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私の大学受験(前編)

"受験は団体戦だ""憧れの大学をもつ"云々高校に入学した頃から現在に至るまで2年間半。
私の大学受験をこのひとつの記事にまとめておきたい。
高1の5月の学年集会で進路の話があった。『昨年度の3年生の進路はこうでした』など盛りだくさんの内容だったが私の頭にはあまり残っていない。高校受験の際に私は国公立大に行こうと考えていた。ネームバリューはあるし経済的な面も考えた上で私はこの選択が1番だと思って進路の調査では国公立に対応した選択をいつもしていた。担任にも国公立大が第一志望ですとは伝えていた。
高2の夏、初めて現地のOCに参加した。国立1校と私立2校。私は私立1校にとても心が惹かれた。私のやりたいことがつまっている大学だった。国立よりも私立に行きたい。その気持ちが先行し始めていて私は両親に話す前に担任にこの気持ちを話した。
「(国立大学)よりも(私立大学)に行きたいです。でも母親的には国公立大に行ってほしいみたいで…」
『どこまでも親の選択を優先してはいけないよ。そりゃもちろん(学生のうちは)お金を出してもらう側だけどね。お金を出してもらうからこそ本当にあなたがやりたいことをすべきだと思う。』
と担任は言った。すぐに納得はいかなかったけれど今の私なら担任が言いたかったことがわかる。高2の1年間を通して私は"憧れの大学"を見つけられたことで勉強によりいっそう熱心になり定期テストでも模試でも好成績を残すことができた。
高3の春、体調が遂に限界を越えて思うように動くことができなくなった。いわゆるうつ病と診断された。この時期に重症化したのが悔しかった。私は涙ばかり流していた。けれど高2から担任をしてくださっていた先生は私にいい意味で態度を変えることなく初めの面談で『あなたは行きたい大学があるんでしょ?じゃあしっかりここを卒業しないと』と言っていた。とても信頼のできる先生で私が第一志望校に進学できるように『総合型入試、学校型推薦、一般入試全て挑戦してみなさい』とも言った。年内入試で私は第一志望校に入学できることが決まった。


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