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個別最適な学びについて考える(35)ー加藤幸次(1989)学力と個性の間ーから

こんにちは!
本日は,自分の大学院の研究報告会でした。
改めて,自分が取り組んできたことがどのように学校現場に活かされるのかということを考える機会になりました。また,同じように教育で課題を持って研究をして取り組んでいる人の話を聴いて,自分の追究,探究の甘さを知ることにもなりました。
これからも学び精進していこうと思います。

ここまで真面目なことを書いてしまいました。いつもであれば,ここはどうでもよく飛ばしてもいい部分なんですが,こういう節目のタイミングなのでしっかり書いたつもりです。

早速,本日の書籍紹介に行きましょう!
今回は「加藤幸次(1989)学力と個性の間.ぎょうせい,東京」です。全部読んで欲しいですが今回も一部分だけで紹介していきます!

最後に、特に「ゆとりの時間」について考えてみると、ここでは自ら「応用したり、統合したりする力」を育てることをめざしたい。ここでは、子ども一人ひとり、全く自分のこだわりを追求させたい。あるいは、自分の世界をつくり、拡大させたい。ある意味で、この分野においてこそ、機能概念として、かつ、実態概念としての個性が十分伸長させられると言ってよい。

加藤幸次(1989)学力と個性の間.ぎょうせい,東京

ここでは,「ゆとりの時間」と示されていますね。
基本は取れないことが多いとは思いますが,総合的な学習の時間でこのような活動ができないでしょうか。
他にも,現在は,教科横断的な学びと言われたりもしています。自分が興味あることと絡めて伸ばすということもできるのかなと思います。
どちらにせよ,なるべくそのような個性を伸ばす時間を作り出したいと考えます。

以前,坂元昂(1971)能力はどこまでのばせるかを記事にしました。
(気になる人はリンクをクリック)
https://note.com/nanjolno/n/nf5acf201135b?sub_rt=share_pw

ここでも,一芸に特化した人は他でもできると書かれていますが,そういう個性を育てたいと思います。
人によって,特化したい一芸は違いますよね。
だからこそ,教師もそれを見抜くことや,表出する機会を作ることは必要な支援になると思います。本当に個性を大事にしたいですね!

時間を取れなくても,教科と絡めて伸ばしていくことはできると思います。
もしくは,自学自習的なこともありかなと思います。本当にやりたいことであれば,夢中になって取り組むと思うので,何か表出する機会を作ってあげたいなとは思うところです!

本日はここまで!また次回の記事でお会いしましょう!


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