恐怖が与えたPREASENT🎁

ある朝、”官九郎さんがコロナに感染した”というニュースを聞いて、久々にゾッとした。
こんなにも”恐怖”を身近に感じたのは久々だ。

ざわざわしたする気持ちを胸に抱きながら、とりあえず私は仕事場に向かった。
予感は的中。
その日から公演はしばらくキャンセルとなった。がっかりの気持ちはもちろんあったが、、それ以上にその後ろにあるざわざわとした感情が私の後ろ髪をずっと引っ張っていた。

けれどその時の私は、その感情に向き合うのが怖くて、一旦私は蓋をしてそっとしておいた。。

数日経って、私の心も落ち着いた。

が、、やはり以前蓋をした私の感情のことが気になって仕方ない。。

何か絶対無視してはいけないものを無視しているような気がして、。

しばらくは手付かずの日々が続いてはいたが、ようやく覚悟をして、でも一人ではやはり怖いからmiddle-note先生の元、その蓋を開けてみることにした。

中から溢れ出てくるものの正体は”恐怖の塊”だった。

”もし、、自分が感染してしまったら。。”

”もし、知らず知らずに人に移してしまい、私の大切な人や、プロジェクトをダメにしてしまったら。。”

”もし、それが原因でその人の命を奪ってしまったら。。そして、その人の大切な人達の命を奪ってしまったら。。”

いろんな思いが溢れ出てきた。。

そしてそれらは、どれだけ償っても償っても償いきれないものだった。

考えると怖くて怖く、申し訳なくて、やりきれなくて、不甲斐なくてどうしようもなくて、。。。

いつの間にか大量の鼻水と嗚咽と涙が溢れ出ていた。

”いつも強がって、怖いという気持ちを無視してごめんね。。”

私は、昔から自分に寄り添うことが苦手だ。

今もそしてこれからもずーと私の課題。

すぐに直すのはまだまだ私にはむずかしい。。

けど、、

少しずつ少しずつ自分に寄り沿っていこう。

頑固な私にこうやって見つめ直せる機会、自分を大切に周りを大切に、大切な人を、大切なことを思い出せる機会を与えてくれてありがとう。

コロナという恐怖がくれた私への、そしてきっと世界中へのプレゼント(今）だと思った。

キャリアでもお金でも仕事でもステイタスでもなんでもない。

本当に大切なものは何かを、今、たくさん教えてもらえてることに

ありがとう。

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