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77:ベナンの子どもたちに「成功体験」を味わってもらいたい
Bonjour!
ベナンの小学校にて算数の基礎学力を上げる活動をしているnaoです。
しかし「小学校にこだわらなくてもいいのでは?」と思い、学校がない水曜日の午後や土日は教え子の家と孤児院で活動をしています。
最近は「九九の暗記」を中心に活動中!
個別に0〜10の段の九九の表を渡し、暗記ができたら💮を描いてあげるという内容です。
「毎日続けたら言えるようになるよ」と言っても
67:活動報告④「無謀すぎる挑戦とベナンの教育の闇」
Bonjour!
まずはこちらをお読みください。
○活動4クラス目
・2024年4月12日〜30日
・3年生:在籍137名+先生1人
なぜこのクラスで活動をしたかというと、人数的に子どもたちの学力が低いだろうなと考えたからです。
「無謀な挑戦だな」と思いましたが、「人数が多いと結果は出ない」という証明になると思い、活動することに決めました。
在籍者が137人もいるのに関わらず、
62:自分の価値は自分で見出す
Bonjour!
先日上京した際、他の地域の教育隊員と活動の話をしました。
しかし、どこの地域の先生も「学校に来ない」とか「午後は授業しない」とか「テストで不正行為をする」ことはないと聞きました。
今まで人と比べて落ち込むことはありませんでしたが、同じ国で何で私の任地だけこんな根本から崩壊してるのだろう…と絶望してしまいました。
任地の教育関係者に対して完全に希望を見失っている私
60:活動報告③「希望・絶望・救い」
Bonjour!
まずはこちらをお読みください。
○活動3クラス目
・2024年3月4日〜27日
・3年生:在籍65人+先生1人
問題①2+1=3 ②1+8=9の正解率が下がったのは、最初のテストの時に先生が不在でカンニングし放題の環境だったからだと分析しました。
そうでなくても狭い机+カンニング=悪という認識が子どもたちにないので、不正行為を防ぐことはかなり難しいのが現状で
57:活動報告②「体罰とプライド」
Bonjour!
まずはこちらをお読みください。
○活動2クラス目
・2024年2月7日〜2月29日(12日)
・3年生:在籍72人+先生1人
小学校巡回を終えた後、活動計画のスライドを作成しました。そのスライドを巡回時に出会った先生方にお送りし、唯一「あなたから教えてもらいたい!」という返事が来たのが今回のクラスの先生でした。
どの先生も私のことを名前で呼ぶのに対し、この先
56:活動記録①「活動を持続させる難しさ」
Bonjour!
まずはこちらをお読みください。
○活動1クラス目
・2024年1月19日〜2月2日(11日)
・3年生:在籍42人+先生2人(理由を聞いてもよく分からず)
活動スタート時は、私が授業している時間=休憩時間だと思われて、先生たちは机に伏せて寝ていました。私の拙いフランス語を現地語でバカにしたりすることも…。
算数以前の問題だと、酷すぎる体罰に加えてゴミを平気で
55:なぜ算数にこだわるのか
Bonjour!
2024年1月から本格的に算数の活動を始めました。ちなみに今までは以下のように過ごしていました。
8月:フランス語訓練
9月:ナゴ語(現地語)訓練
10月〜12月:小学校巡回
10月からの3ヶ月間はベナンの学校を知るため=課題を把握するため、小学校を巡回していました。
ベナンはアフリカの中でも教育水準が低く、留学生をサポートしている大使館の方も「他のアフリカ
42:味方が増えた日
Bonjour!
ベナンに来て今日でちょうど半年。
先日、私の活動について話し合うため、配属先とJICAとの三者協議会が行われました。
配属先は私の存在は受け入れてくれていましたが、新規隊員ということもあり、私が「活動について話したい」と言っても今まで聞く耳を持ってくれませんでした。
受け入れてくれるだけ有難いと思っていたし、いきなりきた外国人に自国の教育を指摘されたらそりゃ嫌で
25:体罰と自己肯定感
Bonjour!
ベナンでは体罰が禁止されています。
2006年に教育省から体罰禁止の通知が届いていますが、実際には体罰が横行しています。
先生方も幼い頃から自宅や学校で体罰を受けて育ってきたので、抵抗がないのかもしれません。(日本の虐待の連鎖と同じですね...)
先日職員会議で校長先生が「教育省から再度体罰禁止の通知が来た」と話題にあげていました。
しかし、先生方は「私た
23:ベナンの小学校の現状
Bonjour!
ベナンの小学校の現状についてお話します。
まずそもそもなぜベナンを志望したかというと「ベナンは教育水準が低い」と知ったから。
今から8年半前、ポルポト政権時に教育が一度破壊されたカンボジアの学校教育の現状を目の当たりにし「将来、教育水準が低い国で活動したい」と思ったのがきっかけです。
カンボジアは第1希望でしたが、要請内容(情操教育の普及)と私のやりたいこと(基