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『西アフリカ』『マールブルグ熱』

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本日は2022年7月17日にガーナ政府から発表されました『マールブルグ熱』に関しましての記事になります。

現在、致死率の高い『マールブルグ熱・ウィルス(別名ミドリザル出血熱)』は、西アフリカ・ガーナのみに限り確認されている様ですので、今の段階では安心しても良いかもしれません。

が、これも今回の「サル痘」(カニクイザル)と同じく、自然界にお けるこのウイルスの宿主は現在も不明であり、どのようにしてヒトにウイルスが伝播されるかも全く分かっておらず、ヒトからヒトへの感染は、感染者や患者の 血液、体液、分泌物、排泄物などの汚染物との濃厚接触によって感染する。手袋等の防護策で感染は防げるとされ、医療の場での空気感染による拡大はないとされている。

ただ、タイミングよく国立感染症研究所が2025年大阪万博に向け、6種類のウイルスに対しての抗ウイルス薬を創る為、人間の培養細胞や実験動物にウイルスを感染させたうえで、抗ウイルス薬を投与し、効果や安全性を調べる実験をしていますので、

もしかすると何かしらの兆候を掴んだ国立感染症研究所が、国内蔓延を想定し、動いている(抗ウイルス薬の実験を開始)のかもしれませんね。

ともかく1967年の西ドイツマールブルグに始まり、1975年、1980年、1987年、1998 - 2000年、2004 - 2005年、2007年、2008年、2012年、2014年、2017年、2021年に感染者が確認されているのですが、

現在感染拡大をしている「サル痘」は1958年に、そして今回西アフリカで感染確認されました『マールブルグ熱』は1967年と9年の誤差はあるものの、ポリオワクチンを製造する為に実験用として連れてこられたサルだったと言う共通点が有るのです。

ポリオワクチンについては賛否両論有りますが、『マールブルグ病』然り「サル痘」然り、これらの発生にサルが関与したのは1967 年の事例のみで、以後のアフリカでの発生ではサルとの接触は全く知られていない

それは、「エボラ出血熱」も同様であり、「突然発生」した、と言う事実しか判っていない様です。

そして、今回の『マールブルグ熱』も「サル痘」と同じく感染経路は不明であると、上記の記事には書かれています。

日本に入ってくるリスクは非常に低いのではないかとも思いますが、ウイルスにとっての活動期でも有りますから、海外に渡航される予定がある方は十分にお気を付けください。(森林火災もウイルス拡大の要因の一つと成り得ます)

潜伏期間は2 - 21日。(診断する上で皮膚粘膜発疹は重要な症状。)

初期症状 全身倦怠感、発熱、頭痛、嘔吐、下痢、筋肉痛、皮膚粘膜発疹、咽頭痛
1~2日後 吐血、下血、水様性下痢。
5~7日後 臀部、上肢外側に暗赤色丘疹が出現。
最終的にはDIC、ショックに至る。
症状はエボラ出血熱に似ているがエボラ出血熱よりも程度は軽いことが多い。発病後の致死率は20%以上~88%以下。



七曜 高耶


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