真面目なのに変だねをアイデンティティにしてかわいいね
小中高生の頃は、ファッションに憧れを持っていて、雑誌の中が煌めいて見えた。大人になったら私も本物を獲得してお洒落になるのだと息巻いて、なけなしのお小遣いをためては、類似している商品を手に取った。数万円する布にはお金が払えないから、似ているものを選択することで気を紛らわしていた。小中学生ながら、少しずつ貯蓄したお金は、レッドレーベルのヴィヴィアンウエストウッドの長財布を購入し、持っているだけでお洒落だと錯覚していた無垢な少女。地方田舎のヤンキーたちはボロボロのルイヴィトンの財布