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4年5カ月の大恋愛を手放した話

2024年の振り返りをもうスタートしてもいいくらい、私の2024年は最初の1カ月目からとびっきり良いスタートダッシュを切っている気がする。

自分の恋愛話をすることは、あまりないのだけど、とても大切な思い出とそこから学んだことが色あせないようにここにも残しておこうかなと思う。

1月某日、仕事から帰ってきた私は4年5カ月も付き合った彼とお別れする決断をした。そもそも私がロンドンという場所を選んで移住してきたのも、数パーセントはヨーロッパに住む彼の近くに来たかったからというのが理由なのに。

29歳にもなって、ロンドンに移住までして、もうすこし我慢すれば結婚していたかもしれない人とお別れをするなんて客観的に考えたらかなりクレイジーなことをしているようにも感じて、ずるずると2024年まで引きづってしまったのだ。

インターネットで「結婚すべき男性の特徴」を調べて、彼に当てはまる項目がほとんどだから、別れるのは一旦辞めようとか。

母親に「あんたもうすぐ30歳なんだから、今別れたら次の人そんなにすぐ現れないわよ」という胸にぐさぐさくる言葉を信じているふりをしてみたりとか。

インスタで溢れる同級生の結婚式の写真や、可愛い赤ちゃんの写真を見ると、自分の人生が少しも前に進んでいないんじゃないかと思う謎の焦燥感にやられたりだとか。

でも、小さな違和感は常に心のどこかで感じていて、ここ数カ月少しずつ心のどこかにしまいこんでいた気もする。

今回、この大恋愛から私が学んだのは、心の違和感を無視するなということ。そして、心の違和感を解放するタイミングは自分が知っているからその時まで思う存分悩めばよいということ。

別に恋愛に関わらず、人生における選択の連続の中で、心の違和感を感じることって沢山あるとおもう。この人苦手だなとか、この仕事を一生つづけていいのかなとか。

でもまずは、この違和感があるな、ということを自分が認識することがとても大事な気がする。

私の場合、2023年の夏に既に違和感を感じて、彼に伝えていた。でも、その時は自分の心が「準備万端」ではなかったので、前言撤回して結局別れず、、、。

でも、今思うと、違和感をすぐに解放しなかったのが逆に良かったのだ。
最近は、ネガティブな感情はすぐにポジティブに置き換えましょうと言われることが多いけど、私は今回この違和感をポジティブに変えることなく、ただただ永遠に悩み、人に相談し、共にいることにしたのだ。

そして、それを繰り返した2024年1月某日、急に私はもう十分この違和感に向き合ったんだということに気付いて、違和感を手放す決断をすることにした。

悩みにとことん向き合うことで、私は最終的に「別れても私はたぶん大丈夫」という根拠のない自信と共に、大好きだった人を手放した。


追伸
手放すと、不思議と自分の中に空間が開いて、新しい出会いがあるもの。
次の恋愛にときめきながら、いい女になって、自分の人生を思いっきり爆走していきたい!!


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