立派なルーズリーフはまだまだ使えそうで捨てるには忍びなかったけど、もう手元にはありません。

振り返りに不便という意味ではパソコンやスマホのソフトも同じで、気づいたときに予定をさっと書き留めるには優れているけれど、記録としてはあまりうまく機能していません。

これまで左ページに曜日が縦に並んでいるタイプと、見開きに曜日が横に並んでいるタイプ、どちらも使ってきましたが、何年か前から毎日の活動の時間帯にほとんど変化がなくなり、最近は曜日が横に並んだタイプに定着しています。そして今回はじめて、月曜から日曜まで均等割のレイアウトにしてみました。仕事が入ると土日祝日関係なくなるので、このほうが使いやすそうだと、今さら気づいた次第です。来年のスケジュール帳はカバーの淡いブルーが気に入って、NOLTYに決めました。

最初の予定を書き入れるのが、今から楽しみです。

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