女性読者からの『戦場の人事係』への唯一の感想はきっと、全「note」への希望の光
若い頃から、僕の書き物には罵声しか寄せられたことがない。無能、非才、面白いものをつまらなく書きやがって、という、ギョーカイ内外を問わない罵声にも、まだ血気盛んな若い頃であれば、逐一、血圧を上げていた。しかし、死線をさまよい、死期を意識して生きる日々となってからは、諦念以前に、療養費用の工面と終活に忙しすぎて、罵詈雑言を含めて他人様のどんな言葉も、たいがいのものは心に届くことさえなくなった。心を打つのは、日高屋で注文した、キクラゲ炒め定食と生姜焼き定食のダブル注文が同時に届くと