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プロバスケの試合を見て

3/10(日)に友達に誘われて、初めてプロバスケの試合を見に行きました。
私自身は特にバスケ好きという訳ではなく、バスケの知識といえば昔の体育の経験(※私は球技がド下手)とスラムダンク(※圧倒的宮城リョータ推し)と黒子のバスケくらいのレベル。

軽いノリで見に行ったのですが…想像以上に楽しかった!
と同時にスポーツビジネスのCRMとの相性の良さを感じずにいられなかったので、その要素をまとめてみます。


"その場"の体験の重要性

ブランドのファン育成の文脈でよく
・限定イベントへの招待
・ファンコミュニティへの招待
を日頃クライアントさんに口では提案しているものの、改めて自身で体験してみて、その場に実際に足を運んでその場の空気を感じることがいかに大きな価値があるかを実感しました。
"その場"で得られる体験の意味についてさらに深掘ってみます。

"五感"で感じる

今やネット上であらゆる情報にアクセスできるし、情報の形態もただのテキストだけでなく、動画や音声など多岐にわたる情報に簡単にアクセスできる時代。
でもやっぱり
ネット上で見聞きする情報量(視覚+聴覚の2つ)

リアルで体験する情報量(視覚+聴覚+嗅覚+味覚+触覚の5つ全て)
では、自分に蓄積される情報の量も質も全然違う。
実際私が当日得た/感じたことは、
①視覚

  • 会場(千葉の遠いところの体育館みたいな場所でやるんだ)

  • 選手(生でみると改めて背高っ!!)

  • 試合(結構激戦の末に負けた。。悲しい。。。)

  • 観客(家族連れが多いんだ)

  • 物販(割とかっこいいのいっぱい売ってる)

②聴覚

  • 当日のアナウンス(めっちゃ解説してくれるじゃん)

  • 声援(オフェンスとディフェンス時で決まった声援があるんだ)

  • 音楽(試合中そんな流す?)

③嗅覚

  • 体育館の匂い(昔の体育祭の時おんなじような匂いだったなあ)

  • 試合中前の席から漂ってきた食べ物の匂い(買えばよかった)

④味覚

  • 試合前に屋台で食べたカレー(甘くて美味しかった)

  • 試合中に飲んだビール(うまい)

⑤触覚

  • ユニフォーム(友達が貸してくれた、割とかっこいい)

  • メガフォン(友達が貸してくれた、楽しい)

などなど、書き出したらキリがない。
もちろんネットを介してAR・VRなどかなりリアルに迫る体験ができる技術が発展してきてはいるものの、リアルの五感で感じる情報の量と質にはいつまでも勝てないだろうと思います。

"人"との思い出として記憶に残る

今回は仲のいい友達と参戦したので、私自身にとっては当日バスケの試合を見て友達と体験を共有した思い出として記憶に残っています。でもたとえ一人で参戦したとしても、その場にいる生身の"人"と絡んだ記憶として残るのは大きいと思います。
もしプロバスケの試合をテレビや動画で見たとしても、リアルの体験と比較するとどうしても"無機質"な情報にとどまってしまい、記憶に残りにくい。その場にいる選手の活躍を目の当たりにしたり、友達と感情を共有したり、観客として家族連れできている子供を見て自分も小さい時見てみたかったなあとふと考えたり、生身の人と関係する記憶の鮮度と密度にかなうものはないでしょ。

その場で得た知識がその場で答え合わせできる

冒頭に記載の通り、プロバスケも当日応援するバスケチームについてもにわかな状態で参戦したため、当日その場で調べたり聞いたりして知ることが多かったのですが、
その場で調べた選手の名前やポジションの位置をその直後の試合中に答え合わせできたり、
その場で初めて知ったファールのルールを次の同じファールのタイミングで見て次の動きを予測できたり、
試合直前に覚えた声援を試合中にずっと繰り返して声に出したり、
その場で得た新たな知識をその場ですぐに答え合わせできるのも、濃い記憶として蓄積される一つの要因なのかなと思います。
勉強も繰り返しが重要ってよくいいますが、リアルな体験はその場で即効予習→学習→復習のオンパレードですね。

デザインの重要性

その商品やサービスを好きになるかどうかに「デザイン」は絶対に重要。
今回応援したチームのアルティーリ千葉のロゴがスポーツチームらしからずかっこいい。
その日知ったばかりなのに、物販置いてあった帽子やスウェットを欲しくなったし、その日もらったパンフレットもかっこいいからなんとなく捨てられないでいます。

ファンなら部屋に飾るやつ

アルティーリ千葉がどんなに強くてもどんなに実力のあるチームでも、チームロゴがダサかったらそのロゴが入った商品を買うのをためらう人は一定数いるでしょう。
スポーツチーム側のビジネスとして、ファンにグッズの購入や他サービスの使用も促すためには、デザインがイケていることは必須です。
他のバスケチームのロゴもざっと見ましたが、アルティーリ千葉のロゴがダントツでかっこいい・・

強豪チームらしいのにその日は負けだったのが悔しかったので、また次の機会があったら次こそは勝ちゲームを見に行きたいと強く思った1日でした。

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