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感想〜ヒーリング『満つる』〜

申し込んだのは3日位前。いつもどおり受けとると決めたときからヒーリングは始まっていて、ふとした瞬間にありがたい氣持ちが溢れて泣きそうになったり、心地よい揺らぎの中にいるような安心感がありました。それは多幸感や漲る自信のようなものではなく、次々に浮かぶ不安や他者評価などの雑音に左右されず、心からリラックスしている状態でした。

ヒーリング当日は出掛ける予定にしていたので、朝からヒーリングをお願いして出先で受け取るつもりでした。向かった先は2年前の夏至に訪れた場所。当初はご報告と御礼が目的でしたが、この日は私にとっても大事な節目になると感じていたので、このタイミングで同じ場所に立ち繋がり(むすび)直しをしたかったのです。

下りるはずのインターをスルーして辿り着いた場所で出会ったのは桃!桃!桃!
今回は時期が早いので出会えないと思っていたので、店イッパイに拡がる香りにテンションがあがりました(*^^*)

ネーミングでひとめぼれしたものをお買いあげ♪
最近の母の呟きが具現化。笑

こちらで桃を御供えしながら「ヒーリングを受けとります」と宣言しました。

既にけっこう受け取ってるよなぁ…とツッコんでしまったときは少し曖昧でしたが、邪念を祓って?意識し直すと胸の辺りがスッと通り顔の力がふっと緩んだ感じがありました。

その日は場所を移動して一泊したのですが、寝つきが悪く旅先ではどんなに疲れ切っていても一睡もできずに朝を迎える私が、すごくよく眠れて翌朝はスッキリ目覚めることができました。

宿泊客が私だけだったので、併設のカフェで朝ごはんを頂きながら仕込みをする女将さんと話していたら、民宿を始めようと思ったきっかけは、カフェに来たある女性の
「仕事に疲れて自然に癒やされたくて来たけど、宿の食事が毎日バイキングで…誰とも話さないんです…」という会話だったと教えて下さいました。
女将さんはその話を聞いて、
“せっかく自然に囲まれても、孤独を深めては癒やされるはずがない。だからゆっくりごはんを食べてお喋りができ、人と触れ合える場を作りたい”と思ったそうです。

こちらは夕食。
野菜たっぷりのおばんざい(*^^*)

その話を聞いて南インドのお家を初めて訪れたときのことを思い出しました。そこは富士山5合目位の場所で、散歩中にいのししやバイソンに出会うような山の中。そのときの私はしなければならないことがなく、WiFiもなくテレビもなく、急に人工的な音や情報がない世界に放り出されて途方に暮れてしまい、かえってリラックス出来なかったのです。
(そもそもリラックスしている状態すら分からなかった、今思えば人生で一番張り詰めていてぼろぼろな時期でした。。)
そのときに一緒にごはんを作って食べたり、生活としてのヨガや瞑想を通して「生きること」を教えてもらったり、たくさんのサポートをしていただいたから“今”があるのですが、特に取り留めない話をただただ聞いてもらえたことは、自分を曝け出すのが苦手な私にはとても大きなことでした。だからあの場所とそこにいる人たちは私にとって今も特別に大事なのです。

その女性はあの頃の私と同じ。

それを受けとめた女将さんの優しさに触れ、泣きそうになりました。

“あぁ、私がやりたかったことってそういうことだった”と。

未来のビジョンは今までのヒーリング(特にここ2年)を通して随分明確になっていましたが、自分自身の“望み”を含め一見バラバラだったそれら全てが初めて繋がったように感じました。
そして思いの外、そのヒントは随分前からいただいていたことにも氣がつきました。

思わぬところで思わぬ会話から氣づきを得られる。これって人と関わるからこそですよね。(今更ですが)

宿をチェックアウトして温泉の駐車場で雨が弱まるのを待っていたとき、今回のヒーリングを受けた他の方の感想を読んでちょっとだけ笑いました。
その方はヒーリング中に曼荼羅のビジョンが見えたと書かれていたのですが、私がそのとき行こうとしていたのが『曼荼羅の滝』だったから(*^^*)

『曼荼羅の滝』in 龍神村


私にはそういったビジョンは見えないし、感想を書かれていた方には多分お会いしたことはないですが、繋がってるんだなぁと楽しい氣分になりました。

2023.夏至



次回も楽しみです(*^^*)