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「恥をかくこと」は恥ずかしいことじゃない。未来への投資だ(19/100日)

自ら進んで、「恥をかきたい」と思う人が、はたしてどれほどいるだろう。少なくともわたしは、できるだけ恥をかかずに生きていたい。

という、腑抜けたマインドに活を入れられた。この記事に。

中川諒さんの著書『いくつになっても恥をかける人になる』についてのコラム。フリーライター・ブロガーのayanさんが書かれている。

「失敗は成功のもと」と言われる。また、「旅の恥はかき捨て」とも。(これはちょっと違うか?)何かを成すためには、失敗した方がいいし、恥もかいたほうがいい。こんな言葉が生まれるほど昔から、きっと日本の人々は考えてきたのだろう。

けれど一方で、失敗や恥をおそれる気持ちもみんな持っている。これといって立派な立場にあるわけでも、一歩間違えば大勢が路頭に迷うような大金を動かしているわけでもない、平々凡々なザ・庶民であるわたしですら、できれば恥なんてかきたくないんだから。

けれど「恥をかくことは投資だ」と言われたらどうだろう。ネガティブなイメージしかない「恥」というワードに、キラリとポジティブ要素が乗る感じがしないだろうか。少なくとも、絶対に避けたいものから、「ありかも」と思えるくらいには、ポジティブに変換されるはずだ。

投資は、かけたお金がそっくり返ってくるとも、増えるとも、限らないものだ。だから進んで恥をかいても、時には「かき損」になる可能性もある。笑われて、呆れられて、終わり。みたいな。

けれどかけたお金が、何倍にもなる可能性だってある。夢がある。おまけに投じるものが「お金」でなくて「恥をかくこと」なら、実はたいした損じゃない。笑われて恥ずかしい思いをしても、それだけだ。べつに何かを失うわけじゃない。そう考えたら、めちゃくちゃリターン率が高いじゃないか。ローリスクハイリターン。狙い目だ!

年をとるほど、経験を積むほど、恥をかけなくなっていく。もういい大人なんだから、ちゃんとしなきゃ。と、世間一般的な常識に絡め取られていく。でもこれから先の未来、もっと楽しく生きていきたいなら、そんなふうに意地を張っているのはとてももったいないことなんじゃないか?

進んで恥をかきにいこう。だんだん耐性がついて、恥を恥とも感じなくなるかも。そしたらきっと、もっと挑戦できる。恥をかくのは未来への投資。だから、やらずにいるのはもったいない!と考えてみたい。

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