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米津玄師、逆にいつかとんでもない炎上をするんじゃないかって心配になるレベルの人間性

さよーならまたいつか!の話なんだけども。 さよーならまたいつか!は朝ドラ「虎に翼」の主題歌で、「虎に翼」は女性初の弁護士・裁判官となった方をモデルにしている、いわゆるフェミニズムのドラマである。超センシティブな問題だと思うのよ今これ。 で、オファーを受けた米津玄師は、まず「なぜ男性である自分なのか」から始まり、俯瞰的に描いてくれというNHKの答えに「そうなると”がんばる君へエールを”という形になるか? でもそれは無責任。自分の傾向を考えると、対象をミューズとして書くことに

    • 米津玄師が書く「うつ」の人の描写と、「うつ」の人への言葉

      米津玄師は過去に精神を患っていたことを明かしている。 それが理由かは知らないが、米津玄師の「精神的にひどく傷つき、追い詰められた者」(≒うつの人)の表現は本当にうまいと思う。私自身が長年うつなので、よりそう感じる。 筆頭が「WOODEN DOLL」である。この歌に出てくる「君」は、かなり精神を病んでいる。 「君」がどういう経緯でそうなったのかはわからないが、相当追い込まれているし、正直一度病院へ行った方がいい(真面目に、精神がしんどい時は気軽に病院に行くべきだと 経験者

      • 米津玄師のLemonと、大岡越前と、八日目の蟬

        究極の愛とは何か? ここで言う「愛」は、男女の愛、家族の愛、友愛などすべてをひっくるめての愛のことである。 私は愛とは 米津玄師のLemonの一節、 であると答える。 この歌詞を聞いて思い出すのが、大岡越前の裁判の話だ。 ざっくり言うと、 という話。 つまり、「自分が母親だ」と主張するには、子供が痛がろうが引っ張らねばならないが、子を想う本当の母親はそんなことはできなかった。 (これは旧約聖書にも似たような話がある。引っ張り合うのではなく「子供を真っ二つに割いて分け合

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