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【金沢旅行記】出会った優しい人たち

こんにちは。
大移動の果てに島に無事帰りつき、なんとか日常に戻ってきた感じのする今日です。

今日は三泊四日の石川県旅行の中で出会った優しい人たちについて少し書き残しておこうと思います。


ご飯やさんの多分ご店主のお兄さん

↑こちらのお店に大人5名、子供2名でお邪魔しました。(金沢到着した夜)
夫が宿の近くのお店をあらかじめ予約してくれていたのですが、これが大正解でした。

うちの次男(3才)が卵アレルギーなのでメニューであれこれ確認していたのですが、注文を聞きにきたお兄さんではなくおそらくご店主であろうお兄さんが出てきてくれてメニューについて詳しく教えてくれました。
ピザはマヨネーズが入っているからダメだけど、ほかにはこれはどうですか・・など提案もしてくれました。

そのほかにもお刺身盛合わせの出し方や、小さい子供向けのジュースの出し方、
唐揚げをわざわざ小さめにカットして出してくれたり・・。地ビールのおすすめなどなど・・。

おもてなし力レベル最強・・。

そしてお兄さんのところにも小さい男の子?がいて、うちの子は小麦がアレルギーだったんです。と教えてくれました。
でも軽かったのかいつの間にか治ってました^^と。
早く克服できるといいですね、とも言ってくれました。

そうか。だからメニューの相談に快く乗ってくれたのもあるのかもな・・。

お料理はもちろんべらぼうに美味しかったです。

お刺身ー!!!!生麩のピザーーーー!天ぷらーーー!ホスピタリティーーーー!

アメイジングジャパーーーーン!!!!(誰だよ)

と、心の中で一人絶叫したのでした。

また行きたいなぁ。


金沢駅のお土産店の可愛いおばちゃん

ひゃくまんさんという金色のダルマさんが鎮座する金沢駅内のお土産やさん。
子供向けに北陸新幹線かがやきのグッズの一角で、小鉄の我が子供たちはフィーバーしておりました。

そして夫がかがやきの子供向け靴下あったから買ったげてというのでレジに行くとレジの可愛いふくふくとしたおばちゃんがこれまたニコニコしながら
『お子さんは何名?おいくつ?』と聞くので『2名です。5歳と3歳』と答えたら
『新幹線大好きなのね!あそこのコーナーでとっても可愛らしく興奮しているから、レジにきたら絶対あげようと思っていたの』とかがやきの延伸記念とプリントされた紙袋を多めにくれました。

『新幹線好きになってくれてありがとう!来てくれてありがとう!』
と子供達に声をかけてくれました。
なんとも福のありそうなおばちゃんでした。こちらこそありがとうございます。



いきなり入ったのに子連れを快く受け入れてくれたお店と、歌手のお姉さん

その日は金沢最終日で、土日でした。

私たちは大人3名と子供2名のパーティーに人数を減らしていましたが、
お腹もめちゃくちゃ減っていました。

お店の予約をしていなかったので、どこもいっぱいで入れず・・。
よく歩き回ったので全員クタクタ、どこでもいいからどこか受け入れてくれるところは。。。なんて放浪の末たどり着いたのがこちらのお店↑。

宿泊先の近くだったのでお店の存在は知っていましたが、『パブだから大人のお店だよね、子連れじゃいけないね』なんて思っていました。

が、テイクアウトがありその前の日にウィンナー盛り合わせとトルティーヤチップスとマルゲリータを食べていたのでメニューは少なくともご飯が美味しいことは知っており、

ダメもとで大人3名と子供2名、ご飯を食べたいのですが・・・とお店を訪問したところ、店主の素敵なおじさまが快くどうぞどうぞと受け入れてくださいました。

この時点で、神様・・・と思いましたw

土曜の夜、女性の歌い手さんとギターの男性のミニライブが行われるとのことでしたが、そんな時に子連れで申し訳ねぇ・・と思いましたが
歌い手さんも子供が少しでも楽しめるようにか、ブーブー鳴る楽器を(なんだったんだろう。疲れ果てていて気にする余裕はありませんでした)鳴らしてくれたり。

私たち比較的若めの客層にもわかるようにか、
笑う犬の生活(若い人調べてみてね)のオープニング【Venus】や
【Can’t Take My eyes Off You】などメジャーな曲を歌ってくださいました。

私がノレるメンタルじゃなくって申し訳なかった・・。

そしてMCの際、夫にご旅行?どちらから?と話を振ってくださり、
夫が南の島から、と答えると『そんな遠くからー!! わぁ、ようこそ金沢へ!来てくれてありがとう』ととても素敵なリアクションをくださいました。

そして能登の震災にも言及し、
『生業を再開させるのも本当に大変だけど・・こうやって旅行に来て石川を応援してくださって嬉しい。みんなでがんばります。今日は来てくださって本当にありがとう』とお話ししてくれて。

皆さんの明日の活力になるように、と【The Rose】という歌をしっとり歌い上げてくださいました。

不覚にも、泣きそうになっちゃった。

最後まで聴きたかったけれど、子供達の体力が限界を迎えそうだったので退店。
子供に手を振らせたら素敵な笑顔で手を振り返してくれました。
ご飯もおいしかったです。


北陸の人の生の声。

【来てくれてありがとう】

と知らない人に、こんなに温かく言われたことはありません。

大変な時なのに逆にたくさん温かく接してもらいました。

私が何かこの地の為になることをしたかったのに、
その逆で・・人も自然もお食事も。私にたくさん力をくれました。

素敵なところです。金沢、石川。
今度は他の北陸県にも行ってみたいし、


その時はきっと、能登の方にも。


また、かがやきに乗って。



・・・・乗りたいけど今度はもう少し短めの距離で・・・(今回東京に空路でついたのち直ぐに東京ー金沢で乗ったので・・・)w



今日は長い記事にお付き合いいただきありがとうございます。
ことばと広告さん主宰、書く部のお題『あの旅を忘れない』のテーマもお借りしました。


能登半島地震での犠牲者の皆様のご冥福と、被災地の一早い復興をお祈り申し上げます。




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