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【展覧会レポ】吉本作次 絵画の道行き【名古屋市美術館】

可愛さと神々しさと面白さとグロテスクさ全部あるのにめちゃくちゃ穏やかな気持ちになれる作品 西洋絵画っぽいのに日本的な矛盾が気持ちいい 行って良かった展覧会

特に90年代以降の作品が可愛くて面白くて良い 絵画に描かれた人物(キャラクターといってもいいかも)は漫画的で凄く可愛い愛らしい(と同時にデフォルメされて表情が読み切れないところもまた良い)

つまみ食い

00年以降の木々や自然の表現、書き込みに圧倒される 書き込み部分と余白のバランスも気持ちいい めちゃくちゃ好き

夕立の予感
エジプト逃避

描き込み凄い 是非実物を間近で見てほしい


樹上講義

意味わからんぐらい好き!!! 余白も樹木も講義を受ける子たちも全部愛おしい…

かわいい

スケールの大きい作品もたくさんある 宗教的なモチーフも多くて見ていて楽しい

天使の晩酌(原罪後)

タイトルの付け方もセンスありすぎ

滝行 夜

重層的な描き込みと軽やかな余白とそこに居るキャラクターたちが凄く良いバランスで成り立っていてとても良い
和洋問わないテーマや先人たちの絵画の本歌取りも見ていて楽しい

これからの作品も楽しみ たくさん描いてほしい


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