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学校で習った「世界の音楽」ゆかりの地へ

中学生の時、音楽の授業で「世界の音楽に親しもう」みたいな単元があって、世界のいろいろな音楽をレコードで聞かせていただいた記憶があります。

例えばこんな曲を聞きました。

イタリアのカンツォーネ「サンタ・ルチア」

同じくイタリアの「帰れソレントへ」

フランスのシャンソン 「オー・シャンゼリゼ」

ドイツ民謡 「モルゲンレーテ」

同じくドイツ民謡 「ローレライ」

これらの曲を音楽の時間に聴いたときのことをよく覚えています。

特に有名な曲や日本人にもなじみの深い曲を選んでいただいたのだとは思いますが、「世界は広いのに、どうして全く違う国で生まれ育った人の心を打つようなメロディーを生み出すことができるのだろう?」となんだか不思議に思ったものです。

そして先生に音楽とともに写真で見せていただいた、その音楽にゆかりの地の光景が「いつかこの目で見てみたい」となんとなく頭に焼き付いていました。

縁があって海外赴任して、長い休暇が取りやすかったこともあり、海外旅行に行く機会ができました。特に音楽ゆかりの地を訪ねる意図はなかったのですが、たまたま訪ねたところが、昔、音楽の授業で聴いた曲のゆかりの地だったことが何度かあり、音楽の授業とその時見せていただいた写真の光景を懐かしく思い出すことがありました。

イタリア、ナポリの明るい光景やソレントの海岸の断崖に沿った建物。フランス、パリのおしゃれでにぎやかなシャンゼリゼ通りの光景。ドイツのライン川に沿った岩山や、ドイツ南部で眺めたアルプスの山々。

本当に音楽と光景がマッチしていているなと感じました。

日本にも日本らしい素晴らしい民謡や音楽があります。きっと世界の誰かの心を打っているのかなと思うとちょっとうれしくなります。


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